アウトドアが好きな人は、天気の良い日になると思い切りアウトドアを楽しみたいと思いますよね。太陽の光を浴びながら、素敵な時間を過ごしたいと思うことでしょう。
でも、お天気の良い日には太陽の日差しが眩しく感じるのも事実。そんな時に便利なのがサングラスです。
サングラスのレンズには色々な種類があります。その種類によって、長所や短所がありますので、特徴を知って自分に合ったピッタリのサングラスを探してみましょう。
ここでは、サングラスのレンズの種類とそれぞれの特徴・長所や短所についてご紹介します。是非サングラス選びの参考にしてみてくださいね。
お天気の良い日はサングラスをお供に、楽しい時間を過ごしてください。
サングラスの種類、色付きレンズの特徴
サングラスにはレンズにいくつか種類があります。
その種類は主に『色付きレンズ』『偏光レンズ』『調光レンズ』の3つです。
色付きレンズは色を利用して見え方を変化させているというもの
レンズに着色された色により光を暗く感じさせているのですが、眩しさは軽減するものの色が濃くなるとどんどんと暗くなります。
レンズの色が濃くなり視界が暗くなると、瞳孔はより多くの光を取り入れようと開きます。
それが紫外線をより多く取り込んでしまうのではないかとの指摘の声もあるレンズです。
色付きレンズのメリットとデメリット
メリット
- 価格が安価である。
- 特別なメンテナンスが必要ない。
デメリット
- 目に負担がかかる懸念がある。
この後の項目でほかのレンズについても解説していきます。
サングラスには調光レンズという種類もある
調光レンズは紫外線の量に反応してレンズの濃さが変化するというレンズです。
屋内にいるときは紫外線の影響を受けていないのでメガネと同じようなクリアなレンズの状態ですが、屋外では濃い色のレンズに変化し目を保護します。
無断階で色が柔軟に変化するという特徴を持っており、レンズの種類によってその変色スピードは様々です。
その変色は温度によっても着色濃度が変わるため、夏と冬ではレンズの変色濃度が違います。
冬のほうが濃い色に変わるものが多いです。
調光レンズのメリットとデメリット
メリット
- 紫外線に反応して変色するため屋内外でかけかえる必要がない。
- 紫外線のカット率が高い。(ものにもよるがほぼ99%)
- ナイロールやツーポイトなどのサングラスには無いようなタイプのフレームでも作ることができる。
デメリット
- 経年劣化で徐々に変色しにくくなる。
- 変色に時間がかかるため、明暗差の激しいときには瞬時に対応できない。
- 運転するときには、フロントガラスの紫外線カット加工により変色しないことがあるため運転には不向きである。
- 気温が高いと色が濃くなりにくいため真夏にサングラスとして機能しない。
- レンズ全面にキズが入ってしまうとその部分は機能しなくなる。
少々癖のある面白いレンズですね。
偏光レンズのサングラスについて
偏光レンズは偏光膜という特所なフィルムが入っています。
このフィルムは一定方向にのみ光を通過させるという加工がされています。
そのため自然光を通し、反射光のみをカットするという効果があります。
水面や路面、ガラスの映り込みなどのギラギラとした乱反射をカットしてくれるため、視界がクリアになるというレンズです。
偏光レンズのメリットとデメリット
メリット
- 反射光をカットしてくれるためアウトドアでの使用に最適である。
- 反射光を軽減するためドライブなどのときもクリアな視界で運転できる。
デメリット
- 偏光レンズ越しに液晶画面を見ると暗く見えてしまうので操作がしづらい。
- 熱と水分に弱い性質をもっているため、保管に気を使う。
それぞれのレンズの特徴についてご紹介しました。
それぞれメリットとデメリットがあるためどんな用途で使用するかで選ぶサングラスも変わってきますね。
ミラーレンズという種類のサングラスもあります
ミラーレンズというレンズは鏡のように反射する加工を表面に施されたレンズのことを指します。
サングラスは濃さなどにもよりますが角度などによって、レンズの奥の目が見えるものもありますが、ミラーレンズを使用しているサングラスはレンズの奥の目が全く見えなくなります。
レンズの色にも種類が多くあるため、色々なカラーのミラーレンズを使用できるためにファッション性が高いレンズです。
このレンズは反射を強く出すため、使用しているとちらつきなどが出る場合もありますが、見た目の美しさもあって多くの方がミラーレンズ加工を行ってサングラスを作っていたり、ミラーレンズ加工のされたものを使用していたりします。
かけている側から見ても周囲の映り込みなどによって特殊な見え方をするレンズですので、長時間の使用には向いていません。
使用するタイミングを選んだほうがいいレンズといえますね。
サングラスをしてアウトドアを思いっきり楽しもう
サングラスは目に入り込む紫外線から目を保護する役割を持っています。
そのためアウトドアで活動するときには、サングラスをかけているほうが紫外線対策になります。
肌は紫外線で日焼けを起こす、その日焼けは目から入り込む紫外線によっても引き起こされている
目から紫外線が入ると体は紫外線から体を守ろうとメラニンという物質を作り出します。
そのメラニンは肌に出てくるため、日差しの強い場所では肌に日焼け止めをしていてもサングラスをしていない状態だと日焼けをしてしまうということもあるのです。
そしてその目から入る紫外線は日焼けの他にも、涙が止まらなくなったり目が充血したり、目の乾燥を引き起こしたりします。
強い日差しを長時間浴び続けていると目は白内障になってしまったりもするため、外で活動する時間が長い人はサングラスを使用して、外での活動を行うほうがいいです。
できるだけ紫外線対策をしてアウトドアでの活動を楽しみたいですね。