ウェリントンとボストン、二つのメガネの違いについて知りたい

最終更新日:2019/09/27

メガネのフレームには数多くの種類がありますが、その中でもウェリントンとボストンは人気の高いメガネの種類です。
しかし、この二つのメガネ違いについて即座に答えられる人は多くはないのではないでしょうか。
それぞれの特徴や良さを知ることで、自分自身がどちらのメガネを選べば良いのかの判断材料になるはずです。
また、同じ形のメガネでも、フレームの素材や太さなどでも印象が変わってきますので、その辺りも考慮したメガネ選びをしましょう。

メガネのウェリントンとボストンはどう違うのか、ウェリントンの特徴

私はかれこれ20年以上メガネをかけています。使用してきた眼鏡の本数は7~8本くらいでしょうか。

メガネが見えづらくなったりコーティングが剥がれたりテンプルが折れてしまって新しいメガネを作ってきましたが、メガネを選ぶ時には店頭でなんとなく気に入った形のものを選んでいました。

メガネのフレームの形

実に様々である事は知っていましたが、その形がいくつかの種類に分類されて名前が付いていることは最近知りました。

  • スクエア
  • ラウンド
  • オーバル
  • ブロー
  • フォックス

などは英語にから名前が付けられたのであろうと名前を聞くと形も想像できます。

しかし、「ウェリントン」と「ボストン」に関しては名前から形が想像できません。

ウェリントンは台形を逆さにして角に丸みをつけて2つ並べたような形

「ウェリントン」は最もメガネらしい形をしていて誰にでも似合いやすい形であると言われています。メガネの絵を描くと「ウェリントン」の形を描く人は多いでしょう。
メガネの正統派の形なだけに真面目で誠実なイメージになります。知的差も醸し出されます。学校やビジネスで使用するのにピッタリな形です。

メガネのウェリントンとボストンはどう違うのか、ボストンの特徴

「ボストン」はおにぎりを逆さにして2つ並べたような形をしています。「ウェリントン」よりも角張りが少なく優しい印象になります。

堅く見られがちな印象を和らげたい場合は「ボストン」がお勧め

私の過去のメガネ達を並べてみるとみごとに全て「ウェリントン」でした。

学生の頃は学級写真に写ると「先生みたい」と言われ、職場ではベテランでもないのに「ベテランみたい。風格がある」などと言われてきました。

これは知的で真面目に見えるという「ウェリントン」効果だったのかもしれません。

真面目に見られるのは良い事なのかもしれませんが、堅くて面白みのない人間と思われている可能性もあります。

次にメガネを購入するときには「ボストン」にしてみようかと考えています。今までとは違ったイメージになれるかもしれません。

ウェリントンとボストン、どちらのメガネを選ぶかはココで決めよう

私の顔は面長の形をしています。「ウェリントン」はどんな顔の形にでも似合うのですが、その中でも特に面長に似合うのです。
フレームの形について何も意識していなくても私はずっと「ウェリントン」を選んでいたので、納得がいきます。

「ウェリントン」には適度な角張りがある

丸みのある輪郭の顔に似合います。

「ボストン」は「ウェリントン」よりも丸みの強い形なので角張った顔の形に似合います。

どちらのメガネにするか迷った場合には、顔の輪郭が丸系の方は「ウェリントン」を、顔の輪郭が四角系の方は「ボストン」を選ぶと良いでしょう。

「ウェリントン」「ボストン」もレンズの部分の縦の幅が長めなので、面長の顔に似合います。もし顔の縦の長さが短い顔の場合にはレンズの縦の幅が短めのフレームを選ぶと良いでしょう。

同じメガネでも、フレームの素材で印象は大きく変わります

私がこれまで使用してきたメガネはどれもプラスチック素材のフレームでした。

プラスチック素材と言っても様々な種類に分かれています。
私はいつも曲げても壊れづらい柔軟性のあるフレームを選んでいました。ちょっとメガネを外して置いて、うっかりと踏んづけてしまったりする事があるためです。

先日は子供がメガネで遊んでテンプルを90度折り曲がる方向とは反対側に曲げていましたが壊れませんでした。壊れづらいめがねはとても心強いものです。

プラスチック素材は色の種類も非常に豊富

フレームの太さも太いものから細いものまで様々です。価格は安めです。
そのため手軽にメガネのファッション性を楽しむ事ができ、若い世代の人々に人気があるようです。

金属のフレームは価格が高め

そして非常に耐久性に優れています。ビジネスなどでは落ち着いた金属フレームのメガネは誠実感と真面目さを醸し出して良いでしょう。

最近では耐久性に優れていて、豊富な色の種類があり素材感にもこだわった樹脂製のフレームも登場しています。
店頭で手にとってかけてみて、それぞれの素材の特徴を店員さんに聞いて決めると良いでしょう。

「リム」ってご存知ですか?メガネの印象を大きく変えるポイントです

メガネのレンズの周囲の部分を「リム」と言います。

私は現在レンズの上半分だけフレームがありレンズの下部はナイロールの糸で吊った「ナイロール」のメガネを使用しています。メガネをかけ始めた頃はレンズの周囲全体にリムのある「フルリム」を使用していましたが、ここ最近の2~3本は「ナイロール」にしています。

ナイロールメガネの特徴

レンズの下部の「リム」が無いので、顔の中でメガネが占める存在感が適度に薄れます。メガネを強調したくない場合に良いでしょう。
「リム」がレンズの下部にだけあり上半分が「リム」無しの「アンダーリム」もあります。アンダーリムは視線がレンズの下部に行くので、眉の形が良いので隠したくない場合等に良いでしょう。

「リム」が無い「ツーポイント」

メガネの存在感が非常になくなります。

私も使用したことがあるのですが、今思うとあまり似合っていなかったように思います。私は面長なのでメガネの存在感が適度に無いと顔が間延びして見えていたためです。

メガネはかけて見て選びましょう。

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