運転をしているときにサングラスをかけたいと思う場面があっても、毎日のことでなければ車のサンバイザーでやりすごすことが多いですよね。しかし、サングラスをかけることで車の運転が楽になることもあるようです。
なぜ、サングラスをかけるだけでこのような効果があるのでしょうか?運転中にサングラスをかけるメリットとは?
また、運転をするときにはどのようなサングラスを選べばいいのでしょうか?運転にむいているサングラスの選び方のポイントを紹介します。
運転をするときにサングラスをしたほうがいい理由
ドライブをしているときになんだか目がつかれるというご経験のある方もいらっしゃるかと思います。
そうした目の疲れは照り返しや反射光といった雑光と呼ばれる光が視界に入ることで、目の疲れとなっています。
それらは運転をするときだけに限りませんが、特に運転時には気になるものになっている可能性が高いです。
そのため運転をするときには偏光レンズのサングラスをかけることをおすすめします。
運転をしているときには様々な方向を見て周囲の情報を取り入れようと目を盛んに動かします。
目を盛んに動かしているときは緊張状態となっているのですが、そこに雑光が入り込むことでより情報量が多くなってしまっていたりということが起きています。
それを軽減させるため、サングラスの中でも唯一反射光などを抑えられる偏光レンズのものを選んで長時間のドライブでも疲労感を少なく出来るような工夫が求められます。
運転をするときにかけるサングラスの選び方
運転をするときに選ぶサングラスはもちろん偏光レンズであるのが望ましいですが、それとともに可視光線透過率の度合いにも注目すべきです。
可視光線透過率とはサングラスのレンズがどれくらいの光を見える度合いに調整しているか、ということになります。
この透過率が高ければ周囲の明るさはさほど変わらないように見えますが、これが低ければ光量調節がなされている状態といえます。
サングラスはレンズの濃さで見え方が多少違う部分もありますが、それらで紫外線のカット率などが違うわけではありません。
レンズの色が濃くても紫外線をカットしないものがあるのと同じように、この可視光線透過率というものもレンズの色に関係のないものです。
運転をするときにかけるサングラスを選ぶときは光量を抑えつつ、周囲が見えるような度合いの可視光線透過率のものを選びましょう。
それはレンズなどにシールで貼り付けるなどで記載してあり、実際の表記には%が用いられています。
運転に向いている可視光線透過率は20~30%ほどのものです。
実際に掛けてみて見え方を確かめながら選びましょう。
運転用のサングラスの選び方のポイントは色
さきほどレンズの色の濃さに関係の無い効果もあるというお話をしましたが、運転をするときにかけるサングラスならば事故なく運転するためにも見えやすい色を選択することも重要になってきます。
効果に関してはやはり色などは関係ないですが、レンズの色は実際の見え方に影響を及ぼす点でもあります。
サングラスだからと黒い色を選ぶのではなく用途によって使い分ける必要があります。
運転をする場合ならば、周囲が見えやすい色であるブラウン系やグレー系、グリーン系などの色のレンズを選ぶとより運転がしやすくなるかと思います。
できるだけ、色と可視光線透過率を確かめるために見本となっているレンズやサングラスを掛けて確かめてから購入することが大事です。
どんなふうに周囲が見えているか、ということはライティングされている店内などを歩き回るだけでもある程度知ることが出来ますよ。
夜に運転をすることが多い人のサングラスの選び方
夜に運転することが多い方は、夜に感じる独特の眩しさを緩和させるサングラスを持っておくといいと思います。
夜間にサングラス、というとなんとなくかけなくてもいいような感覚をお持ちの方が多いと思いますが、夜間の運転でも目は周囲からの光でストレスを感じているのです。
適切なレンズを選ぶことでくらい見え方になりすぎず、対向車のライトなどの光のストレスを緩和させる状態を作って運転できるので、安全運転に大きなメリットをもたらしてくれる場合があります。
夜にかけるサングラスを選ぶ際には人間が眩しいと感じやすい青色光をカット出来るようにレンズの色をイエローやオレンジ、グリーンなどのものを使っているものを選びましょう。
可視光線透過率は周囲が見えるようになるべく高めなものを選んでください。
夜間の運転での眩しさを緩和させると目の緊張状態が持続する状態も避けられますので、夜間運転をする機会の多い方はそういった対処で目を守ることも効果的です。
普段メガネの人はこんなタイプのサングラスもあります
普段メガネを掛けているけれど、度入りのサングラスを購入するほどでもない…とお悩みの方はメガネの上からかけられるタイプのサングラスを試してみてはいかがでしょうか。
このメガネの上からかけられるタイプのサングラスというのは、オーバーサングラスと呼ばれるものです。
このタイプ以外にもクリップでメガネに取り付けられるもので上からサングラスの効果を持つレンズを足すというアイテムなどがあります。
これらはいろいろな通販サイトやメガネ店で購入できるものなので、メガネのサイズと合うかどうかなどを確認して購入しましょう。
価格も手頃なものが多いため、ひとつ用意しておけばいろいろな場面で役立つはずです。
度入りのサングラスとなると少し高い買い物になってしまうこともありますが、こうした便利なアイテムを使用することでそういった不安も取り除けそうですね。
自分に合うサングラスを手に入れて、快適なドライブが出来る環境を作ってください。