サングラスの選び方、ドライブ向きのサングラスは

最終更新日:2019/09/25

サングラスを選ぶ時は、見た目のデザインや予算などから決める選び方をしている人が多いと思いますが、かける場面の目的に合わせて選ぶのも同じくらい重要です。
それがドライブの時であれば、スタイリッシュさだけではなく、機能面もチェックしておく必要があります。
そんなドライブ向きのサングラスの選び方や扱い方のポイントをいくつかご紹介いたしますので、サングラス選びや購入した後の扱いのご参考にしてみてください。

ドライブ向けのサングラスは、こんな選び方をすると○

私はサングラスの似合う顔ではありません。サングラスが似合う顔というのは彫りが深くて目鼻立ちがはっきりとしている顔でしょう。私の顔はさらっとアイロンをかけたような平面的な顔です。

目と眉毛の間が離れているのでサングラスをかけると眉毛がレンズの上部に飛び出してなんとも滑稽な印象を受けます。

彫りが深いと目と眉毛の間が窪むために目と眉毛の間隔が狭くなります。そのような顔にサングラスは格好よく決まります。
しかし、そんな私でもサングラスの必要性を切実に感じる状況が何度かあり、先日メガネ屋さんで購入しました。

サングラスの必要性を切実に感じた状況とは

車を運転している時です。
子供達を連れてドライブに出掛けた時に、帰宅が夕方頃になりました。太陽が沈みかけて西日となった時に、信号の色がまったく分からないのです。西日を受けて信号機の全ての色が輝いて見え、点灯している色が判別できない状況です。

その時は2車線で隣の車線に車が一台止まっていたので「赤信号」と判断して私も停車しました。

しかし、「青信号」になる瞬間がわかりません。

隣の車も同じくわからないようで、私と隣の車はしばらく停車していました。そのうち対向車線に車が走ってきて信号を通過したので「今は青信号なのだ」と判断して進みました。

ドライブ用のためのサングラスは必要

西日が信号機に当たる角度によって信号機の色が全く見えなくなる状況を何度か経験しました。これは非常に危険です。

レンズには機能別に種類がありますが、私は迷わず偏光レンズを選びました。
偏光レンズは光の反射を遮る事ができるので、光によって見えづらくなるのを防ぐ事が出来るのです。

西日の他に、天気の良い日の車や街路樹への反射反射も防ぎ運転にはもってこいのレンズです。

ドライブに使用するサングラスならば偏光ガラスが断然お勧めです。

ドライブ用のサングラスの失敗しない選び方

知人がサングラスを購入しました。小さな子供を外で遊ばせる間に強烈な日差しを浴びるので、帽子や手袋だけではなくサングラスで目からの紫外線も防ごうと考えたためです。

サングラスをメガネ屋さんで注文して出来上がって来てしばらくして会った時、

「サングラス選びに失敗しちゃった。普通のサングラスにすればよかった。」

と語っていました。

彼女は調光レンズのサングラスにしたそうです。主に子供の外遊びなど外での行楽に使用するので、紫外線を浴びると色が変化するという調光レンズはかけ替える手間がなくて便利だと思い選んだそうです。

外に出ると紫外線に反応してレンズの色が濃くなり、室内に入ると色がなくなるので便利で満足していたそうです。

ところが、先日家族でドライブに出かけた時に。天気がいいので助手席に座っていても眩しくてサングラスをかけると…レンズの色が変化しません。

壊れたのかと思ってもみましたが、ふと車のガラスが紫外線カット加工されている事に気がつきました。

眩しいけれど紫外線がカットされているのでサングラスの調光機能が働かないのです。

運転はしない彼女ですが、助手席でも眩しさをカットできるサングラスが欲しかった…と残念がっていました。

調光レンズはドライブには向かないという事がわかりました。

視力の悪い人がドライブ用サングラスが欲しい時の選び方とは

私はメガネをかけているので、サングラスを作るにはメガネ屋さんでオーダーして作る必要があります。

フレームを選びレンズを選び度が強いので薄いレンズにして…となると価格は数万円になります。気軽に購入はできません。

ところがある時、便利商品のカタログを見ていて目から鱗の商品を見つけました。

普段のメガネの上からかけることの出来るオーバーグラスのサングラス

オーバーグラスのサングラスは価格も2千円程度から1万円程度で多くの商品があります。オーダーで度入りのサングラスを作るよりもかなり安く購入する事ができます。

耳にかける部分が2重になるので多少の違和感はあり重たくもなりますが、晴れて眩しい時の運転中にだけかけるなどと割り切って使うには良いでしょう。

サングラスは、レンズの色も重要です

サングラスといえば黒や茶色のレンズを思い浮かべる場合が多いかもしれませんが、実際には他の色もあります。
色はファッションだけではなく視界にも影響を与えます。色による視界の変化についてご紹介します。

レンズの色の選び方

黒やグレー系

景色をそのままの色合いで見る事ができ、眩しさを防ぐ効果も高いです。

茶系

縁取りがはっきりと見えるようになります。そのため物の動きも捉えやすくなるので運転に向いています。

黄色

視界がはっきりとするので、夜間や雨の日になどに向いています。しかし、黄色が弱く見えるので信号機の色が判別しづらくなるなる可能性があります。

青系

赤や黄色が弱く見えるので車のヘッドライトが眩しいような状況に適しています。

緑系

本来の色が自然に見えるのでレンズ色による影響が少なくなります。

サングラスは、どのように扱ったかで寿命が変わります

サングラスを購入する際には紫外線カットの加工が施されているものを選びましょう。

紫外線は将来白内障などの目の病気になる可能性を高める他、肌の老化の原因にもなります。街にはLEDの照明も溢れているので、ブルーライトカットの加工がされていると尚良いでしょう。

サングラスの加工には寿命がある

通常は3年程度ですが、使用状況でその寿命は異なってきます。

レンズの加工は熱や摩擦により効果が低下します。そのため、使用している間は仕方がありませんが、保管している間は温度が高い場所に置かないようにしましょう。

また、レンズが擦れない様に、保管する場合にはメガネケースにメガネチーフを敷いて入れましょう。

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