眩しいのはサングラスが透明だから?眩しくないサングラスとは

最終更新日:2019/02/26

眩しいときにかけるサングラスは透明だと意味がないのでしょうか?

サングラスをかける理由として、紫外線カット、眩しい光を軽減させるなどがありますが、このどちらも兼ね備えたサングラスを選ぶときにはどんなことに気をつけたらいいのでしょう。

あなたに必要なのは、偏光レンズ?それとも調光レンズ?サングラスの選び方を紹介します。

透明のサングラスは眩しい、その理由

サングラスといえば、色付きのレンズが入っているものを想像しますよね。
しかし世の中には、透明のサングラスというものも存在します。
ではサングラスと名がついているのであれば、レンズが透明でも眩しさを軽減させてくれるのでしょうか?
実際に透明のサングラスをかけて光を見てみると、なんと眩しいままだそうです。
それではサングラスの意味がない気がしますよね。透明のサングラスが存在する理由とは一体なんなのでしょうか?

透明なサングラスは、目を紫外線から守るために作られているもの

見た目は透明でも、目からの日焼けを防ぐことが出来るのです。
例えば、窓ガラスや車のガラスでUVカットの加工がされているものがありますよね。
しかし、見た目は透明なままです。
それをサングラスのレンズに使ってるというわけです。

目を紫外線から守る目的のみでサングラスを買うのなら透明なものでも良いですが、眩しさも軽減させたいのなら、もう少し色の入っているレンズを購入したほうが良さそうです。

眩しいときにかけるサングラスは透明ではなくカラーレンズ

サングラスを買う時の一番の動機は「太陽やライトの眩しさを軽減させたい」ではないでしょうか。
ですので、眩しいときにかけるサングラスは透明ではなくカラーレンズを選びましょう。

透明のサングラスの利点

それは、「室内や曇りの日でも暗く見えない」です。
色の濃いサングラスは、眩しい日差しの下ではよく見えますが、屋内に入ったり日が落ちてきた夕方などは、「暗くてよく見えない」などという事態に陥ってしまいます。

屋内も外も視界に変化なく使えるサングラスというのは、難しい注文ですがレンズの色を薄いものにしたり、オレンジや黄色のレンズにすると、比較的対応しやすいです。
ただし、他のレンズの色よりも太陽の眩しさを感じやすいので、ご注意ください。メガネ店などで試着をして、視界の見え方を確認しておくと失敗しません。

眩しいのを防止するサングラスレンズでおすすめなのは偏光レンズ

車を運転している時に、太陽が眩しく感じられたら、バイザーを使って太陽光を遮ることが出来ます。
しかし、他の車の窓ガラスやミラーなどに当たった光などが反射して眩しく感じた事はないでしょうか?
また、釣りなどで海や川などに行った時に、水面で反射する光が眩しくて、水中がよく見えなくて困った経験はないでしょうか?

そういった眩しい事態を防止するには、サングラスですよね。

眩しい時は偏光レンズがおすすめ

偏光レンズは簡単に言うと、反射光の眩しさをカットするレンズです。
ですので窓ガラスに当たった光や、水面のギラつきを抑えて見やすくしてくれます。

ただし偏光レンズはカーナビの種類によっては、液晶画面が見づらくなることもありますので、ご注意ください。
また、太陽の光そのものは抑えることが出来ませんので、偏光レンズをかけているからといって、太陽を直接見るのはやめましょう。

普段は透明で眩しいときにサングラスとなるのは調光レンズ

サングラスは眩しさを抑えてくれますが、室内に入ったり暗いところに行ったりすると、視界が暗く感じてしまいます。
ですので、旅行などで建物から出たり入ったりする時に、いちいちサングラスをかけたり外したりしなくてはいけません。
なかには、そういった行動が煩わしいと感じる人もいるかと思います。

普段は透明、眩しい時は調光レンズ

調光レンズは、紫外線が当たる量によって色が変化するレンズ

ですので、いちいちサングラスをかけたり外したりしなくても、レンズの方で色が自動的に変化してくれます。
しかも、透明な状態でもUVカットの効果は変わりませんので安心です。

しかし、注意点もあります。
調光レンズは、色の変化に数十秒から数分ほど時間がかかりますので、トンネルに入ることもある車の運転には不向きです。
また、窓ガラスにUVカットの効果をつけている室内に入った場合は、室内が眩しくても紫外線が少なくなりますので透明なままですので、そういった事も念頭に置くと良いでしょう。

紫外線や眩しいのを防ぐ方法はいろいろ サングラス+対策を

紫外線や眩しいのを防ぐ方法はいろいろあります。
サングラス+対策を行うのがベストです。

太陽はとてもまぶしいため、多くのサングラスは、直接見ることが出来ません。
だからといって、そのままでは景色などを見る時に困ってしまいます。
そんな時には、サングラスのみではなく、帽子や日傘、サンバイザーなどを合わせて使うようにしましょう。
確かにゴルファーや野球選手などは、サングラスと帽子をあわせて使っている姿をよく見ますよね。
あれは大変理にかなっていることなのです。

また、一般的なサングラスをかけた時にフレームと顔の隙間から光が入って眩しく感じた事はありませんか?
そういった事で困った経験が有る方におすすめなのが、「スポーツサングラス」です。

スポーツサングラスは、顔のカーブに沿うようにフレームとレンズが曲げられていますので、顔とサングラスの距離が近く、そのため隙間から光が入ることも少なくなります。

このように、太陽の紫外線や眩しさを抑える対策には、さまざまなサングラスや方法がありますので、ドライブやアウトドアなどでサングラスが必要な方は、自分に合った用途のサングラスやアイテムを選ぶようにしましょう。

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