メガネを選ぶなら老眼?それとも遠近両用?メガネの選び方

最終更新日:2018/12/16

なんだか最近、手元が見えにくい…そろそろ老眼鏡が必要?
今までメガネをかけていなかった人は、老眼鏡をかけるのに抵抗があるのではないでしょうか。
確かに、見えないときだけメガネをかけるのはなんだか気になってしまいますよね。

そこでおすすめなのが遠近両用メガネです。しかし、この遠近両用メガネを選ぶときにはこのようなポイントがあります。

中には、遠近両用メガネを買ったけれど慣れることができずかけかれなかったという人もいるようです。自分に合うメガネの選び方を紹介します。

もしかして老眼?こんな症状が出たら老眼鏡が必要

年齡を重ねると言うことは、自分の人生経験も増え、人間としてより豊かになると言うことです。
しかし、年齡を重ねると避けて通れないことがあります。
それは老眼です。
老眼は早い人であれば、30代前半の方でも症状が現れるようです。
老眼かなと思っても自分では、信じられないと言う人もいます。

老眼とは年齡を重ねていくと、目の水晶体の弾力が弱まってしまうため、近くの物が見えづらくなってしまう症状のことを言います。
小説などの小さい文字を見て、「ポ」と「ボ」の違いは分かりますか?
区別は着くけれど、目に力を入れて見ていると言う場合には老眼が始まっているかもしれません。
他にも見たいものとのピンとがなかなか合わず、ピントが合う場所が近くなってしまっている場合には老眼の可能性があります。
人差し指の指紋はどの位置で見えるでしょうか。
それがピントが合っている一番近い場所です。
30cmを超えてしまった人は要注意です。
例えば、新聞などを見る時には約70cm離れていることが理想です。
それよりも離れている場合には老眼かもしれません。
このように老眼かどうかは、簡単に自分でチェックすることができます。
老眼には個人差があるので、目に力を入れて字を読んでいる人は目が疲れてしまいますので、無理せずに老眼の対処をするべきでしょう。

老眼が気になりだしたら遠近両用メガネがオススメ

老眼が始まると、老眼鏡の購入を考えることでしょう。
老眼鏡を使えば、小さな文字を読むストレスもなくなります。
しかし不便なことは、遠くにあるものを見る場合には、一度老眼鏡を外さなければいけないことです。
老眼鏡をかけたり外したりすることを、手間だなと思う人も多いのです。
そこで手間問題を解決してくれるのが、遠近両用メガネです。
遠近両用メガネとはレンズの上の部分が遠く見えるためのレンズになっており、レンズの下の部分が近くを見るためのレンズになっているメガネのことです。
メガネを変えるのではなく、視線を動かすだけでいいので、目的や動作に応じてメガネをかけかえる面倒さが軽減され、支持が高まっています。
一定の距離を見えやすくしてくれるものとは違い、メガネをかける手間がなく愛用している人が多いです。

遠近両用メガネはメガネをかけかえる手間がなく、メリットしかないと思っている方もいます。
しかし、忘れてほしくないことは、デメリットも少なからずあると言うことです。
メリットとデメリットを知った上で、購入を決めた方がより購入した時の満足度は高いはずでしょう。
遠近両用メガネのデメリットはレンズの度数を上下で変えてある都合上、周辺部分に歪みが出やすいことです。
視界の変化に敏感な方はレンズの下の方で見えている視界が揺れて見えたり、歪んで見えたりするので、遠近両用メガネをかけることによって疲れが出てきてしまう可能性もあります。
しかし、歪みはメガネをかけはじめると慣れてくることもあります。
慣れるまでは少し疲れに注意すると良いでしょう。

遠近両用メガネの落とし穴、安いものはそれなり

メガネをかけると見えなかったことが、見えることに嬉しくなります。
老眼鏡であれば、読みづらい文字がくっきりと見えることで、ストレスがなくなるかもしれません。
しかし、老眼鏡と通常使っているメガネを一緒に使用すると、面倒なことになります。
文字を読む時やパソコンを使用する際には老眼鏡を使いますが、人と会話する時や会議の時には通常のメガネにかけ直さなければいけません。
煩わしさを感じてしまう人も多いのです。
煩わしさを解決するのが、遠近両用メガネです。
しかし、遠近両用メガネは慣れるまでは大変です。
遠近両用メガネは上下でレンズが違うために、歪みが出てしまうのです。
その歪みは最初遠近両用メガネをかけた人は、違和感だと言います。
なかなか慣れない方であれば、せっかく購入したが疲れてしまってかけることがなくなってしまったと言う人もいるのです。
遠近両用メガネをかける際には、歪みは必ず生じるものと考えておく必要があります。

また、遠近両用メガネは物によってグレードが違うようです。
メガネ店でメガネを購入する際に、自分にピッタリのメガネを選ぶでしょう。
それと同じように遠近両用メガネも、自分の用途や自分の欲している価格で選ぶ必要があるのです。
全て、遠近両用メガネは同じではないと言うことです。
メガネ店に行くと、遠近両用メガネの中でも、高価なものと安価なものがあります。
高価なメガネはなかなか手が出しにくいと思う人がいるでしょうが、高いには理由があるのです。
それは先程述べたようにどうしても感じてしまう歪みを、感じにくくさせるためになっているのです。
最新のものであれば確実に技術が進歩しており、その技術を取り入れた遠近両用メガネになっているはずです。
歪みなど心配要素がある方は、値段を安い物を選ぶことも重要ですが、スペックを店員さんに確認しながら選ぶと良いでしょう。

老眼鏡のようにかけ外しをしなくていい遠近両用メガネの選び方

メガネを選ぶ上で、人それぞれ基準があります。
自分の輪郭に合わせて選ぶ方もいますが、男性の場合はビジネスシーンでも浮かないメガネを選ぶのではないでしょうか。
しかし、普通のメガネではなく遠近両用メガネは違う選び方があるのでしょうか。

遠近両用メガネは、上下でレンズの度数が変わっています。
そのため、一般的なメガネと比べ、適するフレームが少し違ってきます。
遠近両用メガネのフレームで良いとされているものは、天地幅が広く横幅が少し狭いものです。
メガネの形で言えば、スクエア型やハーフリムなどの形が遠近両用メガネにはピッタリです。
遠近両用メガネだからと言っても、フレームを選ぶ際の制限はありません。
先程述べたレンズの天地幅だけを注意して、後はご自分のお好きなものを選んでもいいのかもしれません。

他にも遠近両用レンズのメガネの場合、レンズが上下違うため入らないと言う危険性があります。
これを防ぐためには天地幅が狭いものでなければ問題ありません。
スクエア型のメガネは老若男女に人気があり、男性の方でもこの形のメガネを使っている人もいるかもしれません。
自分に合うものを探し出せないと思っている方でも、いつも使用しているメガネと同じスクエア型のものを選べば、自分のイメージとも合っているので使いやすいはずです。

遠近両用メガネはクセが強い?調整が肝心

遠近両用メガネに慣れていない方は、階段を降りることに恐怖心を感じることがあるようです。
それは、遠近両用メガネの上下で度数が違うために発生してしまうのです。
レンズの下の部分は、近視用の度数が入るようになっています。
そのため、近くを見る時には下の部分を使うのですが、階段を降りる時には足元を見ながら階段を降りるので近視レンズで見てしまうのです。
そのためにいつもと違う見え方になってしまい、恐怖心を感じてしまうのです。
慣れてしまえば、当然のことと思うでしょうが、遠近両用メガネをかけはじめた人は戸惑いを感じてしまうはずです。
しかし、慣れずに遠近両用メガネの使用を諦める人もいます。
せっかく買ったメガネがもったいないです。
上手く使いこなせないと思う方は、メガネを作る前に眼科で相談することをオススメします。
不安要素を解消し、実際にまずは遠近両用メガネを試してみてください。
人が言うよりも違和感がないと言う人もいますので、試して自分なりに納得して購入するようにしましょう。

購入した遠近両用メガネを使うと、どうしても違和感がある場合には、使うことを諦めてしまう人もいるでしょう。
諦める前にメガネの調整を試してみてください。
調整をすることによって使い心地が良くなる場合があるのです。
度数の組み合わせやレンズの選定などを変更するといいかもしれませんので、メガネ店で調整をお願いしてみましょう。

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