メガネのサイズが書いてある場所って?サイズ表記の見方を解説

最終更新日:2019/01/19

メガネのサイズが合わないと、つけ心地が悪くなって日常生活を過ごしにくくなります。これからメガネを購入しようと思っている人や、メガネを買い換えようと思っている人は、自分に合ったメガネを購入するようにしましょう。

メガネのサイズは、メガネに書いてあるサイズ表記を確認することでわかります。では、サイズ表記はメガネのどの部分に書いてあるのでしょうか。

ここでは、メガネのサイズ表記が書いてある場所や表記の見方、自分に合ったメガネを選ぶ方法についてご紹介します。

メガネのサイズを間違えないようにして、つけ心地の良いメガネを選んでくださいね。自分にピッタリのメガネをみつけましょう。

メガネのサイズ表記が書いてある場所と平均的なメガネのサイズ

メガネが合うかどうかは、実際にかけてみるのが1番ですが、メガネにもサイズがあり、表記されているのでご自身でも確認できるようになりましょう。

  • メガネの内側
    メガネのフレームの、こめかみ辺りから耳の方までの細長いアーム部分であるテンプル(ツル)の部分の内側辺りに表記されているもの、ブリッジの裏辺りに数字が表記されていないか確認してみましょう。
    海外製などで表記の仕方が違うものもありますので、そのような場合は店員さんに確認してみましょう。また、海外製のものは日本人向けではないので、ずり下がってきてしまう可能性が大きいので特に注意しましょう。
  • 2桁の数字□2桁の数字-3桁の数字
    例えば51□16-138などの表記があれば、それがそのメガネのフレームのサイズです。それぞれの数字の場所について次に詳しくご紹介しますが、その前に大まかな平均のサイズをご紹介します。
  • 最初の数字 50~55mm
  • 真ん中の数字 16から18mm
  • 最後の数字 138~145mm

また、数字やアルファベットが並んでいるものは、品番やカラー番号、メーカー名などです。

男性用と女性用、お子様用でもサイズの違いがあり、詳しくご紹介しますので合ったものを選びましょう。
部分別でのサイズ選びも大切ですのでチェックしましょう。

メガネのサイズの表記で見るレンズ幅

テンプルの内側などを確認して、3つの数字を確認しましょう。

一番最初である2桁の数字がレンズの左右片方分の幅です。

レンズ幅は、目の位置や大きさ、顔の横幅などと合わせます。

  • レンズの中心辺りと黒目の位置が合うものを選ぶ
    黒目の位置がズレていると、顔全体的のバランスが悪く見えてしまう原因になります。
  • 顔の横幅と合わせる
    顔の幅と同じ位のものか、やや狭めのものを選びましょう。顔の横幅や目の大きさなどを合わせる事で、見た目のバランスも良く、見え方も自然になります。顔の横幅はかけてみてチェックしますが、表記でも確認する事ができます。ちょうどメガネをかけた時にテンプルがかかる辺りの横幅をチェックします。

メガネのサイズの最初の表記は、レンズ片方分の横幅ですので、それを2倍にして、ブリッジ部分の幅を足した数が、メガネ全体の横幅になります。

117mm以下のものは小さめ、118~125mm位が平均、126mm以上のもので大きめのものです。

黒目の位置と顔の横幅は次のものでも調整できますのでチェックしましょう。

メガネのサイズ表記からはブリッジ幅もわかる

□の後にある、次の数字はブリッジ部分の幅です。

ブリッジとは、左右のレンズのフレームを真ん中で繋いで橋のようになっている鼻辺りにあたる部分です。

鼻の大きさや黒目の位置などを合わせましょう。
目や顔とのバランスを合わせるのに、レンズの幅と同様に合わせます。

メガネを作るときに、左右の黒目(瞳孔)の間の距離を測りますので知っておきましょう。
(機械などで視力を測った時にPDなどと表記のあるものです)

このPDと顔の横幅で、ブリッジ幅やレンズ幅の大きさを選ぶ参考にします。

  • 左右の瞳孔同士の距離(PD)が広い場合
    横幅の大きめのレンズだったり、ブリッジの幅が広めのものが、離れ目に見えてしまう事を防いでくれます。
  • PDが狭い場合
    横幅の小さいレンズだったり、ブリッジの幅が狭めのものが、寄り目に見えてしまう事を防いでくれます。レンズの横幅とブリッジの幅を見て、目と顔を合わせて横幅を決めましょう。

お次は目尻から耳にかけてです。

テンプル幅のメガネのサイズ表記

最後の三桁の数字はテンプル部分の長さです。

ある程度は調整できるものが多いので、店員さんに確認しましょう。

目尻辺りから耳辺りまでの幅を確認して、微調整をしてもらいます。

人によって幅が違い、短ければ耳周辺を中心に痛みが出たり、長ければズレ落ちてしまったり、顔から浮いたようになり、レンズと目との距離が出て見え方に悪影響が出てしまいます。

また、目の大きさや顔の見え方も変わってきてしまいますので、見た目にも視力にも影響があるので気をつけましょう。

購入した時は大丈夫だとしても、使用しているうちにテンプル部分は歪んできやすいので、メンテナンスを兼ねて3ヶ月おき位にメガネ屋さんで調整してもらう事をおすすめします。

次は自分に合ったメガネを探すために、最初はどの位のサイズのものを試したらいいか目安をご紹介します。

メガネは自分にサイズが合った物を選ぼう!サイズの選び方

メガネは様々なサイズがあるので、平均目安サイズをご紹介します。

  • 園児位のお子様
    レンズ40mm
    ブリッジ14mm
    テンプル130mm
  • 小学生(低学年)
    レンズ44mm
    ブリッジ15mm
    テンプル135mm
  • 小学生(高学年)
    レンズ48mm
    ブリッジ15mm
    テンプル140mm
  • 女性
    レンズ50~54mm
    ブリッジ16mm
    テンプル140mm
  • 男性
    レンズ52~56mm
    ブリッジ18mm
    テンプル145mm

好みだけで選んでしまうと、自分には合っていなくて違和感だけが出てしまう事になり、メガネが似合わないと勘違いされてしまいます。

洋服と同じように、流行りだけではなくサイズが合っていることは1番大切です。

顔の形によっても合う合わないのフレームの形もありますが、どのような形でもサイズの合ったものを使う事で心地よく長く使えます。

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