新しいメガネを購入する時には、どんな形にしようか悩みますよね。
お店にはたくさんの種類があり、自分に似合う形はどんなタイプなのか、よくわからないという方も多いと思います。
そこで、顔のバランスや、輪郭に合うフレームの探し方をご紹介します。
覚えておくと迷った時の参考になるはずです。
また、意外に重要なのが、黒目の位置です。あまり気にしていなかったという方も多いと思いますが、この黒目の位置によって見た目の印象が大きく変わります。
代表的なメガネフレームの形の種類
メガネのフレームには多くの種類がありますが一般的とされるものは以下の5種類が多く見受けられます。
この中から自分の顔型やイメージに合うものを選んでいきます。
代表的なメガネの形
- オーバル
丸みのある卵を横にしたようなレンズの形が特徴のメガネです。
柔らかく優しい印象を与えるフレームです。顔の主張を抑えられる効果があります。 - ボストン
逆三角形に近い楕円形のフレームが特徴です。
活動的で若々しい印象を与えるフレームで、面長の方に似合います。 - スクエア
横長な四角形のフレームで直線的でシャープな印象のフレームです。
理知的で顔の印象を引き締める効果があります。 - ウェリントン
丸みの強い逆台形型のフレームで昔からあるクラシックなフレームのひとつです。
落ち着いた印象があり、顔を引き締める効果のあるフレームでもあります。 - ラウンド
いわゆる丸メガネです。
若々しく可愛らしい印象を与えることができ、顔に動きや楽しさをプラスしてくれるフレームです。
顔の形から見るメガネの選び方
顔の形からメガネを選ぶ際にはまず輪郭などを頼りに探す前に、メガネを探す基本となるポイントを軸に大まかに自分に似合うのはどんな種類のメガネかを知る必要があります。
顔型で割り出していくのもいいですが、まずは基本のポイントを満たしているものを見分けてこれとこれとこれが私に似合いそうだ、というおおまかな分類をする基準を作りましょう。
メガネの基本の選ぶポイント
- メガネのレンズの縦幅は自分の眉から顎の3分の1を目安に選ぶ。
- テンプル(つる)が顔に食い込んだり、ゆるすぎたりしないものを選ぶ。
- かけてみたときにレンズの中央、もしくは少し内側に黒目のくるものを選ぶ。
- 眉のラインとトップライン(フレーム上部のライン)が似ているものを選ぶ。
これらを満たしているものを選ぶと自然に顔に似合うフレームはこんな感じのものだ、ということがわかってきます。
それがわかったら、そこから自分が欠点だと思っている自分の輪郭の形とは真逆の形のフレームを選んでみましょう。
顔型で選ぶフレームについては次の項目から紹介していきます。
顔の輪郭の形から似合うメガネフレームを探す
顔の輪郭から選ぶ、似合う眼鏡のフレームは、『自分の輪郭の形と真逆のもの』です。
自分の輪郭と似ているものを選んでしまうと、同じ形が顔という狭い範囲で重なることになるため、輪郭の形が欠点として強調されてしまいます。
そのため丸顔の方は直線的で四角いスクエアフレームを、面長の方は丸みがあり、区切るような形のフレームのウェリントンフレームをというように輪郭によく似合う形があるのです。
輪郭から似合うものを見極められたら、今度はフレームの素材や太さ、色などであなたの雰囲気に似合うものを探していくとより似合う眼鏡を見つけられます。
こんな自分になりたい、というイメージが有るならそれに合わせて素材や色をつけていくのがおすすめです。
色から得られるイメージや素材から得られるイメージも色々あります。
紫なら優雅さを、青なら冷静に、赤なら情熱的。
金属ならスタイリッシュ、プラスチックならポップな雰囲気。べっ甲なら落ち着いた印象に、などなどいろいろなイメージをつけられます。
同じ形のフレームでも素材で印象が大きく変わるので、自分に似合うものやなりたいイメージに近いものを探してみてください。
顔の横幅とメガネフレームの幅が同じだとバランスが良い
メガネを選ぶ際は顔の横幅とメガネの幅が同じくらいのものを選ぶことも重要です。
それが同じくらいだと、強調されすぎることなく、浮いたり小さすぎたりすることもないため、基本のポイントをみるときに自分の顔の横幅と合うメガネであるかどうかも見ていくといいと思います。
このバランスが狂うと、ちぐはぐとした印象を与えてしまうため、人によって違うそのバランスを見極めることが大切です。
人によりベストバランスに違いがあるため、色々なフレームを掛けて試してみることが大切です。
大まかにこれくらいのものが似合うのではないか、という幅はたくさんメガネを掛けてみて、メガネを掛けた自分の顔を認識することでわかりやすくなってきます。
気になるメガネがあったらとりあえず掛けてみましょう。
似合うメガネの条件は黒目がレンズの中央にあること
基本のポイントの中にもありましたが、レンズの中央、またはレンズの内側付近に黒目があるということも重要なポイントになります。
レンズの中でその位置に目があることがバランスが良く、そのフレームが似合っているということになります。
これが狂うと、目が極端に離れているように見えたり顔の印象が大きく変わってしまいます。
せっかくメガネをかけるなら似合うように、美しく見える形でかけたいですよね。
そこで黒目の位置をしっかりとチェックする必要があるのです。
この黒目の位置はメガネを作る際にフィッティングすることでも変わってきます。
メガネを購入するときにレンズを入れる前にしっかりとフィッティングして、黒目の位置も確認しておきましょう。
自分に似合うメガネを快適に使っていけますように。