メガネの形状記憶フレームとはいったいどんなものなのでしょうか?
私は小学校3年生からメガネをかけていますがとくにスポーツをしていなくとも、メガネを壊した経験があります。
メガネをかける人にとって、メガネが壊れることは事故のようなものでかけていれば、そんなこともあるというようなあるあるではないでしょうか。
しかし、できれば長く使いたいですよね。子供のメガネは視力低下が進むとその都度買い換えなので、そのときまでは壊さないでほしいと世の中のお母さんは切に思っているのではないでしょうか?そんな子供におすすめな形状記憶フレームについて紹介します。
メガネの形状記憶フレームとは?
スポーツをしていると、どうしてもメガネが邪魔になったり壊れたりすることもあると思います。特に子供であれば、スポーツのときだけコンタクトレンズという訳にはなかなか行かないものです。
プロのスポーツ選手の中にもメガネを使用している人もいます。スポーツ選手たちが多く使用しているのは形状記憶のメガネフレームです。そもそも、形状記憶のメガネとはどんなメガネなのでしょうか。
形状記憶のメガネのフレームを大きく曲げても、元に戻るというテレビCMなどを見たことがある人もいるのではないでしょうか。この様な形状記憶メガネは、フレームや鼻パッド部分に、形状記憶の素材を使用しています。通常のメガネと比較すると、弾力性に優れ、曲げても元に戻るので、壊れにくいという特徴があります。またフィット感も抜群です。
ベータチタンと言った軽くて弾力性がある素材を使用した形状記憶フレームは、硬く形が崩れにくい、また錆びづらいのが特徴です。
形状記憶合金を使ったものもあります。変型しても、すぐにもどに戻ります。また、丈夫であることも特徴です。形状記憶の樹脂で出来た安価なフレームもありますが、耐久以上に折り曲げてしまうと、折れてしまいます。
一般的には、ベータチタンを使った形状記憶メガネが主流になっています。
形状記憶フレームのメガネはお子様やスポーツをする人によって、激しい動きに対応できるオススメのメガネと言えるでしょう。
メガネの形状記憶フレームのメリットは壊れにくい
形状記憶フレームのメガネのメリットと言えば、壊れにくいことにあります。この様なメガネは、とても軽いため、鼻が痛くなることもありません。またフィット感も抜群です。曲げて見ると、逆方向まで曲がるという柔軟性にかなり優れているものもあります。
メガネをかけている子供に、メガネを大切に扱う様に伝えても、それは難しいことです。子供にとってメガネは所詮視力を矯正して、生活を快適にしてくれるもの、道具という考え方でしかありません。快適になれば、その存在を忘れることもあるでしょう。
かけていることを忘れて夢中でスポーツに打ち込んだり友達と遊んだり、外してその辺りにポンと置いて、気づいた時には何かの下敷きになっていたなんてことも、良くある話だと思います。
子供のために結構な値段のするメガネを購入したにもかかわらず、しょっちゅう壊されてしまっては、親としては堪ったもんじゃありません。
そんなときこそ、この壊れにくい形状記憶フレームのメガネは力を発揮するのです。メガネが壊れそうという瞬間は、幾度となく発生するのが子供です。そんな時でも慌てることもなく、無事にメガネが元の状態で存在するのであれば、買い替えたりする心配もなくなるでしょう。
メガネの形状記憶フレームのデメリット
そんな形状記憶のメガネフレームですが、もちろんメリットばかりではありません。デメリットもあります。
素材においては、ベータチタン、形状記憶合金、樹脂などが主なものになります。一般的なベータチタンのフレームは良質であるため、高価になります。
また形状記憶合金は、曲がりには強い反面、劣化しやすく、重いという特徴があります。樹脂フレームは、軽いのが特徴です。大きく曲がる柔らかいものもあれば、あまり曲がらない硬いものまで、硬さは様々です。耐久以上に折り曲げてしまうと、二つに折れてしまうこともあります。
柔軟性のある形状記憶のフレームと一言で言っても、素材は様々なので、良く考慮して選ぶべきでしょう。
顔へのフィット感は、それぞれです。硬さはその形状記憶メガネのフレームによって変わります。ですが、柔らかすぎると、かけた時に緩いと感じることもあるでしょう。
通常のメガネはモダン部分で耳にかかる角度を調整したり、つるを曲げてこめかみのフィット感を調整しますが、形状記憶の為、調整しても元に戻ってしまいます。
柔らかいからと言って、落ちてこないとは限りません。素材やかけ心地、耐久性からしても、必ず形状記憶のフレームがいいという訳ではないのです。
しかし、スポーツをする方や動きの激しいお子様やなどは、この様な柔らかいフレームが適していると言えるでしょう。メリットとデメリットをしっかりと理解して使用することが大切になります。
子供に形状記憶フレームをおすすめするのは壊れにくい事とケガをしにくい事
子供は遊んでいたり、走ったりする中で、転んだりどこかに顔をぶつけたり、そんなことは日常茶飯事です。場合によっては、顔から転んでしまうこともあるかもしれません。
そんな時、通常のメガネであれば、破損し、その破損したメガネで更に怪我をしてしまうということも考えられます。
形状記憶フレームであれば、メガネが柔らかい為、壊れにくいだけでなく、顔を守ってくれることもあるのです。激しい転び方であれば、もちろん、形状記憶フレームであったとしても、無傷という訳にはいかない場合もありますが、致命的に壊れるということはないでしょう。
もし、メガネのレンズがガラスだったり、ツルが硬いもので、破損時にどこかに刺さったする心配を考えれば、柔軟性のあるメガネであることが、良い選択と言えるでしょう。
子供はどこで転ぶか分かりません。どこにぶつかるかも分かりません。それだけ動きが激しいということです。柔軟性のある丈夫な形状記憶フレームであれば、壊れにくいというだけでなく、ケガをしにくいという事も考えられるのです。
壊れなければ、買い替えたり修理をしなくて済むという利点もあります。それと同時に顔を守ってくれる効果も期待できるのです。。ボールが顔に当たったり、思いがけず転んだりすることは、スポーツをしているお子さんには日常茶飯事だとおもいます。いざというときのことを考えて見ても、柔らかい形状記憶フレームはオススメなのです。
メガネの形状記憶は子供だけでなくこんな人にもおすすめです
疲れてソファーでテレビを見ていたら、ウトウトしてそのまま眠ってしまったなんて経験をお持ちの人もいるでしょう。
布団に入って、ベッドで読書やスマホを見ていたら、そのまま朝まで寝てしまったなんて人もいるかも知れません。実は、メガネを壊した事のある人の1/4程度が、メガネをかけたまま寝てしまった事が原因だと言うのです。
バスや電車などの移動中に、ついウトウトと眠ってしまうこともあるでしょう。疲れて帰って来て、そのままメガネをかけて寝てしまったなんてこともあるかもしれません。うたた寝して、つい、床や枕元にメガネを置いてしまい、知らない間に踏んでしまいメガネが壊れてしまうということも、考えられることです。
朝起きたら、ツルが折れていたなんてことになればショック以外の何物でもありません。メガネをかけたまま寝てしまうと、寝ている間にメガネは自分自身の頭や身体に押し潰されます。一般的なフレームはあなたが思うほど意外と丈夫ではないのです。極度にかかる力に耐えられず折れてしまうこともあるでしょう。
しかし、形状記憶のメガネフレームであれば、曲がることは合っても、折れることはホドンどありません。
とは言え、レンズは形状記憶という訳にはいきません。フレームがどんな柔らかくても、レンズを駄目にしてしまうことも考えられます。丁寧に扱うことを心がけるべきですが、柔軟性に優れているという点では、選ぶ候補に入れるのもよいでしょう。
形状記憶フレームのメガネは、激しく動く子供や、スポーツをする人だけのものとは限りません。大人のあなたにもオススメと言えます。長く使いたい、かけ心地や装着感の良いものがほしいという人には最適なアイテムと言えるでしょう。