メガネを買うならネット?安いものを買うときのポイント

最終更新日:2018/11/23

メガネをネットで購入しようと思っているのだけれども、安いのが気になる・・。ネットでメガネを購入するときには、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?

ネットでメガネを買うときには、度数を自分で調べたり、フィッティングができなかったりと心配なことがありますよね。普段からメガネをかけない人はネットの安いメガネを試しに買ってみるのもおすすめです。しかし、メガネが必需品、視力がよくない人はメガネ屋さんで購入したほうがいいでしょう。

安いメガネと高いメガネの違いはメガネの質だけではなくいろいろなことが含まれていることがわかると思います。

ネットで安いメガネを買うときにはデメリットを知っておきましょう

視力の悪い人にとって、メガネは無くてはならないものではありますが、正直安いものではありません。
費用の面で悩んでいる人なら、出来るだけ価格の安いメガネが欲しいと思うでしょう。
そういった安価なメガネを手に入れる方法として、「ネットで購入する」という手もありますが、ネットで安いメガネを買うときにはデメリットを知っておきましょう。

ネットで安い眼鏡を買う時は試着が出来ない

「このメガネ格好良い」と思っても、実物がありませんから試着することが出来ません。
ですので見た目の良いメガネを選んでも実際にかけたら、自分に似合わずガッカリしてしまう可能性が高いです。

ネットで安い眼鏡を買うとレンズやフレームの細かい調整が出来ない

メガネは自分の視力の数値と乱視があるかないかだけわかれば良いわけではありません。
人の顔の目や耳の位置、また鼻の高さは人それぞれですから、その人の目や耳の位置、それから鼻の高さに合った鼻当てやフレーム、レンズの位置調整が必要となります。
しかし、ネットではそういった細かい調整が出来ないのです。

アフターケアが難しい

ネットでも修理などの依頼を受け付けているところがありますが、細かいニュアンスが伝わらなかったり、いちいち包装して送るのは面倒です。
また、多くの場合はアフターケアそのものを受け付けていない事があります。
しかし、店舗であれば、短時間で不具合を調整してくれたり、メガネを包装する手間も必要ありません。

安いメガネをネットで買うには度数情報が必要です

安いメガネをネットで買うには度数情報が必要です。

度数情報とは、両目の「SPH(球面度数)」、「CYL(円柱度数)」、「AXIS(乱視軸)」、「PD値(瞳孔間距離)」の数値の事です。
単純に「右が0.2で左が0.3」という情報だけではないのですね。

その数値は過去に行ったメガネ屋さんにカルテが残っていればもらうことが出来ます。
また、使用しているコンタクトレンズの箱などに記載があれば、そこから情報を得ることも出来ます。
今使っているメガネを買ったのが数年前など古い情報でしたら、視力が変わっている可能性もあるため、出来れば眼科に行って視力検査を受けて、最新の情報を提出するようにしましょう。

お風呂のメガネなど、短時間で軽くかける程度のものでしたら、ネットで格安で買うことの出来るメガネはおすすめですから、上手にメガネを買いましょう。

度付きではないネットの安いPCメガネはおすすめ

そもそもメガネを買う目的が、視力が悪いからではなく、ファッションやパソコンを使うといった理由の人もいます。
その場合は、度付きではないネットの安いPC用メガネはおすすめです。

パソコンやスマホの画面から出るブルーライトは長時間見ると目に負担がかかり、眼精疲労や視力の低下に繋がると言われています。
そんな目に負担をかけてしまうブルーライトをカットしてくれるPC用メガネは、ネットで安く購入しましょう。
レンズに度が入っていなければ細かい調整も必要ありませんし、かけ心地が悪い時は、鼻当てやツルに専用のシリコンパーツをつけて調整することも出来ます。
費用も千円から5千円ほどで買えますので、かなり安価で購入することが出来ます。

また、ファッションで購入するという方は、フレームのみで買うと良いでしょう。
しかし、ファッション目的の場合は、ブランドのフレームを選択する場合が多いと思いますが、ブランドのものはフレームだけで数万円を軽く越してしまいますので、ご注意ください。

安いメガネと高いメガネの違いとは

安いメガネと高いメガネの違いとはどういったものなのでしょうか?

まず、その一番の理由は品質なのではないでしょうか。
レンズ一つとっても、安いレンズは必要最低限の加工のみなのに対し、高いレンズは、厚いレンズを薄くするために圧縮をかけたり、傷防止加工やUVカット加工などのコーティングがされます。
ですので、レンズだけでも内容や価格に大きな差が出てしまうのです。

次にフレームも同様の事が言えます。
ネットのものでもおしゃれだったり、壊れづらいものは出ていますが、やはり本物の高い品質のフレームとは比べ物にはなりません。
その違いは実際に手に取ったり、数年使うことで実感できるでしょう。

そういった点でも長年使う予定であれば、専門店に足を運んでメガネを購入することをおすすめします。
しかし、ファッション目的で、しかも「ブランドの形っぽいメガネがあれば良い」などの理由でメガネが欲しい場合は、品質にこだわらず、安価なメガネを買っても問題ないのではないでしょうか。

安いメガネはアフターケアが心配長く使いたいならお店が安心

「安いメガネはアフターケアが心配」という方、長く使いたい方ならお店が安心です。

スタッフのいる店舗型のメガネの専門店は、アフターケアが万全なところが多いです。
激安店では修理やメンテナンスを受け付けていなところもが、そうではないお店ですと、無料でメンテナンスを行ってくれたり、格安で修理を受け付けています。
メガネ自体は高価でも、そういったアフターケアが万全であれば、安心してメガネを買うことが出来ますよね。

メガネを買って試着した時に「ツルが耳に当たって痛い」、「鼻当てに違和感がある」なんて事はよくありますよね。
お店でしたら、その場でスタッフがツルや鼻当ての角度を調整してフィッティングしてくれます。
ネットで買った場合はそう簡単にいきませんよね。
自分でなんとかしようとしてツルを折ってしまったり、鼻当てが取れてしまったら、せっかく格安で購入した意味が無くなってしまいます。

そういった点でも、一日のうちで長時間かける予定のメガネはきちんと自分に合ったものを買いたいですよね。