眼鏡の鼻パッド部分がなんだか合っていないような、この部分だけ調整にお店に行くのもなぁ、自分で直すことができたらいいと考えているのならお店に行って見てもらいましょう。
鼻パット部分はメガネを支える大切な部分です。この調整は難しく、きちんとできなければ見えにくくなってしまったり、さらにずれてしまう原因となります。
鼻パット部分の調整をするタイミングや調整の方法、調整料金などを紹介します。
眼鏡の鼻パッド部分の調整が必要な場合とは
折角の気に入った眼鏡やオシャレな眼鏡をかけていたとしても、その掛け心地が良くなければ意味はありません。
その掛け心地の悪さ、鼻パッドの位置があなたの目の位置や鼻の形状に合っていないからではありませんか。
眼鏡を購入した時、大抵の眼鏡店はフィティングして、掛け心地を使用する人に合わせて調整してくれることが殆どです。このフィティングができてこそ、眼鏡本来の性能を十分に発揮できるのです。
しかし、眼鏡店によってはフィティングなしで購入した眼鏡を渡すところもあると聞きます。また、長く使用しているうちに、フレームや鼻パッドに歪みが生じてくることもあるでしょう。
使う人の目の位置や鼻の形状にこの鼻パッドが合っていなければ、本来の性能は発揮できない
また、鼻パッドの正しい位置は決まっています。その正しい位置以外の場所は、神経や筋肉など血管が多く通っているため、鼻パッドの位置がずれてしまうと、違和感だけでなく痛みや負担に繋がります。正しい位置に鼻パッドがなければ、快適な掛け心地とは言えません。
鼻に違和感を感じる時は、眼鏡店で鼻パッド部分の調整を行ってもらうべきでしょう。
眼鏡の鼻パッド部分を自分で調整するのはやめておきましょう
眼鏡を使用しているうちに、ずれてしまったり、ずり落ちてくるようになったなんてことはありませんか。
鼻パッドの高さをちょっと調整さえすれば、しっくりくるはずだと安易に考え、倒れ気味の鼻パッドを、自分で何とかしようとしているあなた。内側に鼻パッドを起こそう手で押したり、ペンチを使って何とかしようとしている人もいるかも知れませんが、ちょっとお待ち下さい。
自分で鼻パッドの高さを調整しようとすると、古くなっていたり素材によっては折れてしまうことも考えられる
勿論、ちょっとやそっとでは折れはしませんが、万が一折れてしまっては大変です。
自分で行う場合は、細いペンチか専用のヤットコを使って内側に起こすことで、掛け心地を改善することができますが、折れてしまうことも考えられるので、あくまで自己責任で行って下さい。
眼鏡店では、大抵は無料で鼻パッドを調整してくれます。購入店でなくても無料で調整してることが大半です。持ち込む方が無難でしょう。
眼鏡の調整は鼻パッドだけではありません
眼鏡の調整は鼻パッドだけではありません。掛け心地を良くするためには、フロントからこめかみを経由して、耳にかけるツルの部分も調整も、重要なポイントとなります。
頭の形状や幅は、人によって違います。ですから、使用する人に合わせて、このつるの開きや形を調整してこそ、快適な掛け心地が得られるのです。
つる部分が頭に当たる状態だと、こめかみが痛くなってしまいます。きついため、前にずれてしまい、眼鏡がずり落ちてきます。こめかみとつるの間は、多少隙間が出来ている状態が理想的です。
どうしても鼻パッドが痛い、ずり落ちてくるという人
鼻パッドをシリコン素材に変えてみてはどうでしょうか。これは調整というより交換になります。
大抵の眼鏡には、元からハードパッドの鼻パッドがついています。ハードパッドは耐久性に優れていて、透明度が高く、変色や変形が殆どありません。しかし、汗をかいたときにはずり落ちてきたり、鼻に当たる部分が痛くなったりする場合があります。
そんな時は、シリコン製の鼻パッドに交換してみましょう。鼻にぴったりと吸着して、眼鏡がずり落ちるのを防いでくれます。
眼鏡屋さんで鼻パッドを定期的に調整してもらうことが一番
気づいたら、眼鏡に鼻パッドの跡がついているなんて事もあると思います。勿論、長時間かけていれば、どうしても跡がついてしまうのは仕方のないことです。
しかし、その跡の原因が鼻パッドの位置がずれて鼻に負担がかかって血行が悪くなったせいも考えられます。
その様な時は、眼鏡屋さんで鼻パッドの位置を調整してもらうことをオススメします。
鼻パッドの位置は、定期的に調整してもらうことが理想的
使っているうちに、自然に広がってくることが多いためです。
快適な掛け心地を得るには、定期的に眼鏡屋さんでフィッティングし、調整してもうのが良いでしょう。
また、鼻パッドの跡が気になる時は、眼鏡を外して、クリームなどを使いその部分をマッサージしたり、蒸しタオルなどを使って血行を促進して上げることがお勧めです。寝る前などに習慣的に行うと色素沈着の予防にもなります。
眼鏡の調整代金とは?気になる調整料金
鼻パッドの調整は然り、できる限り眼鏡の調整は購入店で行ってもらう事が無難です。購入店に調整や修理を依頼すれば、その眼鏡のパーツがある場合もあるでしょう。なくても取り寄せてくれるはずです。
内容によっては、眼鏡を購入した顧客からの修理依頼となるため、保証期間であれば無料であったり安価に修理することができます。
しかしどうしても、眼鏡を日常的に使用していると、不具合が出てくることは否めません。
眼鏡のフレーム自体を調整する場合は、購入店か、違う眼鏡店かで料金に差が出ます。
購入した眼鏡店ではなくても、多少の歪みやネジの緩み程度であれば、無料で対応してくれる事が殆どです。有料となった場合でも、千円~2千円程度で調整してくれるでしょう。
料金がかかるのが嫌だとか眼鏡店に行くのが面倒だなどという理由で、鼻パッドだけなら自分で調整してしまおうと考える人もいるかも知れませんが、うまく行かず折ってしまっては元も子もありません。鼻パッドの調整には、それなりの技術が必要なのです。
殆どの眼鏡店は、無料で鼻パッドの調整を行ってくれます。面倒がらずに、ぜひ眼鏡店へ持っていきましょう。鼻パッドだけでなく、あらゆる箇所を調整してもらいましょう。フィティングがしっくりくれば、快適な眼鏡ライフが送れるはずです。