長年かけると地味になると言われてきた眼鏡ですが、今は眼鏡はおしゃれアイテムのひとつとして認識されています。
そのため、本来は視力が悪くない人も伊達眼鏡をかけているということも珍しくありません。
しかし、度の入っていないレンズをつけたままにしていると、曇ったり汚れがついたりなど、意外に煩わしいものです。
そんな場合に行うのが、レンズを取るという行動ではないでしょうか。
とはいえ、フレームにぴったりくっついているレンズを無理やり取るというのは、少し気が引けるというひとも多いのではないでしょうか。
そんなちょっとだけ悩む伊達眼鏡のレンズの取り方や、レンズを取らないほうが有効になる伊達眼鏡の種類などについてご紹介いたします。
伊達眼鏡のレンズを取るなら、リスクを覚悟で行いましょう
伊達眼鏡には度の入っていないレンズ有りのものと、レンズなしで完全にフレームだけのものと2パターンあります。レンズなしの伊達眼鏡にしたい場合は、最初からレンズがついていない眼鏡を選ぶか、元々レンズがついているものから自分で外すという方法があります。
伊達眼鏡のレンズを外すこと自体は意外と簡単です。
親指でぐっと力強くレンズを押しながら、他の指で周囲のフレームを広げるよう力を入れると、外れます。結構しっかりとした力が必要です。(※もし外れない場合は、次で紹介する項目を見てみてください。)
念のためレンズを取る前に、気をつけておくべきことをチェックしておきましょう。
一回外したレンズは元通りにできない
自分で元に戻すことはかなり難しいので、元に戻すということは想定していない時にやってください。指で押す時にレンズを傷つけたりコーティングを剥がしてしまう可能性があるので、レンズを再利用したい時も力加減には注意してください。
フレームが歪む可能性がある
眼鏡のフレームは繊細なつくりで、ちょっとした衝撃で歪んでしまいます。この場合も力技でレンズを取るので、フレームが歪んでしまう可能性があります。そのためブランドものや高級もののフレームでレンズを外すことはおすすめしません。
フレームは雑貨屋で探すのがおすすめ
安い値段でフレームを手に入れたいのなら、眼鏡屋よりファッションビルなどに入っている雑貨屋で探すのがおすすめです。雑貨屋に売っているのは眼鏡というよりサングラスが多いですが、サングラスという括りで売られている中にも、大きすぎないものや透明レンズのものが売られていたりします。ファッション伊達眼鏡であれば、その中から探してみると好きなデザインを見つけられやすいです。
伊達眼鏡のレンズが上手く外れない時は、他の取る方法を試しましょう
レンズがなかなか外れない時は、以下の方法を試してみましょう。
厚みのある部分を押す
通常眼鏡のレンズは中心に向かってなだらかに弧を描いています。中心部分を押すより、厚みのあるサイドの部分を押した方が外れやすくなります。
伊達眼鏡のフレームを温める
ドライヤーなどでフレームを温めて柔らかくして、レンズを取れやすくする方法です。温めすぎて高温にしてしまうと、フレームが変形してしまう可能性があるので注意してください。
眼鏡屋さんに持っていく
一番安全な方法なのが眼鏡屋さんに持っていくことです。眼鏡の特徴を熟知している眼鏡屋さんなら、眼鏡を傷つけることなくレンズを外してくれるでしょう。店舗に持っていって相談してみましょう。
レンズを取るのはもったいない!目に優しい伊達眼鏡を買おう
今、眼鏡のレンズには様々な機能がついたものが開発されています。
レンズなしの伊達眼鏡より、目に優しい伊達眼鏡を作ってみるのもおすすめですよ。
- ブルーライトカット機能
スマホやPCの照明には、目を疲れやすくさせたり身体に影響を及ぼすブルーライトが入っています。スマホやPCを日常的に長時間扱うなら、ブルーライトカット機能をついたものを選んでみてはいかがでしょうか。ブルーライトは体内時計にも影響して睡眠のリズムを乱すとも言われているため、睡眠効率が悪くてお悩みの方にもおすすめです。 - UVカット機能
協力な紫外線は皮膚だけでなく眼にも入りこみ、眼病を引き起こしてしまうおそれがあると言われています。しかし眼に日焼け止めは塗れませんので、UVカット機能のついたレンズにして紫外線予防をしましょう。帽子や日傘よりUVカット効果が高くなります。紫外線は季節問わず一年中発生しているので、ずっとかけていられる伊達眼鏡ならぴったりです。
伊達眼鏡の一番の魅力は、その価格の安さです
ファッションの傾向に合わせて
伊達眼鏡はシンプルな着こなしにも、個性的なおしゃれにも幅広く似合います。自分のその日のファッションや髪型に合わせて付け替えたら、毎日違った自分に出会えそう。
顔の形に合わせて
伊達眼鏡はコンプレックスも隠すことができる優秀アイテム。丸顔の方はスクエアタイプ、面長の方は縦幅の広いウェリントンタイプなど、顔の形に合わせて選ぶことで顔の輪郭の悩みをカバーしたり、小顔に見せる効果があります。
印象アップさせるには
知的な印象に見られたい時は、ずばり黒縁の伊達眼鏡がおすすめ。トレンドに敏感なおしゃれな印象を出したい時は、丸いクラシック眼鏡がぴったりです。眼鏡のフレームの色や形によって印象は大きく変わるので、様々なデザインにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
眼鏡のレンズは外していても、お手入れはきちんとしましょう
度なしレンズの伊達眼鏡はもちろん、レンズなしでフレームだけの伊達眼鏡にもお手入れは必ず必要です。長く愛用するためにもきちんと行っていきましょう。
正しい眼鏡の洗い方
- 水を溜めた洗面器の中に眼鏡を入れて、すすいでほこりを落とす。蛇口から出す水ですすいでもOKですが水圧は弱めで。
- 中性洗剤を数滴、洗面器の水に入れて、泡立てて眼鏡を洗う。脂汚れや汗汚れが落ちます。専用の眼鏡のシャンプーなども売っています。
- 水ですすいで洗剤を落とし、きれいなタオルでぽんぽんと軽く押しながら水分を取る。
- 仕上げに眼鏡クリーナーや曇り止めを塗る。
これで眼鏡のお手入れはOK!定期的に行うようにしてくださいね。