メガネフレームの正しい選び方。似合うフレームを見つけるルールとは?

最終更新日:2019/01/07

メガネのフレームにはたくさんの種類があり、自分に似合うメガネを探すのは難しいですよね。

フレーム選びに迷った時には、輪郭に合わせたフレームを選ぶのがおすすめです。
そこで、輪郭別に似合うフレームの選び方をご紹介します。

新しいメガネが欲しいと思って、メガネ屋さんをちょっとのぞいてみたいなと思っても、あまり気軽に立ち寄れないと感じる方も多いと思います。
しかし、いろいろなフレームを実際に掛けることによって、本当に似合うメガネが見つかるはずです。

メガネの代表的なフレームの種類

主なメガネのフレームの種類をご紹介します。

  • 丸いラウンド
    正円に近い丸い形です。
    大きめのフレームが多く、こなれた感じのメイクやファッションに合わせやすいです。
  • 楕円系のオーバル
    ラウンドよりも少し縦幅が狭くなった楕円や卵型の形です。
    優しく見えるので女性の方が合わせやすいです。
  • 長方形のスクエア
    長方形のスクエアは縦が短め、横に幅はある四角です。
    知的なイメージになります。
  • ボストン
    ファッションの1部として女性に人気のあるボストンは丸みのある逆三角形に近い形です。
  • ウェリントン
    深めの逆台形に近い形をしています。
  • フォックス
    つりあがったような形のフォックスはアメリカの女性を中心に人気が出ました。

それぞれメガネをかけた時の印象が変わるので、ご自身に合ったものを探しましょう。
お次は輪郭から似合うメガネの選び方をご紹介します。

似合うメガネフレームの選び方は輪郭から選ぶ

自分の好みや、その時々で流行っている形のメガネを選んでしまう人が多いですが、ご自身の輪郭などと合っていないと、アンバランスに見えて、目などの顔立ちや輪郭が不自然に見えてしまう事があります。

  • 丸顔
    縦幅が浅いものを選ぶ事によって視点を上に向けることが出来ます。
    同様な理由で、「ナイロール」や、「縦幅の浅いウェリントン」、「スクエア」などがおすすめです。
  • 逆三角形
    逆に視点を下に向けたいので、縦幅が深いものを選びましょう。逆ナイロール(アンダーリム)も視点が下に向くのでおすすめです。
    形では、大きめの「ラウンド」や深さのある「オーバル」などがいいでしょう。
  • 面長
    こちらも縦幅が深いものがいいでしょう。
    形では「ウェリントン」や「ボストン」がいいでしょう。
  • 四角
    こちらも縦幅が深いものがおすすめです。
    大きめもの、フレームが太目のものなどはっきりしたものがおすすめです。
    形では、「ラウンド」や「ボストン」「オーパル」など、ハッキリしたフレームなら似合う形が多いです。

また、人それぞれ黒目の位置が違うので、黒目の位置も意識しましょう。

メガネのフレームは黒目の位置を意識した選び方

メガネのフレームを選ぶ時に、形や好み、なりたい印象に合わせる事も大切ですが、ご自身の黒目の位置に合わせる事はとても大切です。

レンズの真ん中辺りに黒目が合うメガネを選びましょう。

  • 黒目の位置よりもレンズの位置が下がっている場合
    頼りないような印象や、疲れた印象を与えてしまいます。
    下がってくるなら、鼻パットが付いているメガネが調整できるのでおすすめです。
    ズレ落ちないように貼るパットや、お気に入りのメガネにも鼻パットを付けることが可能なものもあります。
  • 黒目の位置よりもレンズの位置が高い場合
    メガネの鼻の幅が狭いことが考えられます。
    広さの調整できるものはしてもらうなどして、ブリッジの広いものを選びましょう。
  • 黒目の位置よりメガネが内側に入っている
    メガネが小さかったり、黒目と黒目までの間の距離が広い場合は、目が離れているように見えてしまう原因になるので、横幅があるメガネ、もしくはブリッジの幅があるメガネを選びましょう。
  • 黒目の位置よりメガネが外側にはみ出ている
    メガネが大きかったり、黒目と黒目までの間の距離が狭い場合は、寄り目に見えてしまう原因になります。

横幅の小さいメガネ、もしくはブリッジ幅が狭いメガネを選びましょう。

黒目の位置は見た目に影響が大きいですが、視力にも悪影響を与えてしまう場合もあります。

メガネ屋さんでしっかりと黒目と黒目までの間の距離を測ってレンズを作っているので、下がってくるようになったりしたらフィッティングしてもらいに行きましょう。

また、ご自身に合うメガネの大きさを後ほどご紹介しますが、レンズの色によっても印象を変える事も可能な事はご存知ですか?

気になるところをカバーする事も可能ですので、ぜひ取り入れてみましょう。

メガネにカラーを入れるとこんな効果も!カラーの選び方

メガネのカラーと聞くと、サングラスのような濃いカラーを思い浮かべる方も多いですが、薄くレンズにカラーが入っていると、眩しさ軽減効果だけではなく、肌などの気になるところをカバーできる効果もあります。

メガネをしている時にバッチリメイクをしてしまえば、いつもよりも濃く見えてしまったり、違和感を与える事になってしまうので、ナチュラルメイクがお勧めです。
化粧落ちもしやすくなるので、メイクを薄めにして、カラーで印象を変えてみましょう。

  • 肌の透明感が欲しい方
    頬の赤味が気になっていたり、くすんでいるのを自然とカバーし、透明感がある印象を与えてくれるのは、「ブルー」や「グリーン」系の色です。
  • 顔立ちを立体的に見せたい方
    「ブラウン」や「グレー」系の色は、自然な影が出るので目元を引き締めてくれます。
    お顔に陰影が出る事でシャドー効果が期待できます。
  • 健康的な血色感がほしい方
    肌を明るく血色感があるように見せる効果があるのは、「ピンク」や「オレンジ」系です。
    チークと同様の効果が期待できます。
    また、「イエロー」や「ブラウン」系はコントラストをハッキリさせる効果があるので、乱視がある人など見えやすくなる人もいます。

ご自身に合った欲しいメガネのイメージが分かったら、実際にメガネ屋さんでかけてみましょう。
選び方のポイントをご紹介します。

メガネ屋さんでの上手なフレームの探し方のポイント

先ほどまで、輪郭別に似合う選び方や黒目を合わせる重要性をご紹介しましたが、実際にメガネをかけてみないと分かりません。

似たような形のものでも、実際にかけてみたらそれぞれで印象が変わってきますので、色々かけてみましょう。

まだ買う予定がなくても、店員さんからのアドバイスをもらったりしながら、とりあえず色々とかけて選んでも大丈夫です。

  • 大きさ
    メガネのフレームを選ぶときは、眉からアゴまでの長さの3分の1の長さと、フレームの縦幅と同じ位を選びましょう。
    幅は、顔の幅と合わせます。
    少しくらいなら狭めでも大丈夫ですが、逆に広いフレームで大きくはみ出してしまえば、その分、寄り目に見えてしまいます。
  • フレームのカーブ
    メガネのフレームの上側は、眉のラインのカーブに合わせましょう。
    下側はフェイスラインに合っていると更に自然な印象で違和感が少なくなります。
  • 目と目の間の距離
    ブリッジサイズの幅と、目と目の距離も合わせましょう。
  • 鼻の形
    ブリッジが真っすぐのものは鼻を小さく見せてくれる効果があります。
    逆にアーチ型だと高く見せたり大きく見えたりする効果があります。
  • 目の大きさ
    近視の型は特に、メガネをかけて目が小さく見えてしまう事が気になるかと思いますが、レンズが小さいものは目を大きく見せてくれる効果があります。
    逆にレンズが大きいものは余白が目立つので、目が小さく見えてしまいます。
  • 全体のバランス
    鏡で、全身のバランスや正面以外からの角度の見え方などもチェックしながら、色々なものをかけてみましょう。

素材や形、色、ちょっとした大きさの違いやフレームの太さによっても、全然印象が変わってきますので、いくつか気に入ったものがあったら、鏡の前で合わせながら消去法で選ぶといいかもしれません。

友人や店員さんの意見も聞くといいでしょう。

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