メガネのサイズが合ってないとどのような印象を与えてしまうのでしょうか?できるだけ自分の顔のサイズに合わせたいメガネですが、フレームやレンズの丁度良い大きさがどのくらいなのかわかりませんよね。
顔を小さく見せたい、目が小さく見せないようにしたいとコンプレックスを隠そうとしていることが逆効果になってしまう場合も…。
メガネのサイズの合わせ方や合わせるときのポイントを紹介します。
メガネのサイズが合ってないと残念なメガネに
自分でメガネが似合わないと思っている方が多いですが、実際にはサイズが合っていないという場合もあります。
サイズが合っていないと、メガネをかける事で見た目の印象が変わってしまいます。
- フェイスラインが崩れて見える。
バランスが崩れて見えてしまうために、違和感を与えてしまいます。 - スタイルが悪く見える。
メガネが顔と合っていない事で、肩へのラインが崩れてしまいスタイルまで悪く見えてしまいます。 - 髪型まで違和感が出てくる
全体的にバランスが悪く見えて違和感があると、似合う髪形も限られてしまいます。 - 目が寄り目に見えたり、離れ目に見える
顔型はもちろん、目の印象も変わってきてしまいます。
サイズ選びには、フレームの縦の幅と横の幅がご自身にあっているか後ほどチェック方法をご紹介します。
メガネのサイズが合ってないように見えてしまう原因
メガネのサイズが合っているかどうかは、メガネの縦の幅と横の幅のサイズの他に、黒目の辺りとレンズの中心辺りが合っているかどうかも分かりやすく重要です。
黒目の中心部とレンズの中心部が同じ位の位置にくるように選びましょう。
レンズの上下の幅が広いタイプのメガネの場合は、若干黒目がレンズの中心から上側にくるような位置になります。
店員さんにフィッティングしてもらいましょう。
また、その時はフィッティングしてもらって丁度いい角度だったとしても、使用しているうちにズレてきます。
3ヶ月に1度位を目安に、購入店でメンテナンスを含めてフィッティングしてもらいに行きましょう。
(特にナイロールのものなど、場合によって糸を交換した方がいいものもあります。)
黒目の位置がズレていると、目の位置や印象までがバランスが崩れて見えてしまいます。
- 黒目の位置がレンズの中心よりも上にある場合
疲れているように見えたり、垢抜けていない印象になります。
鼻パットのあるものを選ぶか、鼻パットに貼るものを使用する事で解消しやすくなります。 - 黒目の位置がレンズの中心よりも下にある場合
顔が大きく見えたり、間が抜けたように見えます。
ブリッジの幅があるものを選ぶ事で、鼻でメガネが浮いてしまう事を防いでくれます。 - 黒目の位置がレンズの中心よりも外側にある場合
離れ目に見えてしまうので、もっと横幅の大きいものを選びます。 - 黒目の位置がレンズの中心よりも内側にある場合
目が寄っているように見えてしまうので、もっと横幅の小さいものを選びます。
黒目の位置は見た目にも見え方にも大切です。
レンズの位置が変われば見え方も歪んで見える原因ですので、疲れ目や体調不良に繋がります。
黒目の位置、メガネのサイズが合ったものを選びましょう。
お次はサイズの見方です。
メガネのサイズを一瞬で見極める方法
メガネには、サイズが表記されています。
メガネのテンプルやブリッジ部分などの裏側に、小さく数字があります。
殆どのものが、「50□16-140」などと表記されています。
サイズ表記の見方は、最初の数字から順番に、「レンズの横幅」「ブリッジの横幅」「テンプルの横幅」でミリメートル単位で記載されています。
ご自身の左右の目から目までの距離や、顔の横幅などから目安としてサイズをチェックしてみましょう。
また、いつもと同じ度数で作ったのに、使用してみたら見え方が違って感じるという場合があります。
同じ度数でも、フレームの大きさや目からレンズまでの距離などによって見え方が変わってきてしまいますので、ご自身に合わせるのは大切です。
特に度数が高い人が、レンズの大きいものを選んでしまうと、いつもと同じ度数でも歪んで見えてしまったりします。
見え方に慣れるまで数日かかる人がいますが、2週間位経っても慣れなかったり、体調を崩すほど辛くなるようでしたら、購入したメガネ屋さんに相談しましょう。
また、テンプル部分はある程度フィッティングの際に調整できますが、短すぎてしまえば難しくなってきます。
ご自身に合った慣れているメガネのサイズを把握しているとメガネ選びが楽になります。
合ってないのはサイズではない場合もバランスも大切
メガネを選ぶ時の基本は顔とのバランスも大切なのでご紹介します。
- 横のフレームサイズ
顔の横幅と同じ位のものが目安です。
もしくは若干狭い位がバランスよく見えます。 - 縦のフレーム
眉からアゴまでの長さの、3分の1位のサイズが1番違和感がなく自然になります。
横も縦も、あまりにも大きすぎたり小さすぎるものをかけると、目の位置や顔のバランスがおかしく見えてしまいます。 - レンズの上側のライン
眉の形と合っているかチェックします。 - レンズの下側のライン
フェイスライン、もしくは下唇のラインと合っているかチェックします。 - カラー
実際にご自身にある色と同色系を選ぶと馴染みやすいです。
(肌色、ブルーベースかイエローベース、髪色、アイメイク、アイブロウ、チーク、リップメイク、素の唇の色など)
メガネのサイズが合ってないとズレの原因に小顔効果よりも合うものを選びましょう
小顔効果として、とても大きいフレームをかける人がいますが、大きすぎるフレームをかけてしまえば、寄り目に見えて間抜けな印象になってしまいます。
また、目も小さく見えてしまいます。
大きいメガネをかけてズリ落ちてしまっていては更に間抜けな印象が強く、疲れきったようなイメージも与えてしまいます。
特に度数が強い方や乱視の方は歪んで見えたりする原因になるので向きません。
小顔効果を考えるなら、フレームを太いものにして、立体感を出す方が遠近感が出て期待ができます。
あまりにも目立って不自然に見えない位のものを選ぶ事をおすすめします。
また、色は黒が引き締め効果があります。
色が白い方などで、黒が浮いてしまいバランスが不自然に見える場合は、濃紺や焦げ茶系も試してみましょう。
ご自身にあったサイズを合ったものを選ぶ事で、見た目の印象も良くなるので流行に左右されすぎないようにしましょう。