眼鏡の鼻あて部分、ふと目をやると鼻あてパッドにヒビが入っていたり、とっても汚れていて洗っても取れなかったり、鼻あてのカバーが知らないうちに外れていることもあります。
そこで眼鏡の鼻あての修理は、どこに依頼をすると良いのか。眼鏡修理の基本について、また自分で修理が行える場合についても、ご紹介をいたします。
鼻あて部分のちょっとした違和感も、毎日付けていると意外と気になるものです。気がついたら、すぐに修理を依頼しましょう。
基本的な眼鏡の修理依頼について
この動作を毎日行うので鼻あてに負荷がかかっていることはとてもよく感じるのです。普段装着している間も鼻あては眼鏡の重さを支えています。洗って拭き取るときと装着している間とで華奢な鼻あては必然的に壊れやすくなるのでしょう。鼻あてがもげた事と樹脂の部分が切れてしまった事があります。購入したメガネ屋さんへ持っていくと直ぐに新しい鼻あてに無料で交換してくれました。かかった時間はものの数分です。また、引っ越したので購入したメガネ屋さんへ持って行けず別なメガネ屋さんへ持っていった時は料金がかかるかと思ったのですが、やはり無料で直ぐに付け替えてくれました。
眼鏡屋さんにおいて鼻あての交換は無料で行ってくれる場合が多いようです。
しかし、以前にツーポイントのメガネを使用していた時に鼻あてがもげてしまったので購入店へ持っていくと、そのツーポイントのメガネは「フレームと鼻あてが一体になっているので修理することができません」と言われ、残念な思いをした事があります。
このようにメガネの構造によっては修理が出来ない場合もあります。
眼鏡の鼻あて修理は無料?気になる修理代金
但し、鼻当ての付け根の金属部分が折れていたりして鼻パッドとネジだけの交換では済まない場合にはフレームの修理となります。修理が終わるまでに日数がかかり修理代金が発生します。
眼鏡の鼻あてを自分で修理
眼鏡の鼻パッドは消耗品です。
亀裂が入ったりした場合には猶予が無いのでメガネ屋さんへ持っていくのですが、汚れてきたので取り替えたいと思っているとなかなかメガネ屋さんまで赴くのが面倒です。そこで自分で交換できないかどうか調べてみました。
現在使用しているメガネの鼻パッドはまだ持ちこたえられそうなので限界が来るまでの間、メガネ屋さんへ持って行く手間と料金を天秤にかけて考えたいと思います。
自分で鼻あて修理ができる眼鏡のタイプ
鼻パッドとネジ、精密ドライバーがセットになった修理キットで交換できるメガネは、鼻パッドをネジで止めるタイプの眼鏡です。
鼻パッドがネジではなくはめ込まれていたりするメガネはこの修理キットで交換することはできません。こういった特殊なタイプのメガネはメガネ屋さんで交換してもらいましょう。また、ブランド品などでその商品を扱っているお店でないと部品が無く交換出来ない場合もあります。「交換できるお店が遠方で訪れるのが困難である。しかし、まだこのメガネは使い続けたい」という場合には、鼻当てごと取り替えることが可能である場合があります。鼻パッドが付いている金属の部分を根元から外し、ネジ付けタイプの鼻あてを溶接して取り付けるのです。料金はあるお店では6千円程度と伺いましたが、メガネやお店によって異なるので商品を持ち込んで相談してみましょう。
一般的なネジで取り付ける鼻パッドの交換方法です。
まずは構造の確認です。メガネから鼻当ての金属がのびていて、その先にネジで鼻パッドが留められています。
鼻パッドの付いているネジを外すと鼻パッドがポロリと外れます。新しい鼻パッドを差し込みネジを入れて締めます。ネジは痛んでいなければ元々使用していたネジを使用しても良いでしょう。
眼鏡を長く使用するための使い方
私はメガネを毎晩水で洗います。水道の蛇口から出る流水でレンズの裏と表の埃を流します。その後ティッシュで水気を吸い取ります。この時にレンズとレンズの間のブリッジを持ちます。
レンズを拭く時にフレームに負荷がかかると歪む原因になるので、レンズをメガネ拭きで両面から挟んでメガネ拭き越しに指をクルクルと滑らせるようにして拭きます。
鼻当て部分は肌に直接触れる部分なのでここも忘れずに拭き取ります。しかし、鼻当ては非常にデリケートなので、鼻当てを親指と人差し指で掴んで固定してから肌に接触する面を拭きます。私は以前に鼻当てをぐいぐいと拭いていて、気がつくと鼻当ての樹脂の部分が取れてしまっていたことがあります。