メガネを作るの値段どれくらい?安いメガネと高いメガネの違いとは?

最終更新日:2018/12/27

メガネを作るときに大きく値段が変わるのは何が原因なのでしょうか?
小学生の頃からメガネをかけている私は、視力が悪くなるたびに新しいメガネを買ってもらっていましたがその値段はどんどん高くなっていたと思います。

メガネは一人一人に合わせて作るものなので、相場というものは当てはまらないかもしれません。しかし、なぜ安いメガネと高いメガネがあるのか、その違いにはどんなものが隠れているのか気になりますよね。

どのような目的でメガネを作るかによって安いメガネや高いメガネを選ぶといいでしょう。

メガネを作るのにかかる値段の目安

視力が悪くなってきたなと感じたら、メガネを買うことになりますが、気になるのがその値段です。
メガネは高いイメージもありますが、値段が安いメガネがあるという話も耳にしているのではないでしょうか。
そんなメガネを作るのにかかる値段の目安についてご紹介します。

レンズの値段

単焦点と呼ばれる通常のレンズですと1万円から3万円が平均的です。
次に遠近両用レンズに代表される累進多焦点レンズの場合ですと価格は高くなり、2万円から4万円くらいと考えると良いでしょう。

フレーム値段

5千円もしないような安価なものから、5万円を超えるような高価なものまで幅広くあります。

ですので、通常のメガネ店で購入する場合は、レンズとフレームを合わせて3万円から4万円の間で考えておくと良いでしょう。
これに対して、激安店やネットの場合ですとそれの半分から半分以下の値段で買うことも可能です。

メガネを作るのに値段が大きく違うのはレンズの違い

どうしてメガネはこんなに値段が大きく違うんだろう?と、このように思われた方も多くいるかと思います。
メガネを作るのに値段が大きく違うのはレンズの違いがあるからです。

メガネは大量生産のように見えても実際のところレンズはオーダーメイド

人によって左右の視力が違ったり、遠視や近視、それから乱視の有無などがありますよね。
しかも、レンズにつけるコーティングもUVカットや曇り止め機能、ブルーライトカットなどを付属するか否かはそのお客さんの都合によって異なります。
そのようにほぼオーダーメイドでメガネを作成するのですから、材料費や工賃なども考えると高価になってしまうのもうなずけるというものです。

安価な商品を実現しているお店は、フレームを大量生産したり効率的な販売方法で経費を削減するなどの努力をすることでメガネのセット料金を下げている場合もありますから、「安価=粗悪品」という事は決してないことも念頭に置いてください。

メガネの値段はこんなことも影響しています

ピンからキリまであるメガネの値段ですが、こんなことも影響しています。

「メガネって高いかも」と思ってお店に行ってみたら、意外に安いフレームも置いています。
しかし、実際に手に取ってみたり、試着をしてみると高価なものとの差に気がつくはずです。
品質の良いものは、見た目以上に軽かったり、華奢に見えても強度の高いものなどもあります。
また、洗練されたデザインのものは、メガネをかけることで普段の顔よりも割り増しで格好よく見えるなんてこともあります。

安いメガネは「強度は良いけどデザインがいまいち」とか、「なんだか簡単に壊れそう」などの欠点を持つものもありますので、数年間そのメガネと付き合うことを考えたら、品質の良いものを選ぶのが良いのではないでしょうか。

メガネの値段は材料費や工賃だけではない

そのお店にいるスタッフのお給料も含まれていると考えましょう。
スタッフの教育の行き届いたお店は、メガネに関する知識も高くメガネに何かトラブルがあっても迅速かつ丁寧に対応してくれます。
そういったお店のレベルを保つためと考えると、少々高いと思ってしまうメガネの値段も納得できるものになるのではないでしょうか。

メガネには寿命があるので定期的に買うなら安いメガネもオススメ

高いお金を出して買ったメガネも残念ながら寿命があります。
というのも、人間の視力は数年で変わることがありますし、例えばレンズに付随することのあるUVカットの機能は、長くても5年が限界だと言われているからです。
そのようにメガネには寿命がありますので、定期的に買うなら安いメガネもオススメです。

安いメガネはデザインにバリエーションが少なかったり、強度がいまいちなどの心配がありますが、「どうせ数年で壊れるんだから安いものにしよう」と考える方は、もちろんそのような選択をしても問題はありません。
洋服だっていくら高価な服を買っても、数年後に体型が変わったり、流行の変化によって着られなくなることだってありますよね。

そのように考えれば、安いメガネを数本買って仕事用とプライベート用、カジュアル用とフォーマル用などの使い分けをしても良いかも知れません。
また、メガネにお風呂は大敵と言われていますが、お風呂用に安価なメガネを購入しておけば、視力の悪い人も気兼ねなく温泉でメガネをかけることが出来ます。

メガネを作るときは値段よりもココに力を入れているお店を選べば大丈夫

メガネを作るときは、値段よりも見るべきポイントがあります。

お客様に合わせたメガネを作成してくれるお店であるのか

メガネ店によっては、「こっちの方がおしゃれですよ」と言って高いフレームを勧めたり、その人に必要の無いレンズのオプションを勧めてくる場合もあります。

そのお客様にピッタリのフレームを勧めることは決して悪いことではありませんが、お客様が購入の予算を告げているにもかかわらず、それを大幅に超える値段の商品を勧めてくる店員は、正直良い店員とは言えません。
ただ、お客様が「レンズとフレームを合わせて5千円で買いたい」などの難しい要望があった場合は、お断りされることも考えたほうが良いでしょう。

他にも、お客様に合ったメガネを作成する上では入念な視力検査も必要です。
店舗に視力検査のための機械や、それを使う部屋をしっかり設けていて、それを適正に扱えるスタッフと揃えているお店は、良いメガネ店と言えるでしょう。

メガネを作る時は、ついつい本体の値段のみを見てしまいがちですが、お店の品質も見極めて購入すれば、その後のメンテナンスの際も丁寧に対応してくれます。

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