メガネが似合わないのはナゼ?似合うメガネの選び方

最終更新日:2019/01/09

新しいメガネにするときに似合わないものを選びたくないですよね。すると、今まで使っていたものとほとんど変わらないものをまた手にしていたりするものです…。

自分に似合うものは意外にも自分では気が付きにくいものなので、選び方の基本を守りつつ、このようなポイントを参考に少し印象の変わるものに挑戦してみてはどうでしょうか。

似合わないメガネと思っているものも、フレームのタイプや色を変えるだけで顔になじみやすくなるので参考にしてみてください。

メガネの似合わない選び方していませんか?選ぶ基準

メガネの購入を考えたことのある人の中で、メガネを試着してみたら、どのメガネも似合わなくてガッカリしたなんていう経験をお持ちの方がいるのではないでしょうか。
そういった方は、メガネの似合わない選び方している可能性があります。
選ぶ基準は、流行りかどうかや、おしゃれさだけではなく、「自分の顔輪郭やパーツとのバランスは良いか」ということを重点に置くと、メガネ選びで迷わなくなります。

まず最初に自分の眉毛と顎までの距離を見た時に、メガネの縦幅を3分の1、またはそれよりも少し狭いものにしましょう。
顔に対して縦幅が大きいと、メガネをかけた自分の顔が、まるでカマキリやトンボのように見えたり、逆に縦幅が狭いと目が離れて見えたり、自分の顔が大きく見えてしまいます。

また、顔の横幅に対してのメガネの幅も重要です。
自分の顔よりも大きく横幅のあるもの、また顔よりも小さい横幅のメガネの場合も、アンバランスな印象になってしまいます。
自分の顔の幅と同じか、少し小さいくらいのメガネにするようにしましょう。

そして、メガネをかけた時に、黒目がレンズの真ん中に来るようにかけましょう。
目がレンズに対して上になったり、下になってしまうと、不自然な印象を受けるだけではなく、フチの歪みで見え方も正しいものになりません。
鼻当てやツルを調整して自分に合った正しい位置にしましょう。

これらの事を守るだけでも、自分に似合うメガネを探す鍵になるはずです。

自分の顔のタイプを無視すると似合わないメガネの選び方に

メガネが似合う似合わないは、顔の幅や目の位置だけではなく、輪郭も重要となります。
そういった自分の顔のタイプを無視すると、似合わないメガネの選び方になってしまいますよ。

人間の顔の輪郭のタイプは、大きく分けると「面長」、「丸顔」、「四角顔」、「三角顔」の4つに分かれます。
それらの顔の特徴は、長所でもありますし、短所でもあります。
ですので、長所として捉えるのであれば、それを強調するメガネを、短所として捉えるのであれば、それをカバーするメガネを選ぶと良いでしょう。

  • 面長
    顔の長い面長さんは、比較的どのメガネも合いますが、その中でも、特にレンズの縦幅の広いメガネが似合います。
    具体的な種類は、「ウェリントン」や「ボストン」などです。
    レンズの縦幅の狭い「スクエア」や、「オーバル」は、顔が長く見えがちです。
  • 丸顔
    優しい印象のある丸顔さんは、顔の縦幅が狭く見えますので、レンズも縦幅の狭いものを選ぶと良いでしょう。
    おすすめのメガネの種類は、「スクエア」、「ハーフリム」などです。
    レンズの丸い「ラウンド」や「ボストン」は、輪郭の丸さが強調されます。
  • 四角顔
    真面目な印象のある四角顔さんは、「オーバル」や、「リムレス」といった、優しげな雰囲気のあるメガネをかけると、柔らかい印象になりますのでおすすめです。レンズが角張った「スクエア」や、「ウェリントン」は、輪郭の四角さを強調してしまいます。
  • 三角顔
    顎の細い三角顔さんは、「ボストン」や「オーバル」、それから「フォックス」をかけると、すっきりとしたフェイスラインを活かすことが出来ます。
    レンズの大きい「ウェリントン」は、レンズのサイズを間違うと、貧相な印象になってしまうことがありますので、注意が必要です。

似合うメガネの選び方の参考になるのはフレームと顔のなじみ具合

似合うメガネの選び方の参考になるのは、フレームと顔のなじみ具合です。

フレームのサイズも種類も、自分に合うはずのものを選んでも、なんだか合わないなんて事があります。
それは、フレームの太さや色によるもので変わるからです。
セルフレームはフレームが太めに作られてはいますが、さらに太めのものの方が合うかも知れませんし、逆に細めにした方が似合うかも知れません。
また、フチの細いメタルフレームも試してみると良いでしょう。
他にも、フチの無い「リムレス」はかける人を選ばず、顔なじみも良いので、レンズの形やツルの色デザインの違うものを色々試してみると、自分に合うものを見つけられます。
他にもメガネを選ぶ上で重要なのが、「普段自分は何を着ているのか」ということです。
スーツを普段着ている人は、スーツに似合うメガネを、ストリート系などのカジュアルなものをよく着る人なら、そういった服に合うメガネを、というように、服に合うメガネを探す時は、鏡に顔だけを映すのではなく、大きな鏡で全身とのバランスも見るようにしましょう。

ずれているメガネは似合わない!この部分も確認しましょう

雑誌のモデルさんなどが、わざとメガネをズラしてポーズを取ることがありますが、それを常にやっている人はあまりいませんよね。
なぜなら、サイズが合わずにずれているメガネは似合わないし不自然だからです。
メガネを買う時は、この部分も確認しましょう。

それは、「メガネの鼻パット」と「ツルのカーブ」です。
ちなみにツルは「テンプル」とも呼ばれ、耳のカーブに沿って曲がっている箇所は「モダン」という名称があるそうです。
メガネをメガネの専門店で購入する場合は、店員さんが鼻パットやツルのカーブを調整してくれますが、ネットで購入する場合はそういった事が出来ません。
それに、かけた時はピッタリだったメガネも、しばらくかけているうちにフレームが歪んで来てしまうこともあります。

メガネ店によっては、そのお店の商品ではなくても、調整を受け付けてくれますが、ほとんどの場合は有料です。
ただ、そのお店で購入したメガネの場合は、無料で調整をしてくれる事が多いので、安さだけではなく、アフターフォローの有無によってもメガネの購入先を選ぶと良いでしょう。

似合わないメガネを教えてくれるのが良いお店

メガネのお店はどこも一緒だと思っていませんか?
似合わないメガネを教えてくれるのが良いお店の条件のひとつと言えます。

お店側としては、高価なメガネを買ってくれるお客様が良いお客様と言えるかも知れません。
しかし、いくらお店の利益になるとしても、そのお客様があまりにも似合わないメガネを購入しようとしていたら、まともな店員さんは苦言を呈することでしょう。
そうではないと、お客様の満足度にも評判にも影響するからです。
試着したメガネが似合わないと思ったら、別のメガネを提案するなど、きちんとした対応をしてくれるお店、そして店員さんがメガネ選びの良い助けとなってくれます。

メガネを選ぶ時は、予算を伝えたり、自分がどういったイメージになりたいのかを伝えると店員さんとしても、助言がしやすくなります。

そういった事などを念頭に置いてメガネ選びをすると、自分にはメガネが似合わないと思っていても、ピッタリのメガネが見つかるかも知れません。

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