【メガネの修理】フレームについているネジ紛失の費用や修理方法を解説

最終更新日:2019/09/06

メガネのフレームが緩んでいると思ったら、よく見るとネジが取れている!すでにネジ紛失!なんてことがありますよね。

こんな時はすぐに修理をしてもらうことをおすすめします。そこでネジ紛失の場合のメガネ修理の費用、また自分で修理をする場合の方法と注意点についてもご紹介いたします。
またやってはいけない対処方法についても紹介をしますので、参考になさってください。

メガネのネジ紛失による修理、費用について

普段からメガネを使用していると、ついついネジが緩んだまま使い続けてしまうケースもよくありますよね。メガネのネジは、少し緩んでいるくらいであればとくにそのまま使っても困りはしませんが、いざ問題となるのはネジ紛失の事態に陥った時です。

メガネのネジ紛失は一大事

それが自宅にいる時であれば、とりあえずスペアのメガネで代用できますが、万が一出先で、しかも車の運転を伴うタイミングだった場合は、早急にネジを付け替える必要が出てきます。実際に私も、過去にそのような事態に陥ったことがあるのですが、夜間だったこともあり、マニュアル車にも関わらず片手でメガネを抑えながら、なんとか帰宅した覚えがあります。

メガネのネジ紛失といった緊急性の高いケースだけでなく、メガネ使用時全般に渡っての不具合が起きた場合、本来であれば購入した店舗に持ち込むのが理想です。簡単に修理が可能な状態であればすぐに直してもらえますし、たとえ修理に日数を要する場合でも、保証の対象期間内であれば無料で行ってもらえるという利点もあります。

近年ではメガネも自分で度数さえ分かれば、インターネットで購入することも可能になりましたので、購入した実店舗が存在しないというケースもありますが、よほど特殊なネジや加工が施されていない限りは、メガネを購入した店舗以外でも、無料で直してもらえることが多いようです。

ネジ紛失のメガネ修理にも費用がかかる場合もあります

基本的には、ネジ紛失のメガネをメガネ店に持ち込みさえすれば、無料でササッと直してもらえますので、費用に関しての心配はしなくても良いかと思います。メガネ店側からすれば、もちろん自分の店でメガネを購入してくれたお客さんに対しての、アフターサービスの一環として修理を行ってくれるわけですが、たとえ他の店で購入したメガネであっても、ネジ紛失という危機を助けてあげることによって、今後自分の店の顧客になってくれる可能性が生まれるのであれば、メガネの修理はそのための初期投資だと言えるのかもしれませんね。

メガネのネジ紛失時の修理には例外も

一方、メガネに特殊なネジが使われていたり、ネジの在庫がなくて取り寄せとなるような場合には、修理自体にいくらかの費用がかかるだけでなく、修理を終えるまでに日数を要することもあります。

ネジ紛失のメガネ修理を自分で行う場合

メガネのネジ紛失は、普段から常にメガネをかけて生活している方にとっては、何よりも早急に対処しなければならない事態ですが、近くにメガネ店がない地域にお住まいの方や、時間的にわざわざメガネ店へ出向く余裕がないという場合には、自分で修理をすることも可能です。ただし、こちらはあくまでも応急処置としてに留め、後日改めてメガネ店で調整してもらうことをおすすめします。

自分でメガネのネジ修理を行うには

  • 別のメガネのネジを付け替える
  • 100円ショップで代わりのメガネを購入する
  • メガネ専用のネジを購入する

メガネ用のネジは数種類あり、どの部分に使われているかで使うネジは違ってきます。もしも自宅でネジ紛失に気付いた場合は、すでに使わなくなった古いメガネから、必要なネジを外して付け替えるというのが、一番手軽に行える修理方法です。

他に使っていないメガネを持ち合わせていない時や、家から離れた場所でネジ紛失に気付いたものの、近くにメガネ店がない場合などは、100円ショップで伊達メガネや老眼鏡を買って、ネジだけを流用するという方法もあります。

今後もネジ紛失の可能性がないとも限らないということを考えると、この機会にメガネ用のネジが数種類入ったネジセットを購入するという選択肢もあるかと思います。

メガネを自分で修理する際に気をつける点

ネジ紛失のメガネを自力で修理する場合は、新しいネジだけでなく、小さなネジも回すことができる、先端の細い専用ドライバーも必要になります。

専用ドライバーとは言え、こちらも100円ショップなどで購入することが可能です。何本かがセットになった精密ドライバーがあれば、メガネ以外のネジにも対応しているため、1つあるといろいろと使えて便利ですよ。

ただし、しょっちゅうメガネのネジを締め直す手間を嫌って、うっかり強い力で強引にネジを締め付けてしまうと、ネジの頭を潰してしまう恐れがあります。そうなると、今後は自分で簡単にネジだけを締め直すということが難しくなるため、作業には慎重さが求められます。

万が一ネジの頭が潰れてしまったとしても、専用の工具さえあればネジを外すことはできますので、まずはメガネ店に修理を依頼しましょう。細かい作業が苦手な方は、自分で修理するよりも、定期的にメガネ店でネジを締め直してもらったほうが安心かもしれませんね。

自分でネジ紛失のNGな対処方法

メガネのネジ紛失の際の応急処置として、ネジの外れた部分に接着剤を使って固定するようなことは、メガネの寿命を縮めることにつながりますので、絶対にやめてください。

そもそも、メガネのネジが緩みやすくなっているということは、ネジ自体を交換する時期だとも言えます。長期間に渡って使うことで、ネジを受け止める側が変形していたりすると、いくらネジを締め直したところで、またすぐに緩んでしまうため、あまり意味がないのです。

正しい角度と距離感でメガネを使用しないと、目の健康にも悪影響を及ぼしかねませんので、たかがネジの緩みと侮らず、定期的に店舗に持ち込み、調整をしてもらうのが一番賢い使い方だとも言えます。他にも、片手でメガネを着け外ししたり、頻繁に折りたたんだりすると、フレームの歪みやネジの緩みが起こりやすくなりますので、レンズの汚れだけに留意することなく、なるべく両手で丁寧に扱うようにしましょう。

視力が極端に悪い方にとっては、愛用のメガネのネジ紛失は、できるだけ避けたいものですよね。万が一のケースを想定して、スペアのメガネを持ち歩くというだけでなく、ネジを紛失した際に焦らないように、対処法をぜひ覚えておいてくださいね。

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