眼鏡の度数は弱めたほうがいい?大切なのは目の個性を知ること

眼鏡の度数はきちんと視力検査をして合わせたはずなのに、なんだか目が疲れる、ずっとかけているのが辛いというときには、よく見えすぎているのかもしれません。

視力を矯正するために眼鏡をかけるのに、度数を弱めたほうが見やすくなるのはなぜなのでしょうか?

眼鏡の度数は弱めたほうがいいのはどんな仕事をしている人?眼鏡が合わない、疲れる人はぜひ参考にしてみてください。

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眼鏡で度数を弱めにするのは良いこと?悪いこと?

視力検査の結果、1.0まで見えるくらいに矯正できるけれど、0.8くらいの矯正力のメガネにしてみたらなんだか目が楽になった。

こんなお話を聞いたことのある方がこのページをご覧下さっているかと思います。

この話は完璧な嘘というわけでも無いのですが、実際のところこの方法には『個人差による』ものだという結論になります。

これは何故かと言うと、メガネで矯正している目は人により違い、すこし矯正力を落とすことがその目にとって良い事とは限らないからです。

そもそも同じような生活環境でも、視力が低くなる人とそうでない人がいることからも、このことは個人差のあることだとわかります。

度数を弱めなメガネにして楽になる人の理由

『近くのピント合わせが楽になった』からなのだと言えそうですが、そうでもないかもしれません。

ピントを合わせるという行動はふたつの目が一緒に動くことです。
一緒に動き手元などの近くを見たとき、目は寄り目に近い状態が起こっていると思います。

この寄り目の状態では遠くがはっきり見えるという事はほぼ無いと思われます。

ここで生まれてくるのが、目は遠くをぼやけさせているというか、勝手に近くにピントを合わせてくれている、という状態です。

もし度数の弱いメガネを使用していたら、この状態が目に起きたとき、ピント合わせの機能をサボらせていることになります。

度数の弱い眼鏡をかけ続けた場合

上手くピントが合わせられなくなってくる可能性も十分考えられるでしょう。

こうした見方をしていくと、一概に度数の弱いメガネのほうが楽ができる、とは言い難いですね。

眼鏡の度数を弱めにしたほうがいい人

一概に良いとは言えないと申しましたが、弱めの度数のメガネをお薦めケースもあります。

近くをよく見る人には度数弱めを勧める

近くをよく見る人なら遠くまではっきり見える必要は余りありません。
あまりにも弱すぎても問題ですが、近くのものを見る機会が多い、手作業を仕事にしている方やスマートフォンやパソコンを使う機会が人一倍多い場合は少し弱いくらいの度数のもののほうが目が疲れにくくなるかもしれません。

これは矯正がしっかりなされているがために目が疲れやすくなるという『過矯正』という状態を避けることに繋がります。

もし近視の場合などは度数が強すぎて過矯正の状態にあるがために、目が疲れやすくなっているという状態が起きやすいです。

なんだか目が疲れやすいと感じているメガネユーザーさんは、度数の見直しをしても良いかもしれませんね。

弱めの度数で作るPC眼鏡の選び方

近くを見ることが多い方はメガネの使い分けでより目を疲れさせすぎることなく、かつ安全に暮らしていける環境を作ることができます。

近くを見るときはブルーライトカットや弱めの度数の加工がされたPC用メガネなどを使い作業して、普段は普段用の度数のレンズが入ったものを使うといったような使い方がおすすめです。

PC用のメガネは軽いものを選ぶ

PC作業などは長時間に及ぶことが多くなるため、その軽さが重要になってきます。
フレーム事態は軽くとも、レンズの重さも加算されるため重すぎると鼻や耳などメガネの支点となっている部分が疲れてしまいやすくなるのです。

そのためデザインも大事ではありますが、できるだけ軽さを重視して選んでいくのがおすすめです。

眼鏡の度数が強いのを弱めてもらうときの注意点

メガネの度数を弱めてもらうときには徐々に弱めていくようにしましょう。

メガネのレンズに限らずなんでもそうですが、なにか変化を与えるときは徐々に、ゆっくりなだらかに行っていくほうが慣れやすいです。

もし度数を弱くしてもらうなら、その時には処方箋にある視力と並べて、今の矯正力ではこんな風に見えすぎてこんな風に疲れてしまう、ということを具体的に伝えましょう。

目が疲れていると言っても、どんな見え方が疲れてしまう見え方なのかということは千差万別です。

具体的に見えすぎて頭痛や吐き気がある、遠くまで見えすぎて疲れてしまうなどの理由を具体的に述べて弱めてもらいましょう。

度数を弱めることには先述したようにリスクが有る部分もあります。
単に疲れるということなら、少し普段の習慣なども見直した上で本当にメガネの度数を落とす必要があるのか考えてみるといいでしょう。

眼鏡を作るときには眼科とお店を上手に使いましょう

メガネを作るときには眼科もお店も上手に使って快適なメガネを作りましょう。

眼科ではしっかりとした検査で本来の視力と、目の個性や目が見えなくなっている原因が本当に視力低下なのか、異常がないかなどのことを調べていきます。

メガネ店ではその視力をもとにどういった見え方なら快適に過ごせるか、どれくらいの矯正にするか、メガネが快適に使える状態になっているかなどをサポートしてくれます。

そのためまずは眼科でしっかりと検診を受けて、視力低下の原因は本当に見えなくなっているだけなのか、異常がないかを調べてもらい、本来の視力にどのくらいの共済が必要なのかということを知ってから、メガネ店で見えやすいメガネを作っていくのがおすすめの手順です。

メガネ店ではこんな見え方に困っているという具体的に困っていることをきちんと伝えれば、どんな対策が適切かということをメガネ店の店員さんも親身に考えてくれると思います。

できるだけ落ち着いて選べるようなお店を選んで、じっくり選んでいきましょう。