眼鏡の鼻あての掃除方法!歯ブラシや歯間ブラシで簡単に綺麗に

最終更新日:2018/12/26

眼鏡の鼻あてには、緑色の汚れやメイク・皮脂汚れなどが付着してしまうことがあります。掃除をしたいと思っても、細かい部分の掃除をどのようにすればいいかわからない人もいますよね。

付着してしまった汚れは、こまめに掃除をして汚れを取り除きたいものです。

ここでは、汚れてしまった眼鏡の鼻あてを綺麗に掃除する方法についてお伝えします。掃除の手順を知って、鼻あてを綺麗に保ちましょう。

眼鏡の鼻あては皆さんの想像以上に汚れています。掃除を怠ると、なかなか汚れが落ちにくくなることも考えられますので、汚れに気がついた時になるべく早く掃除をするようにしてくださいね。

また、眼鏡の鼻あてを清潔に保つ方法についてもご紹介しますので、そちらも是非参考にしてしてみてください。

こまめに掃除を!眼鏡の鼻あては想像以上に汚れています

眼鏡のレンズが汚れていると、視界が曇ってしまい見えにくくなります。ですから、レンズの汚れはこまめに拭いたり洗ったりして、掃除している人も多いのではないかと思います。しかし、鼻あてはどうでしょうか。

あなたは、眼鏡の鼻あてを掃除していますか。

眼鏡の鼻あては直接肌に触れる部分です。汗や皮脂が直接つくのは当然のことです。眼鏡において、最も汚れやすく汚い場所と言われています。鼻あての汚れは、蓄積されていきます。汚れが溜まると滑りやすく、眼鏡がずり落ちてしまう原因になりかねません。

毎日顔は洗っているのに、洗った顔に触れる鼻あて部分を掃除していないのであれば、汚いままの鼻あてをまた顔にあてて、汚れを付着させてしまうことになり兼ねません。

しっかりと洗い、掃除してこそ、鼻あてはしっかりとフィットされ、正しい位置で眼鏡を使用できるようになるのです。

鼻あてが滑らないように、眼鏡がずり落ちないようにするには、ハードパッドよりシリコンパッドがおすすめです。吸着性があるため、滑り止め効果は抜群でしょう。

しかし、ハードバッドよりも汚れが付きやすいのが難点です。鼻あては消耗品です。汚れが蓄積されれば劣化に繋がります。こまめに掃除していたとしても、半年から一年を目安に交換することが無難でしょう。変色などが気になる場合は、早めの交換がベストです。

眼鏡の鼻あての汚れの正体

眼鏡の鼻あて部分は汚れが付きやすい部分です。

できる限り眼鏡の鼻あての寿命を延ばすためには、こまめな掃除が必要です。

鼻あての汚れの正体は、汗や皮脂汚れ、化粧品などです。
眼鏡の鼻あてに、きれいな緑色の物が付着しているなんて人もいるかも知れません。掃除を怠っているうちに、カビか苔が生えてしまったのではないかと驚く人もいるかも知れませんが、その緑色の正体は緑青と呼ばれるサビです。

眼鏡の鼻あての部分に銅や銅合金が使われている場合、空気中の酸素や二酸化炭素や水分、塩分などが付着して反応し、それによって銅塩が発生します。それこそが緑青の正体です。緑色のサビなのです。

特に夏の季節には、汗や皮脂が付着して自然乾燥すると、緑青が発生しやすくなります。汗をかいたあとは、眼鏡だけでなく鼻あてもしっかりと洗って、水分を拭き取りましょう。

洗うということは水分がついてますますサビが発生するのではないかと考える人もいるかも知れませんが、水分はしっかりと拭き取れば錆びません。水洗いをし、自然乾燥せずに、水分を拭き取ることが大切です。

歯ブラシを使って眼鏡の鼻あてを掃除しよう

緑青がついたままの、鼻あてを使用していると目立つこともあるでしょう。緑青が発生していなくても、汗や皮脂汚れ、化粧品がついたままの状態で、鼻あてを放置しておくと、汚れが蓄積され劣化や変色、素材の変質に繋がります。

ですから、鼻あてをこまめに掃除することは、大切になります。緑青がついたり、汚れがこびりついてしまった場合、流水で流してもなかなか落ちないこともあるでしょう。特にその汚れが緑青である場合は、洗剤をつけても落とすことは不可能です。鼻パッドは固定されている部分でありレンズに近い為、指先ではうまく洗浄や掃除できない事が殆どです。そんな時は、是非、小さめの歯ブラシを使って掃除してみましょう。歯ブラシを使う際には、レンズやフレームをキズつけないように慎重に行うことです。

洗面器やボールなどに水を張って、台所用洗剤などの中性洗剤を数滴入れて泡立てましょう。そこに眼鏡を入れて、左右に良く振ってよく洗います。レンズやフレームについた脂や汗、ホコリなどが落ちてきれいになります。

鼻パッド部分は、歯ブラシを使って汚れを落としましょう。特に見逃しがちなのが、鼻パッドの裏面です。ここを念入りに力を加減しながら、優しく歯ブラシでこすり落としましょう。緑青もこれできれいに落とすことができるはずです。

汚れが落ちたら、流水で良くすすぎましょう。すすいだ後は、ティッシュで水分を拭き取ります。キズがついてしまうのでゴシゴシとは擦らず、押すように拭き取りましょう。最後に眼鏡拭きで拭いたら終了です。

歯ブラシで眼鏡の鼻あてを掃除する時間がない時の対処法

鼻パッドは細かい部分の為、形状によっては歯ブラシではうまく洗えない場合もあるでしょう。緑青が飛び散ることで、他の部分にサビを付けかねないという様な心配がある場合は、是非、先の細い柔らかい歯間ブラシや爪楊枝を使って掃除してみましょう。指などで強引に取り除こうとすると、鼻あてが取れてしまうなんてことも考えられます。

水道が使えないとか、ゆっくり洗剤や歯ブラシを使って清掃している時間がない、緑青だけをなんとか取り除きたいという時もこの方法はお勧めです。必ず緑青が飛び散らないように、いらない布やティッシュなどを敷いた上で作業するようにしましょう。

緑青がついたまま眼鏡をかけていると、色白の方は特に鮮やかな色が目立ってしまうなんてこともあるでしょう。除去したとしても、再発生してしまうため、こまめに取り除かなければなりません。いちいち、丁寧に掃除していられないなんて人も、この方法ならこまめに緑青を除去できそうです。

眼鏡の鼻あてを清潔に保つには

眼鏡の鼻あてを清潔に保つためには、こまめに眼鏡を掃除することが必要です。特に鼻あては汚れが付きやすい場所であり、溜まりやすい場所でもあります。
ですから、歯ブラシや歯間ブラシ、爪楊枝などを使って、丁寧に掃除したり、緑青をこまめに取り除くことは大切です。

しかし、問題は洗った後にもあります。あなたは丁寧に水分を拭き取っていますか。
特に鼻あてなどの細かい部分は、拭き取ったつもりでも、水分が残っていることも考えられます。綿棒などの先の細いもので水分を拭き取ることをオススメします。レンズやフレームなどは拭き取りやすい部分ですが、細かいパーツも、隙間部分などに入り込んだ水をきれいに拭き取らなかえれば、サビに繋がってしまいますしっかりと乾燥させて、清潔に保たなければ意味がありません。

この様に、汚れが溜まったり緑青が発生しない様にするためには、掃除などのメンテナンスは勿論のこと、金属などのパーツが少ない眼鏡を選ぶのも手でしょう。
細かい部品が多いと、その分メンテナンスが大変になります。緑青が発生してしまうことにも繋がりかねません。

金属部品が少ないと、汚れたときに拭き取ったり洗ったりしやすいというメリットもあります。
眼鏡はあなたの顔を印象づける一部でもあります。その眼鏡が汚れていたり、緑青が発生していたりするだけで、相手の人に与える印象は悪くなってしまいます。

眼鏡を清潔に保つためには、鼻あて部分などの細部まで掃除するべきでしょう。もし、掃除をしても綺麗にと言うときには、眼鏡店でパーツを取り替えてもらいましょう。

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