メガネの違和感は鼻に出やすい?その原因や対処方法をご紹介

最終更新日:2018/12/19

メガネをかけるとなんだか鼻に違和感があるときはどうしたらいいのでしょうか?新しいメガネを買って、何日かしたら違和感も消えるだろうとフィッティングに行かないでいるのはよくありません。

鼻に違和感が出る原因にはどのようなことがあるのでしょう。メガネは片手で外すだけでもフレームがずれる原因となるので大切に扱っていてもフィッティングをしなければずれてしまうこともあります。

メガネをかけて違和感があるときの対処方法を紹介します。

メガネをかけると鼻に違和感…。原因とは

メガネをはじめてかけたときに、なんとなく鼻に違和感を感じるという人は少なくありません。

これは、誰しも経験することだと思います。

はじめて顔に何かが乗る、特に鼻の上に何かが乗るのですから、その違和感は当然のことと言えるでしょう。ムズムズしたり、特に夏場の汗をかくような時期であれば、その汗のせいで鼻当て部分が滑べり、メガネがずり下がるなんて経験をした人も多いのではないでしょうか。フレーム部分に日光があたって、鼻のあたりもなんだか暑いなんてこともあるでしょう。

しかし、そんな違和感も、大抵はかけ続けているうちに慣れてきます。

鼻の違和感が消えないときはメガネが合っていないことも

かけ続けていたとしても、その鼻の違和感が消えない場合もあるかもしれません。それは、メガネが合っていない証拠でしょう。

よくメガネがずり落ちてくるという人の殆どは、メガネの調整が狂っていると考えられます。あなたの鼻が低いせいではありません。

そのメガネ、しっかりと水平になっていますか。どちらが下がったり上がったりしてはいませんか。その様な場合は、見えづらいだけでなく、鼻のあたりに違和感が出る原因になります。

メガネ店で、鼻当てとツル部分をしっかりと調整してもらいましょう。目の位置がフレームの真ん中より少し上であり、レンズと目の距離が12ミリ程度にならなければ、メガネは処方通りの見え方にはなりません。これにずれが生じると、メガネがずり落ちて鼻に跡がついたり、違和感の原因になってしまいます。

メガネの鼻パッド部分に違和感があるときの対処方法

鼻パッドの部分がどうしても痛い、跡がついてしまうなど、鼻に違和感を感じる様な時は、鼻パッドの位置が合っていない事も考えられますが、鼻パッドの素材が硬いという事も、原因として上げられます。

鼻パッドの代表的存在と言えば、ハードパッドです。多くのメガネのフレームには、元からこのハードパッドがついています。セルフレームなどに多い鼻パッドと一体化しているフレームには、この様な硬い素材の鼻パッドが使われています。
しかし、このハードパッドは、汗をかくとメガネがずり落ちたり、鼻パッドがあたって痛いと感じる人もいるかもしれません。

そんな時は、シリコン素材を使用した鼻パッドに変えてみるのもよいでしょう。シリコン素材は吸着性があり、肌にしっかりとフィットしてメガネがずり落ちるのを防いでくれます。セルフレームの様な鼻パッドが一体化したものには、パッド用のシリコンシールを貼るのも一つの方法です。

但し、シリコンは汚れが付きやすいのが難点です。この汚れのせいで、鼻にニキビなどできないように、鼻パッドの汚れをこまめに拭き取ったり、洗ったりすることをオススメします。

鼻は違和感を感じやすい!きちんと調整してもらいましょう

メガネをかけたときに、鼻は最も違和感を感じやすい場所でもあります。

この鼻パッドの位置が正しい位置になければ、違和感が出るのも当然です。鼻には神経や血管が多くある位置が存在します。その様な場所に鼻パッドが当たると、不快に感じることは言うまでもありません。

特に、目の近くにある涙の溜まる場所の上に鼻パッドを置いてしまうと、その箇所を刺激して痒くなり、違和感を感じることも少なくありません。

メガネが水平ではなく曲がっている場合などは、鼻パッドの位置も曲がっていて、違和感につながることもあるでしょう。

鼻に違和感を感じる時は、メガネ店でしっかりとフィティングし、再度調整してもらうことをおすすめします。

メガネの違和感がでにくいフレームの選び方

メガネの鼻部分に違和感が無いということは、メガネをかけ続ける上でとても重要になってきます。どんなに、デザインが気に入っているメガネであっても、掛け心地が良くなければ意味はありません。次第にかけなくなることも考えられます。

特にセルフレームには、鼻パッドがフレームと一体化したものが多く、鼻パッドの位置が調整できないのが殆どです。特に、欧米などの海外のフレームは、鼻の高い欧米の人の顔に合わせて作られているため、鼻当てが小さいものが多く存在します。

日本人は鼻が低めであり、この鼻当てが合わない場合が考えられます。メガネが下がってしまい、鼻に違和感を覚えることもあるでしょう。そんな時は、鼻盛りの加工をしてもらうことが理想的です。既成の鼻盛りを削って、自分の鼻に合わせて新しい鼻盛りに交換してもらうという方法です。こうすることで、自分の鼻にフィットするメガネに生まれ変わらせることができるのです。

簡単に対応したいという人は、市販のシリコン素材でできた鼻盛りパッドを、鼻当てに貼り付けるというのも手でしょう。

できる限り鼻に違和感の出にくいメガネフレームが欲しいと思うのであれば、チタンなどの軽めの素材のフレームで、リムはなるべく細い物を選ぶことが理想的です。軽ければ、その分、鼻に違和感がでることが少なくなります。

メガネを購入する際は、見た目は勿論のこと、その掛け心地も重要になってきます。掛け心地が悪ければ、長時間かけ続けるのは不可能でしょう。

掛け心地の悪さに悩む人の多くは、この鼻の当たる部分の違和感を感じることが原因でしょう。ここに違和感があれば、次第に頭痛などにつながることも考えらえます。

まずは、メガネ店へ行って相談してみましょう。フィティングしてあなたに合うように調整してもらって下さい。長いこと悩んでいた、その鼻の違和感から解放されるかもしれません。

ツルの長さやメガネが顔の幅に合っていない、メガネが重すぎることが鼻の違和感の原因である場合もあります。できる限り、自分にフィットするような軽いメガネを選ぶことが賢明でしょう。

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