初めて眼鏡をつくったけれど、なんだか疲れる、クラクラするというような人は多いと思います。
初めてで眼鏡に慣れないのはわかりますが、どのくらいで慣れてくるものなのでしょうか?眼鏡をかけている人でも新しいものにしたときには、慣れるまで時間がかかります。そんな慣れない眼鏡をかけるときのポイントや合わないときの対処方法を紹介します。
初めて眼鏡をして慣れない・・慣れるまでの日数
はじめてメガネをかけるという方は慣れるまでに時間がかかったという方の話を聞いて不安に思ったりということもあるでしょう。
メガネはまず大前提としてメガネを作るときに、メガネを掛けたときに違和感のない状態を目指して作ります。
ですがフィッティングをしっかり行っていないと、なんだか違和感がという状態が続くこともあるため、メガネを作るときにはしっかりとしたフィッティングを行うことが大切です。はじめてメガネを作るときならなおさら、顔を左右に振ったり、うなずいたりという場面でもずれの少ない形にするほうが慣れやすいです。
フィッティングとは個人差のある顔の骨格や顔のパーツに合わせてメガネのパーツを合わせていく作業です。
耳が痛くなったり、鼻からずり落ちたりといったことを少なくするのもこの作業です。
違和感があるときは他の原因も考えられますが、フィッティングをするだけで解消されることもあるためまずは自分の顔に合っている状態作りができているかを考えていきましょう。
フレームが原因?眼鏡をして慣れない原因
フレームの形が変わったことで圧力の加わる部分が変化して、それに慣れないという場合もあります。
フレームの形が変わると鼻手の角度や、耳に当たるつるの長さなども変化します。
それが前のメガネと違うことでなんだか変だな、痛いなと感じるようになってしまっている場合、これもフィッティングをし直すことで解消される可能性もあります。
ですがこれはメガネの形状上仕方のないことともいえますし、フィッティングだけでカバーしきれることではありません。
慣れるまでの期間は疲れたと感じたらメガネを外し、顔の筋肉をあたためてほぐすなど、以前のメガネではしなかったようなケアをすることも必要になるかもしれません。
こうしたケアはメガネのためだけでなくリフレッシュなどにも繋がるため、できるだけ続けるようにしてもいいかもしれませんね。
慣れるまでと言わず、目の筋肉をほぐす意味も含めて、あたためてほぐすケアをしてみてはいかがでしょうか?
初めて眼鏡をするとなぜクラクラするの?慣れない理由
はじめてメガネをかけるとクラクラする、という意見、お聞きになったことがあると思います。
メガネのかけ始めにくらくらするのは空間視、というものに違和感が起きているからです。
その空間視の違和感というものはレンズと目の間の距離によって生まれています。
原因は裸眼でものを見るときには生まれない屈折などが起こり、モノの見え方が裸眼のときとは違うからです。
裸眼のときには自然に見えているものを、メガネを掛けた状態で見ると裸眼で見ていた状態よりも大きさや形が違うように見えるのでそれが違和感に繋がります。
この違和感は近視や遠視、乱視など目の状態によって変化するもので、それぞれの特徴があります。
慣れるまでの違和感はこうした原因と状態で起こっているものです。
初めての眼鏡に慣れるまでの過ごし方
はじめてのメガネに慣れるまでは、裸眼のときと同じような過ごし方ではなくできるだけ慎重に行動し、段差のある場所などに気をつけながら生活していくことをおすすめします。
階段などは手すりを使い、安全に登り下りが出来る状態を作りましょう。
目で見る以外の部分で安全に暮らせる環境を作ることで、慣れないメガネを掛けている期間を過ごします。
慣れないメガネで走ったり、激しい運動などをすると見え方の変化に目がついてくることができず思わぬアクシデントにつながる恐れがあります。
できるだけ安全確認をいつもよりも多く行うように心がけ、ゆっくりとメガネをかける生活に慣れていきましょう。
どうしても眼鏡に慣れないときには
いつまで経ってもメガネを掛けた生活に慣れられないときには、メガネ酔いを疑いましょう。
メガネ酔いとはレンズの度が強すぎることが原因で起こるものです。
平均的に4~5日で慣れられるメガネですが、それがなかなか自分の生活に身につかないとなるとそれは眼精疲労として体に蓄積されていきます。
メガネをかけると気持ち悪くなる、一週間が経ったけど違和感が消えない、という場合には購入店に持ち込んでレンズの度を下げてもらいましょう。
度を下げてもらうと見え方も変化するので、症状が改善される可能性が高いです。
保証期間内に持ち込めば無料で交換を行ってくれるお店も多いため、メガネを購入したときには一緒にもらう保証書なども確認しておきましょう。
保証期間は半年から1年間ほど、お店によってその期間内でも何が出来るかということが違います。
うまく活用していきましょう。
メガネに慣れるまでには期間を要するものです。
あまりにも症状がひどい場合は別ですが、最初にある多少の不便もこれからの見るをメガネにサポートしてもらう上で大切なことです。
出来る限り安全に暮らして、メガネにゆっくりと慣れていきましょう。