サングラスが紫外線をカット出来る寿命をお教します!

最終更新日:2019/09/05

サングラスは太陽の眩しさを抑えてくれるだけではなく、目から入る紫外線もカットしてくれる頼もしいアイテムですよね。
しかし、その効果に寿命があるのはご存知でしたでしょうか?
それを知らないで使い続けていると、ただの色メガネをしているだけになってしまいます。
そうならないために覚えておくべきサングラスの紫外線カットの効果に関する事柄についてご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

紫外線をカット出来るサングラスの寿命ってどれくらい

外に出かけることが多い方のお助けアイテムでもある「サングラス」。
そんなサングラスには様々な種類があり、中には、紫外線をカットできるサングラスもありますよね。
紫外線をカットできるサングラスはアウトドア派の方にとって有難い効果ですから愛用しているという方も多いと思います。
ただその愛用している紫外線カットのサングラスには寿命があるのを知っていますか?

サングラスが紫外線をカットする効果はいつまでも続くわけではない

サングラスはまだ壊れていないから大丈夫!と長く使い続けている方は要注意ですよ。

サングラスが紫外線をカットできる「寿命」は約4~5年です。

もちろん使い方によっても寿命は前後しますが、目安としては4~5年程度が限度だと言われていますので、だいぶ前に買ったなぁという方は一度しっかりと確認してみてはいかがでしょうか。

また、もしも寿命を過ぎていて紫外線をカットできていないとなれば、それはただの「色つきのサングラス」です。
色つきのサングラスは日差しの強さによる視界の不快感を軽減することができますが、それには大きなデメリットが伴っているのです。
それは「瞳孔が大きく開いているということ」です。
目は夜など暗くなると瞳孔を開いて光を取り込もうとします。
夜であれば紫外線はほぼゼロに近いですから瞳孔が開いてもさほど問題はないのですが、日中は太陽からバシバシと紫外線が発生しています。

そんな日中に寿命を迎えた紫外線カット効果の無いサングラスをかけていれば、紫外線を取り込む量はサングラス未着用時よりも多くなってしまうのです。
眩しさを回避するためにかけているサングラスによって、目は大きな悪影響を受けていると考えたほうが良いでしょう。

このサングラス、紫外線出来るの?寿命が来てるかを知るには

では、購入から4~5年程経ったサングラスは紫外線をカットできる効果の寿命がきてるから買い換えなければいけないのか?ということですが、そういうわけではありません。まずはお持ちのサングラスの紫外線カット効果がどの程度なのかを調べてみましょう。

調べる方法は主に2つ。
「自分で調べるか」「お店や病院で調べて貰うか」です。

まずはじめに自分で行う方法ですが、自分で紫外線カットがどの程度なのかを調べるためには、「専用の測定器」を用意する必要があります。
通販等で数千円程度で購入できるようですが、自分ではよく分からないかもしれないという方は、次にご紹介する方法がオススメです。

2つめはお店や眼科で調べて貰う方法です。
眼鏡屋さんや眼科によっては調べて貰える場合もあるようです。
ですが、全ての眼鏡屋さんや眼科で行っているというわけではないようですので、行く場合には前もって聞いておくと良いでしょう。
また、場合によっては料金が発生する可能性もありますので、そちらも併せて確認しておくことをオススメします。

サングラスの紫外線カット効果の寿命は伸ばすことが出来るのか

お気に入りのサングラスだと紫外線をカットできる効果の寿命を迎えていたとしても、買い換えるのはちょっと…と思い留まる場合もあると思います。
また、そんな場合には「紫外線カット効果の寿命を延ばすことはできないのか」と、気になることもあるでしょう。

サングラスの紫外線カット効果の寿命は延ばすことができません。

解決策としては紫外線カット効果が無くなったら買い換えるしか無いのです。

ただ、まだ紫外線をカットする効果が継続しているという場合であれば、サングラスの扱い方次第で長持ちさせることはできます。
日差しのあたる車内や窓際に置きっぱなしにしない、使ったらキレイにしてケースに入れて保管するなどのちょっとしたことを意識すれば、目安とされている5年程度は使い続けることができるでしょう。

サングラスを少しでも長く使うために、正しく取り扱おう

紫外線カットのサングラスを少しでも長く使うためには「正しい取り扱い方」を知っておくことが大切です。

●サングラスの正しい取り扱い方とは?

  • 汚れは放置しない
    汚れはサングラスが劣化する大きな原因となります。
    特に、アウトドアが好きでよく出かけるという方は、こまめなお手入れがサングラスを長持ちさせる上で重要なポイントとなります。
  • 正しくお手入れする
    お手入れはサングラスを長く使う上で重要であることをお伝えしましたが、お手入れは適当にすれば良いというわけではありません。
    正しい方法でお手入れをする必要があるのです。
    注意すべきは「使う水の温度」です。
    サングラスは基本的に水洗いが鉄則です。
    お湯を使ったお手入れはサングラスの品質を下げる原因となる場合がありますので避けるようにしましょう。
  • 水気は必ず拭き取ってから保管する
    サングラスに水気が残っているとレンズにカビができてしまったり、水分が蒸発して垢となってしまう場合があります。
    お手入れ後の水気は必ずキレイに拭き取るか、完全に乾かしてから保管するようにしましょう。
  • 熱に注意する
    サングラスに限らず言えることですが、温度の高すぎるところはサングラスが変形する原因となります。
    夏場の車内やキッチンの近く、外でキャンプ楽しむ場合にもサングラスの「置き場所」には、十分に注意するようにしましょう。

サングラスはシーンに合わせたレンズ選びをしましょう

紫外線カット効果のあるサングラスを含めサングラスの効果はモノによって異なります。

レンズの色によって見え方が変わるのはもちろんのこと、紫外線の強さによってレンズの色が変わるようなモノもありますので、サングラスを選ぶ時には自分が使う「環境」に合わせて選ぶことが大切です。
どんな環境でサングラスを使いたいと思っているのかを店員さんに伝えて使う環境に合ったサングラスを購入するようにして下さいね。

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