今までと同じメガネを使っていて、「ちょっと最近見えにくくなってきたなぁ…」そう思うことが多くなってきたら、レンズの買い替え時かもしれません。
夜になって目が疲れてくると、どうしても小さな文字は見にくくなってしまいがちですが、見にくいと感じることが増えてきたら、メガネ屋さんで一度相談してみるのがおすすめです。
今使っているフレームが使いやすいという場合には、レンズのみの交換でももちろん大丈夫。
レンズの選び方や、気になる値段についてもご紹介します。
メガネのレンズの交換のタイミング
メガネのレンズは見え方に問題がなければずっと使い続けても良いような気がしますよね。
ですが、実は気が付かないうちに見えづらいレンズになっているかも知れませんよ。
レンズの交換の判断基準
メガネをかけて物を見る時に、遠くのものが見えなかったり、逆に近くのものを見ようとしても見えづらいなんてことはありませんか?
近くのものが見えづらい時はメガネを外せば良い話ですが、車などを運転する人が遠くのものが見えないのであれば、免許の更新に置いても不都合が出てしまいます。
視力は数年で変わることもありますし、乱視が入ってくることもありますので、見えづらいなと思ったら、メガネ店に行って視力検査をし、必要であればレンズの交換をしましょう。
レンズの傷をチェック
また、メガネを新調した時にレンズに傷防止加工を施していても、数年経つとそのコーティングが剥がれたり、効力が弱まることもあります。
光に当てて角度を変えて見たら、レンズに細かい傷がたくさん入っていたなんてことも考えられます。
時々レンズに傷がないかをチェックし、傷が入ってしまったなどありましたら、この場合もレンズの交換をお願いしましょう。
メガネのレンズ交換の値段
メガネのレンズ交換を交換する時に気になるのが値段ですよね。
フレームは購入しないのでその分安いですが、おおよその目安で5千円から2万円ほどで見ると良いでしょう。
なぜレンズにそのような値段の幅があるかと言いますと、一口にレンズと言っても、近視用、遠視用、遠近両用、それからそこに乱視が入ったり、分厚くなるレンズを薄くするかどうかなども関わってきます。
メガネに追加するコーティング
傷防止加工や紫外線カットだけではなく、曇り止めやブルーライトカット、静電気防止など選ぼうと思えばそれだけコーティングの分だけ値段も上って来るのです。
また、メガネ店によっては他店のメガネを持ち込んだ場合、割り増し料金をお願いする場合があったり、メガネの代金自体は安くても、メンテナンスの料金を高めに設定しているところもあります。
ですので、一概には値段をハッキリいうことは出来ませんので、まずはお店に言って相談をするようにしましょう。
メガネのレンズは値段が高いものほど良いものなのか
メガネのレンズは値段が高いものほど良いものなのでしょうか?
もちろんさまざまなコーティングを施したレンズは高額なものになり、その機能も高いものになります。
しかし、値段が高くなる理由はそれだけではありません。
フレームとレンズの形が特殊だったり、ブランド物などで特注の形であれば、値段が高くなることもあります。
そういった場合は、オシャレなどの目的で値段が高くなっていますから、機能的かと言うと必ずしもそうではないと言えます。
また、お店によっては他店の製品の持ち込みなどで値段を高く設定している場合もありますから、あくまでも手間賃として高額になるだけで、レンズそのものが高品質なものになるというわけでもないのです。
メガネレンズのさまざまなオプション
メガネを注文する時に、厚くなってしまうレンズを薄くなるように圧縮してもらう加工をお願いすることがありますよね。
そういったメガネレンズのさまざまなオプションについてご紹介します。
反射防止
この加工は、レンズに光の反射を防止するもので、これをすることで視界を明るくすることが出来ます。
紫外線防止
サングラスではなくても、UVカットの効果をつけることが出来ます。
そうすることで、目を紫外線から保護することが出来ます。
ブルーライトカット
スマホやパソコンをよく使う人におすすめなのがブルーライトカットです。
これをすることで、目の疲労感を軽減することの出来る加工です。
衝撃耐性
スポーツをする人であれば、人やボールなどからの衝撃には備えたいですよね。
この機能があれば、ぶつかったり落としたりしても、壊れる可能性が低くなります。
汚れ防止
メガネはホコリだけではなく、雨が当たったり、料理をしている時の油がハネて当たってしまうことなどのあります。
そういった事からレンズを守ってくれるのが、汚れ防止の機能です。
とはいえ、表面に付いた汚れは洗い流すなどするのを忘れないようにしましょう。
曇り防止
寒い所から温かい所に入った時にメガネが曇ることってよくありましたよね。
この加工が施されていれば、その頻度がぐっと低くなりますので、ぜひつけておきたい機能です。
静電気防止
プラスチックのレンズは静電気が溜まりやすく、そのせいでホコリなどを引き寄せてしまいます。
そうならないように、施されるのが静電気防止のオプションです。
傷防止
傷のつきやすいメガネのレンズに多く施されているのが傷防止加工です。
この加工がされていても、雑な扱いをするともちろんレンズに傷が入りますので、正しい扱いをするようにしましょう。
これらのオプションの中には基本的に組み込まれているものや、お客様の選択によって追加するかどうかを決めるオプションもあります。
ご自身の生活環境に応じたオプションを選びましょう。
メガネを新しく購入する場合の値段の目安
メガネを新しく購入する場合の値段の目安についてもご紹介します。
メガネと言えば、フレームとレンズを合わせて購入すると数万円になるものです。
しかし、お店の中には1万円程度だったり、中には数千円で購入することも出来るものもあります。
ですので、レンズ込みで5千円から5万円ほどの値段を考えると良いでしょう。
格安のものは大量生産することで価格を抑えていますので、デザインにあまり幅が無かったり、レンズも100%自分の視力に合っていない可能性もあります。
高額なメガネは品質の高さもありますが、やはりブランド物という理由が出てきます。
ブランドのものはやはりデザインだけではなく、使われている素材も高級なものを使うことが多いので、購入を考えているのであればそれだけ高額になることを覚悟してください。
また、お店によっては、メンテナンスをしっかり行うお店とそうではないお店があります。
メガネは高額になっても、その店で購入したメガネであれば無料や格安でメンテナンスを行ってくれるお店もあれば、メガネは格安でもメンテナンスを一切行っていない店もあり、その場合別の店に持ち込むことになり、返って高く付いてしまう場合もあるのです。
そういった事を加味してメガネを購入するようにしましょう。