普段メガネをかけている人がマスクをした時に困ることのひとつに「マスクから漏れた息でレンズが曇ってしまう」ということです。
どちらかをかけないようにすればすぐに解決ですが、それでは視力が悪い人は周囲が見えなくなってしまいますし、風邪や花粉症のためにマスクをかけたい人も困ってしまいます。
しかし、世の中にはメガネを曇らないようにさせる方法がいくつかあるのです。
そのいくつかの方法をご紹介いたしますので、ご自身にあった方法を活用してみてください。
メガネを曇らないようにするマスクの小技
メガネとマスクを同時に着けた時に困るのが、自分の吐息によるメガネの曇り
【マスクの上部を内側に折る】
SNSでも話題になった、簡単・手軽にできる方法です。マスクの上部を内側に少し折ることで、吐息の漏れを防いでメガネが曇りづらくなります。ただ顔の形やメガネの大きさ、形によって左右されることも。
【マスクの金具を波型に折る】
マスクの上部には鼻の形に沿わせるためのワイヤーが入っています。このワイヤーを波型に折ることで、マスクの布にシワが寄り肌に密着して、曇りにくくなるのだそう。大きく折ると目立ってしまいますので、細かい波を作るようにするのがポイントです。
【マスクの中にティッシュを添える】
マスクの鼻にあたる部分に、4つ折にしたティッシュを添えるだけ。鼻周辺の隙間を埋めることで曇りづらくなります。外から見ても自然です。隙間を埋められれば他の折り方でもOK。ティッシュが湿気を吸収してくれるという効果もあります。
【マスクの端を折る】
マスクのワイヤーの端を持ち上げるように少し山折りにして、吐息の出口を作ることでメガネの曇りを防ぐ方法です。吐息を逃すことは効果が高いです。
メガネを曇らないようにするおすすめマスクを紹介
メガネが曇りにくい機能のあるマスクを使うという手もあります。
各メーカーから色々な工夫がされたマスクが発売されているので、試してみましょう。
- 立体的な形状で、吐息を左右に分散させる
- 鼻の隙間を埋めるノーズクッション付き
- 息をこもりにくくする、繊維粗めのフィルター使用
- 曇り防止フィルタ付き
- 二重メッシュ内臓
などなど、様々な機能のものがあるので自分に合ったものを探すのもいいですね。
マスクからの呼気でメガネを曇らないようにさせるには
メガネのグラスを曇りにくくさせるグッズもあります。
- ジェルタイプ
メガネに少量塗り伸ばして拭き取るタイプのもの。高い効果を発揮し、長時ちします。製品によっては塗る量など、コツが必要な場合もあります。 - クロスタイプ
メガネ拭きのようなクロスに、曇り止めの成分が入ったタイプのもの。時間や場所を選ばず、メガネが曇った時にいつでも使えるのが利点。安価で売られているものが多いですし、クロス1枚で何度も使用することができるので、コスパも◎です。 - スプレータイプ
スプレーで吹き付けるタイプのもの。簡単に使えて効果も高いです。均一に吹き上げないとムラになってしまうので、コツがいりそうです。
マスクをしなくても、花粉をガード出来るグッズもあります
- 花粉ガードスプレー
特殊技術の成分が花粉やPM2.5を反発させて、肌や髪への吸着を防止させてくれるスプレー。スプレーした部分が透明なマスクをつけたかのようにコーティングされ、花粉症の症状を抑えてくれます。メイクの上からでも使えるタイプもあり、女性にもおすすめです。 - 花粉ガードジェル
鼻や目の周りに塗るだけで、花粉やPM2.5を寄せ付けなくしてくれます。ファンデーションの上からでも使えるタイプのものもあり、メイク後でもOK。目の周りに花粉がつくのを防ぐという効果は抜群です。
肌に直接つけるものなので、成分の確認や、パッチテストはしておきましょう。
メガネとマスクを同時につけると、こんなトラブルも
メガネとマスクを併用すると、メガネが曇るだけではなくこんなトラブルもあります。
メガネとマスクの併用でメガネが曇るだけでなく耳が痛くなってくる
顔に合ったマスクをつける
顔に対して小さいマスクをつけると耳がゴムに引っ張られて痛みを感じてしまいます。大きすぎても顔を隠してしまいますので自分のサイズに合ったものを選ぶようにしましょう。
メガネの調整をする
メガネが歪んでいる場合は耳の痛みが起こりやすいです。定期的なメンテナンスを。
それでも痛くなる時におすすめな解消方法があります。
マスクの紐に脱脂綿を巻く
マスクの耳が当たる部分の紐に、脱脂綿を巻くとクッション代わりになり、痛みを軽減できます。
「クリップ」を使う
書類を数枚まとめて留める時に使う、あのクリップです。マスクの左右の紐をクリップに引っ掛けて、マスクをつける際は耳の後ろではなく首の後ろで留めます。そうすると耳に負担がかからず長時間つけられることが可能です。
耳かけ部分が柔らかくなっているものや、ワイド幅になっているものなど、耳が痛くなりにくいマスクも売られているので、そちらを使用してみるという手もあります。