メガネの洗浄に超音波洗浄機が便利。正しい使い方とNGな使い方

メガネ屋さんに行くと、超音波洗浄機でメガネをキレイにしてもらえますが、家庭にも超音波洗浄機があれば、わざわざお店に行かなくてもすっきりと洗浄できますよね。
便利なことは確かですが、どんなメガネでも使えるわけではありません。
超音波洗浄機の使い方と、超音波洗浄機では洗ってはいけないメガネなどをご紹介します。
また、普段のメガネの洗い方についても、実は正しい洗い方があります。メガネを大切に使うために、正しい洗い方を覚えておきましょう。

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超音波のメガネ洗浄機は自宅でも必要か

メガネ店に調整に行くと行ってもらえることの多い超音波洗浄ですが、これが自宅でもできたらと思っている方も多いのではないでしょうか。

顔につけているために汚れやすく、かといってさっと洗えるかと言われるとそういうものではないメガネ。
そのメガネの汚れに悩んだことのある方は超音波洗浄機を購入しようかと思ったこともあるのではないでしょうか。

では家庭に置ける超音波洗浄機とメガネ店にある超音波洗浄機の違いやメリット、デメリットなどを知り、どんな特徴があるのか見てみましょう。

自宅用のメガネの超音波洗浄機のメリット・デメリット

メリット

  • 自宅で手軽に洗浄できる。
  • あまり時間をかけずに洗浄できる。
  • 毎日洗浄可能。
  • メガネ以外にも時計やアクセサリーを洗浄できる。

 

デメリット

  • メガネにキズがついてしまう恐れがある。
  • 劣化を早めてしまう可能性が高まる。
  • 頻繁に利用しなければ無意味。

 

メガネ店の超音波洗浄機のメリット・デメリット

メリット

  • 無料できれいにできる。
  • トラブルの心配がない。

 

デメリット

  • 洗浄したい度に店舗に行くのは面倒。
  • 洗浄のためだけに行くのは気が引ける。

 

これらのメリットとデメリットがあります。
自宅で洗浄を行うという場合には、メガネに傷がついてしまったり使い方を誤って変色などが起こっても自己責任となります。

店舗でならそうしたトラブルにはなりづらいですし、もし万が一になにかあっても保証が効くことがほとんどです。

ですが店に洗浄のためだけに行くのはなんだか気が引ける上に、汚れたたびにとなるとなかなか面倒です。

実際にお家に超音波洗浄機を置くか、店舗に頼って自宅では別の洗浄方法を選ぶかということを考える上で超音波洗浄機の使い方も知っておくのがいいかもしれません。
次の項目で紹介していきます。

メガネの超音波洗浄機の使い方

超音波洗浄機を使用する際には

  • 洗剤
  • 柔らかい布

が必要になります。

このときにポイントなのが、洗剤には必ず中性洗剤を選択することです。
中性洗剤以外のもので洗浄するとメガネレンズに加えられているコーティングにダメージを与えてしまうため、洗浄をするときには必ず中性洗剤を使用しましょう。

中性洗剤というのは食器洗いなどに使う台所用洗剤がそれに当たります。

さらにこのコーティングについてはお湯もNGです。
レンズを加工しているコーティングは熱にも弱く、コーティングを剥がさないように使っていくなら水、そして中性洗剤で洗うということが必須条件となります。

中性洗剤と水で洗うメガネ、超音波洗浄機の使い方

  1. 水と洗剤を容器に投入
    超音波洗浄機の基準量の水を入れ、使います。
    基本的には洗剤なしの状態で使い、汚れが気になるときに洗剤を2~3滴いれるという形で洗浄を行いましょう。
  2. メガネを入れ、タイマーをセット、可動させる。
    メガネは必ずレンズを上にして入れ、180秒を基本に洗浄を行います。
    レンズの向きは注意しておかないと直接振動が伝わりレンズの傷の原因となります。
    必ずレンズを上にしてセットしましょう。
  3. 水ですすぎ、拭き取る
    水で洗いで柔らかい布で水気を拭き取ります。ここまでできたら終了です。この後レンズにクリーナーやスプレーで加工をしている方はそうした作業も行って完了です。使い方事態は簡単ですが、気をつけることがいくつかあります。

超音波洗浄機は使い方を間違えるとメガネにダメージが

超音波洗浄機は使い方を間違えてしまうとメガネにダメージを与えてしまう結果となることもあります。

メガネをセットする際の洗剤の種類は中性洗剤でなければいけませんし、洗浄を行う際はレンズを上に向けておかないと傷がつく恐れがあります。

さらに毎日使用していると振動のおかげで劣化が早まるなどの事態を招きますので、使用頻度は1ヶ月に1~2回程度に留めなくてはなりません。

これは超音波洗浄機の機能上、仕方のないことで、設計が悪いなどの話でなく、振動できれいにするかわりにその振動でメガネの劣化が早まってしまうということなので諸刃の剣であるということです。

頻繁に使いすぎなければ振動による劣化はほとんど見られません。
もし自宅に超音波洗浄機を置くなら、頻度や洗浄時間を考えて使っていく必要がありますね。

超音波洗浄機で洗ってはいけないメガネ

メガネの中には超音波洗浄機で洗浄してはいけないメガネというものもあります。

そのメガネというのが最近普及したプラスチックレンズのついているメガネです。

なぜこのプラスチックレンズが超音波洗浄機で洗浄できないかというと、それは以下のふたつの要因が理由となります。

  • 超音波洗浄機は金属を洗浄することを想定して作られているから。
  • プラスチックレンズはガラスレンズに比べて超音波を吸収してしまう素材だから。

プラスチックはガラスよりも超音波を吸収してしまう性質を持っています。
そのため超音波洗浄機で洗浄してしまうとレンズに与えるダメージがプラスチックレンズのほうが大きいのです。

ですが昨今販売されているメガネの殆どがプラスチックレンズを使っています。
ここ数年でメガネを購入した方は実際にプラスチックレンズのついているメガネを超音波洗浄機で洗浄したことがあるという方も多いと思います。

絶対に超音波洗浄機を使えないというわけでは無いようです。

プラスチックレンズのメガネを超音波洗浄機で洗浄する場合

  • 周波数を弱くして、弱い振動で洗浄する。
  • 洗浄時間を短くしてダメージを軽減する。

などの配慮が必要になってくるでしょう。

メガネの洗浄は中性洗剤を使って

今回超音波洗浄機の機能や、超音波洗浄機とメガネの関係性を知ったうえでもっとメガネをきれいにする方法はないのかと思った方は、中性洗剤とお水を使って普通にメガネを洗うという方法を使うのがおすすめです。

メガネを水と中性洗剤で洗うだけではありますが、手入れをしないよりもきれいが保てますし、振動の心配がないため毎日でも洗えます。

キズを付けないように丁寧に扱うことにさえ気をつければ、毎日洗うだけで視界がクリアになりますので朝の身支度のときやお風呂の後などのタイミングにお水で洗うというメガネのケアの時間を組み込んでみてください。

毎日使う人ならなおさら毎日メガネもケアしたほうがいいです。

超音波洗浄機を使うのも楽ではありますが、超音波洗浄機を使わなくても綺麗にできるのでポイントを押さえてメガネを長持ちさせられるようなケアを続けていきましょう。