セルロイドのメガネは修理ができない?修理可能な場合もあり!

最終更新日:2019/09/07

セルロイドのフレームが可愛い!好みという方は少なくないですよね。しかしセルロイドのメガネは修理ができないと聞きますが本当でしょうか?

そこでどのような修理だとNGなのか、修理が可能な場合についてもご紹介をいたします。
またメガネ店で修理を断られる場合、どのような理由があるのかについてもご紹介をいたしますので、ぜひ参考にしてください。

セルロイドメガネの修理無理?比較的修理が可能な場合

カラフルで遊び心のあるデザインが多いセルロイドフレームのメガネは、とくに若い年代からの人気が高く、中高生の多くが愛用しています。金属製フレームと比べると、値段が手頃なこともあり、若い世代だけでなく、色やデザイン違いでセルロイドフレームのメガネを何本も使い分けているという、おしゃれな中高年の方々も数多くいらっしゃるようです。
陶器よりもプラスチックのコップのほうが割れにくくて丈夫なのと同様に、セルロイドのようなプラスチックでできたメガネのフレームは、金属製よりも丈夫にできているように感じるかもしれませんが、実は案外壊れやすいものです。とくに、スポーツをされているお子さんをお持ちのご家庭では、メガネが壊れてしまうたびに頻繁に買い換えているという声も耳にするほどです。

セルロイドのメガネが壊れてしまったら

メガネが壊れてしまった場合は、まずは購入されたメガネ店に相談してみましょう。一般的には金属製よりも修理が難しいとされるセルロイドのメガネですが、壊れた箇所次第では修理できる可能性もあります。

比較的小さな衝撃でも折れてしまいやすいメガネの丁番ですが、こちらは壊れてしまったからと諦めて買い替える前に、まずはメガネ店に修理を依頼することによって、綺麗に修復できることも多いようです。

セルロイドメガネが壊れたら自分での修理はNG

安さがウリのひとつでもあるセルロイドフレームのメガネですが、フレーム自体が折れてしまった場合であっても、自分で修理するのはあまりおすすめできません。

セルロイドメガネのフレーム修理はプロに任せるのが吉

メガネが真ん中から真っ二つに折れてしまったり、片方のつるが折れてしまった場合、とりあえず接着剤で付けてしまえば直るのでは?と思われる方も多いかもしれません。しかし、仮に一時的に自己流で修理してしまうと、やはりその部分はどうしても弱くなりますので、外出先で再び折れてしまったり、予想以上に繋いだ跡が目立ってしまって、結局使わなくなってしまったりするものです。
予備のメガネがない状態で、すぐにメガネ店へ行くことができない状況であれば致し方ありませんが、セルロイドフレームのメガネが壊れてしまった場合は、可能であれば早めにメガネ店に持ち込み、修理可能かどうかを判断してもらうようにしましょう。

セルロイドのメガネが修理不能な場合について

メガネのフレームがポッキリと折れてしまった場合、金属製のフレームであれば、メガネ店に修理を依頼することによって、折れた箇所を接合してもらえる可能性が高いのですが、セルロイドフレームの場合は、そういう訳にはいかないのです。

セルロイドメガネの修理はフレームごと交換が基本

セルロイドのメガネのフレームが折れてしまった場合、通常はレンズのみを生かして新しいフレームに付け替えるか、折れたパーツだけを新しいものと交換するという処置が取られます。もしも、まだ買ったばかりのメガネだった場合は、新しいフレームに買い換えるのはもったいない気もしますが、たとえ折れた箇所を上手く繋いだとしても、セルロイドの場合はその部分に何らかの力が加わることで、再び折れてしまう可能性が高くなるため、そのまま使うことは難しいのです。

また、使い始めてから数年経過したセルロイドフレームが折れた場合は、フレーム自体の劣化が原因となっていることが考えられますので、パーツ修理ではなく新しいフレームに交換するように勧められることもあるようです。

セルロイドのメガネを修理してくれるお店を探そう

セルロイドのメガネは修理が難しいことについてはすでにお伝えしましたが、古くからメガネの修理を請け負っている老舗メガネ店の中には、セルロイドフレームが折れてしまった際にも修理を行ってくれるところもあるようです。

愛用のメガネを蘇らせてくれるお店を探そう

フレームが折れて使い物にならなくなったメガネも、修理を専門に行っているメガネ店であれば、綺麗に直してもらえる可能性はあります。ただし、必ずしもすべてのメガネが修理可能なわけではないため、まずは実物をメガネ店に持ち込み、修理ができるかどうかを確認する必要があります。

また、折れたフレームを直してもらう際には、当然のように修理費用が発生します。もしもお使いのメガネが安いセットメガネだった場合、修理代を考えると新たにメガネ一式を購入したほうが安く済むケースもありますので、そのへんも考慮しておきましょう。

セルフレームの折れ以外の修理について

普段からメガネを使っていると、フレームの歪みや鼻当て部分の汚れなどが気になってくるものです。とくにお子さんがお使いのメガネについては、頻繁にかけたり外したりを繰り返したり、片手でメガネを着け外しすることなどによって、どうしてもネジのゆるみが出てくるため、そこからフレームの歪みにつながりやすくなります。

セルロイドメガネの調整はメガネ店へ

金属製フレームのメガネと比べると、セルロイドのメガネの寿命は短く、せいぜい長くても5年ほどだと言われています。もしも、お使いのメガネに歪みが生じやすくなってきたと思ったら、メガネ自体の買い替えも検討されることをおすすめします。

また、長年使っているうちに、フレーム自体に艶がなくなってきたと感じる場合は、メガネ店にて機械を使って磨き上げてもらうことで、元のような艶を取り戻すという方法もあります。

メガネの調整を怠ると、見え方にも大きく影響してきますので、セルロイドのメガネに関わらず、定期的にプロに調整をお願いしてみてはいかがでしょうか?

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