眼鏡の調整がいまいちしっくりきていないような…。
もしかしてあのお店はフィッティングが下手なのでは?と思ったときには自分でできる確認方法を試してみてください。
調整をしてもらってから、しばらくしてまた耳にかける部分が痛い、鼻あてに跡が残るなどのメガネの場合は、そもそもの選び方を間違えている可能性があります。
きちんと調整ができていないと、顔の印象に影響が!
眼鏡の調整が下手かどうかを見分ける方法をこっそりお教えします。
眼鏡の調整が下手だと顔の印象が変わってしまいます
メガネは調整をして使うものです。
ひとりひとり顔のパーツの位置や骨格が違いますので、それに合わせた調整を行うのですがそれがうまくいっていないと、顔に似合うフレームを使っていても違和感を与えてしまう印象になってしまうことがあります。
メガネは視力の矯正を行うと同時にフレームの形や色、レンズの大きさなどで顔の印象を変える力も持っています。
顔に合わない調整がなされているメガネをかけていると、そのメガネの印象を変える部分に影響を受けて、顔の印象が大きく左右されてしまうのです。
メガネをかけるなら、おしゃれに使っていきたいですよね。
メガネをうまく似合うものにするためにも、今の調整が骨格に合っているものなのかということをきちんと見定めて、調整が足りていないと思うときには購入店やメガネ店に持ち込み、新たに調整し直して貰う必要があるでしょう。
できるだけ細かくメガネのパーツを見ていき、どんな部分がフィットしていないと感じる原因になっているのかしっかり調べましょう。
眼鏡の調整が下手かどうかを自分で確認する方法
メガネの調節をしてもらったけれど、なんだかしっくりこない…というときにはメガネのどの部分がそう感じさせているのか調べるために見るポイントがあります。
メガネが顔にあっている調整になっているか、以下のポイントを見て調べてみましょう。
メガネの調整がフィットしているかのチェック方法
- メガネをかけて正面から鏡を覗いたとき、左右のレンズが真正面を向いているかどうか
- メガネをかけて大きくうなずくなど大きな動作をしたとき、メガネが元の位置からずれていないかどうか
- メガネを外して真上から見たとき、左右のレンズが真正面を向いている角度になっているかどうか
- メガネを外して真横から見たときメガネのつる(テンプル)は両方とも高さが水平かどうか
こうした点を見ていったときに、つる(テンプル)の幅やレンズと目の距離や角度、メガネを支えている鼻と耳の3点など気になる部分がないかということもチェックしていきます。
ひとつでも気になる部分があるときには、なるべく早めに調整しに行きましょう。
調整の合っていないメガネを使っていると、目に負担もかかってしまうのでできるだけ早めに、プロの手に任せて調整してもらうようにしましょう。
調整が下手なお店と上手いお店の違いは眼鏡のフィッティングのタイミング
もしお店でメガネを作る際に調整、いわゆるフィッティングを行ってもらうときに下手な人にあたってしまったら、とメガネの身を案じてしまう方はちょっとした見分け方でうまくメガネを調整してもらいましょう。
メガネをうまく調整してもらうコツは『レンズを入れて貰う前にしっかり調整してもらう』という部分です。
例えば、購入しようとしているフレームにレンズを入れる加工を施してから、調整をするという状況になれば『もしこのフレームを調整しても合わなかった場合はどうなるの?』というようなことが置きてしまう可能性があります。
レンズを入れるということは、そのフレームとレンズの代金が必ずしも発生してくるのです。
そうなってくると、もし調整が気に食わないメガネでも購入せざるを得なくなってしまうので、レンズを入れる加工を行う前に調整をしてくれるメガネ屋さんに任せるのがいいでしょう。
大抵の場合はこちらから声を掛ける前に、レンズ加工の前の調整をおこなってくれるはずですが、もしそういった声がなかったら、こちらから声をかけて調整してもらいましょう。
メガネを似合うものにするなら購入するときには、必ずレンズを入れる加工の前に調整してもらうということを覚えておきましょう。
眼鏡の調整がいまいちとならないための選び方
メガネの調整がいまいちということを、起こさないために気をつけたいことは他にもあります。
メガネと鼻あてが一体となっている、フレームを選ばない、ということです。
この形のものは調整に苦労することが多く、鼻あての部分を調整できるお店がなかなかないため、もしそういったフレームが気に入ったときはしっかりと試着して納得行くまでフィッティングを行ってもらったほうがいいです。
メガネの本当の機能を引き出すためにも、骨格や顔のパーツに合った調整をしっかりと行ってもらうほうがいいですし、メガネを選ぶときからそういったことを気をつけている方が後で困ったという事態を少なくすることができます。
できるだけ、メガネのフレームと鼻あてが一体になっているタイプのものの多い、セルフレーム(プラスチック製のもの)は選ばず、調整の行いやすいメタルフレーム(金属製のもの)を選んで置くほうが失敗が少ないと思います。
ですが調整だけが全てではありませんし、セルフレームのものでも上手にフィッティングしてくれる方もいらっしゃいます。
気に入ったものをしっかりとフィッティングしてもらうようにしましょう。
眼鏡の調整は気になったらしてもらいましょう
メガネの調整が気になるなという事があったときには、調整をしてもらったほうがいいです。
気になることとは、どんなこと?
- なんだかずり落ちやすいな。
- 耳にかかるテンプルがあたるところが痛い気がする。
- なんだか鼻あてがゆるい。
- 丁番がゆるくなってきている。
などのことです。
このような状態になってきていることに気がついたら、メガネ屋さんに持ち込んで調整を行ってもらいましょう。
3ヶ月に1度はメガネを購入店などに持ち込んで、しっかりと調整をしてもらうことで、メガネが似合う状態であるフィッティングを維持していけると思います。
そういったことはメガネを購入した際についてくる保証書などの書類にも、記載されていることが多いため、もし気になるようであれば購入時にもらったものなども今一度確かめてみるのもおすすめです。
うまくフィッティングされているメガネを使って、快適に過ごしていけますように。