メガネの鼻当てが折れたら自分で修理は可能?プロの修理について

最終更新日:2019/10/05

メガネの鼻当て部分、使っているうちに何かの拍子にポキっと折れてしまうことがあります。鼻あて部分が折れたら、自分で修理をすることは可能なのでしょうか?

簡単にくっつきそうに見える部品も、自分での修理は意外と難しいものです。

ここでは自分での修理をしないほうが良い理由と、メガネ店に修理を頼んだ場合の予想される対応について紹介をしています。まずは記事を読んで、もう一度修理について考えてみてくださいね。

メガネの鼻当てが折れたら?自分で修理をしない方がよい理由

メガネって、実は繊細です。扱い方を間違えたり、何かの下敷きになってしまったり、子供のイタズラなんかによって、意図も簡単に壊れてしまうことがあります。フレームが思い切り折れてしまったのなら、買い替えなければいけないと諦めもつきそうですが、それが鼻当てだけであれば、なんとか直らないものかと考えてしまいます。

例えば、自分でなんとかしようと、自宅にある接着剤を取り出してきて、貼り付けたとしましょう。

上手くくっつかない、接着剤が別の場所にもついてしまう、修理できない、くっついたとしてもまた外れた、なんてこともあるはずです。二次災害につながる可能性も考えられます。

ネジが緩んだり外れた程度であれば、自分でもなんとかできそうですが、折れたとなると、自信で修理するのは不可能と考えるべきでしょう。

メガネの修理は、まず購入店舗に連絡

メガネの鼻当てが折れたら、どこに修理を依頼すれば良いのでしょうか。

メガネの鼻当てなどが折れた場合は、自分では修理せず、できれば購入店に持ち込み、修理を依頼しましょう。

なぜ、購入店が良いのかと言えば、それは、あなたはすでに、そのメガネ店の顧客という存在だからです。

顧客とは、今後も長い付き合いになるかもしれないという観点から、より丁寧に修理してくれることが考えられます。

それだけではありません。そのメガネ店でメガネを購入したのであれば、そのメガネのパーツの在庫が店舗にあるかもしれません。もし、店舗に在庫がなくても取り寄せてくれるでしょう。取り寄せしたあとは、しっかり修理してくれること請け合いです。

快適で的確な修理を期待するのであれば、ぜひ購入店に持ち込むべきです。

メガネの鼻当てが折れたら修理費用はいくら?素材によっても違いあり

メガネの鼻当てが折れたので修理したい。でも費用はいくらかかるんだろう。高くつくなら結局購入したほうが安いのではないかと、心配しているあなた。

ポキっと折れてしまった、鼻当てはボンドでは直りません。

メガネ店では、レーザー溶接によって、再度折れた部分をメガネ本体にくっつける作業をしてくれます。しかも、レーザー溶接で修理すれば、つけたところの後は目立たない。修理費用は、一箇所に付き3千円~4千円程度と言われています。

例えば、そのメガネが、それほど特殊ではないメガネや鼻当てであり、メガネ店に同様の部品があって新しいものに交換できる場合は、千円程度で修理費用は済むはずです。
しかし、数分程度で出来る修理ではないため、半日程度預ける必要が出てきます。

素材や破損状態によっては、修理が不可能な場合もあります。
例えば、使用しているメガネがセルフレームであった場合、接合で直すことが可能な場合もありますが、出来ないこともあります。

また、縁がなく、直接レンズにツルがついているメガネは、鼻当てが折れてしまった場合、状況によっては修理が難しいこともあるでしょう。

いずれにせよ、購入店に持っていって、修理の相談をしてみるのが無難です。店舗によって、修理費用や修理が出来るか出来ないかも変わってきます。まずは、店舗で相談です。

メガネの鼻当てが折れたら購入したほうが安い場合も

折れたメガネの鼻当てを修理してもらおうと、購入店へ出向いたあなた。相談したところ、修理するより購入したほうが安いのではないかという場合もあるかもしれません。

そのメガネが安価なものであればあるほど、そう感じることもあると思います。

実は、一般的な鼻当てはネジ止め式です。しかし、ワンタッチ式や、差し込み式、スライド式の鼻当ても存在します。そのような場合は、修理が難しいこともあるのです。

中には、ネジ止め式でなければ、対応できないというメガネ店も存在します。そのメガネが古ければ、購入店でも、同じフレームの取扱が終了している場合もあります

このような場合、メガネフレームを購入したほうが安いこともあるのです。そのメガネがよっぽど気に入っている、どうしてもそのメガネでないとダメというのであれば、勿論、値段に関わらず直してもらうという人もいますが、安価なメガネで、それほど思い入れもないのであれば、購入を検討しても良いかもしれません。

お手入れ次第で長く使える?メガネの普段のお手入れについて

お気に入りのメガネなら、出来る限り長く使いたいと思うのは当然でしょう。鼻当てが折れることなんて、考えたくもありません。
直せるのであれば、それでよいかもしれませんが、直らない場合は、別のメガネを購入するしかないのです。

破損を招かないためにも、普段からのお手入れをしっかり行い、メガネを丁寧に扱うということが大切になります

  • レンズは乾拭きしない(水洗いが基本)
  • メガネは両手で外す
  • たたみ方、保管方法に気をつける

そして、こまめにメガネ店へ出向き、調整してもらうことも大切になります。メガネは使っているうちに、だんだん歪んできます。そのせいで顔にフィットしなくなります。

購入当初は、フィットしていたのに、最近、掛けているとずり落ちてきてしまう、鼻当てのあたりが痛いなどと感じる場合は、歪んできた証拠かもしれません。

そのメガネ、自分でなんとかしようとする気持ちも分かりますが、できれば、そのメガネを購入した店舗へ出向き調整してもらうことがベストな方法と言えるでしょう。

また、購入して一度もメガネ店へ出向いていない、長いこと購入したままの状態で使っているというのはいかがなものかと思います。

そのメガネ、歪んでいるかもしれませんよ。そのままで使用していると、メガネにだけでなく、あなたの身体にも何らかの負担をかけ兼ねないのです。

壊れた場合に、修理を依頼するときも、できれば、頻繁にメガネ店へ出向いているほうが、話もスムーズに進むかもしれません。日頃のメンテナンスを兼ねて、定期的にメガネ店でフィッティング調整してもらうのが良いかもしれません。

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