メガネの鼻パッドの黄ばみが気になる時には交換がおすすめ

最終更新日:2018/11/01

鼻パッドが付いたメガネを長く使っていると、どうしても鼻パッドの黄ばみが気になりますよね。

メガネを付けている時にはそれほど目立たなくても、外した状態で見ると黄ばみが目立ちます。
そんな黄ばみを自分で落とす方法はあるのでしょうか?

黄ばみの原因になる汚れを落とすのは大切なことですが、明らかに黄ばみが強い状態だと落とすのはなかなか難しいでしょう。
新しいパッドに交換するのがおすすめです。

メガネの鼻パッドの汚れは黄ばみの原因に!自宅で洗う方法

あなたのメガネの鼻パッドは、きれいですか。自信をもってきれいだと答えられる人は、少ないのではないでしょうか。メガネをかけている時には、レンズの汚れは気になりますが、実際鼻パッドは外して良く見てみないと黄ばんでいる事に気付かないものです。
実は、あなたのその眼鏡の鼻パッド、人に見られていますよ。

黄ばんでいると目立つのがこの鼻パッド。メガネをかけて鏡をよく見てみましょう。その鼻パッド、汚れたり黄ばんだりしてはいませんか。

メガネを外したとき、レンズの汚れをきれいに拭き取る人は多くいると思いますが、鼻パッドまでしっかりと拭き取っている人はなかなかいないのではないでしょうか。実は、鼻パッドについた皮脂汚れなどをそのままにしておくと、黄ばみの原因になってしまいます。黄ばんだ鼻パッドがついたメガネをかけるなんて、ちょっと恥ずかしいとは思いませんか。

そんな時は、一度自宅で洗ってみましょう。鼻パットが自宅で洗える事自体にに驚く人もいるかも知れませんが、その方法は簡単です。

洗面器と歯ブラシ、中性洗剤とキッチンペーパーとメガネ拭きを用意して下さい。

やり方です。洗面器に水と中性洗剤を数滴入れて、泡立てます。その中にメガネを入れて、水の中で振るようにして洗いましょう。鼻パッドについていた皮脂汚れだけでなく、フレームの隙間に入り込んだ汚れが出てきます。鼻パッド部分の汚れは歯ブラシなどを使って優しく擦り落としましょう。
汚れが落ちたら後は、きれいな水ですすいで洗剤をとします。最後にキッチンペーパーでしっかりと水気を取ったら、メガネ拭きで拭き上げて終了です。

鼻パットの汚れだけでなく、メガネ全体の汚れもきれいになりますよ。

黄ばみが気になるメガネの鼻パッド。自分で交換する時の選び方

このように、自宅で鼻パッドを洗ってみたにも関わらず、どうにもこうにも黄ばみが落ちないという人もいるでしょう。分解して洗ったり色々試してみたものの、どうやっても隠すことができない鼻パッドの黄ばみ。

落ち込みたくなる気持ちもわかります。ここまできたら、そのメガネをかけることさえ恥ずかしくなってしまいます。いっそ新しいメガネフレームを買おうかと検討に入るひともいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。

なんと鼻パッドだけなら、安価で購入することができるのです。自分で交換さえできれば、作業料もかかりません。お気に入りのフレームをそのまま使い続けることができます。
黄ばみが取れない場合は、鼻パッドの内部まで汚れが入り込んで黄ばんでいる可能性があります。全体が変色してしまっているのです。ですからこのような場合は、どうやっても色を落とすことは不可能なため、元に戻すためには交換しかありません。

鼻パッドはネットなどでも購入が可能です。素材も形も様々です。素材はシリコンタイプかハードタイプが主流でしょう。シリコンタイプは、柔らかく鼻にフィットしやすいですが、変色もしやすいのが特徴です。一方ハードタイプは汚れづらい反面、固く、鼻にへのフィット感はシリコンには劣ります。

メガネの黄ばんだ鼻パッドを自分で交換

では、自分で黄ばんだメガネの鼻パッドを取り外して、自分で早速交換してみましょう。
用意するものは、交換するメガネと交換用の新しい鼻パッド、交換用のネジ、精密ドライバーとピンセットです。

やり方です。まずは、メガネをしっかりと洗浄して置きましょう。汚れていると、ネジが固くなって周りにくいこともあるので、洗うことで回しやすくなります。
メガネの下に、メガネ拭きなど大きめの布を敷きましょう。ネジや鼻パッドは小さいので、何処かに転がっていったり破損したりするのを防ぐことができます。

レンズが傷つかないように、手などでしっかりとレンズを保護しながら、鼻パッドのネジを外します。小さなネジなので、無理に回すと壊れてしまいます。慎重に行いましょう。鼻パッドが取れたら、小さな容器などにとれた鼻パッドやネジを入れておきましょう。

新しい鼻パッドにねじを付けて、メガネに取り付けます。エアシリコンなどで空気孔がある場合は、その部分が下になるように付けましょう。上下がある場合は、必ず確認して取り付けてください。また無理に入れると破損することもあるため、気をつけながら入れましょう。新しい鼻パットの取り付けが完了したら終了です。細かい作業はピンセットなどを上手に利用して作業しましょう。

メガネパッドの裏に付く緑色の汚れの正体

メガネの鼻パッドの部分に黄ばみではなく、緑色のカビのようなものが発生することもあるでしょう。それは一体何なのでしょうか。よく見てみると、金属部分に発生していることが多いはすです

それは、カビでも苔でもなく、緑青(ろくしょう)というサビです。フレームや特に鼻パッドに使われている銅や銅合金の部分が、空気や水や塩分に触れることによって、サビが発生して、青緑色になったものです。水分の原因は、汗だったり皮脂だったり、時には化粧品であることもあります。

そのような汚れをしっかりと洗ったとしても、水分が残っているとサビの原因になってしまいます。しっかりと洗い落としたら、しっかりと水分を拭き取って乾かすことが重要です。とはいえ、銅が使用されている場合は、こまめに洗っていないと、緑青は発生してしまいます。

肌に触れる鼻パッド部分にサビが発生してしまった場合は、もう交換しかありません。多少の緑青であれば、レモン汁やお酢を付けて擦ると取ることができます。綿棒などに付けて、緑青を擦って見ましょう。フレームやレンズについてしまうとコーティングが剥がれてしまうことも在るので、必ず鼻パッドの緑青部分だけに使ってください。

鼻パッドと金属部分にできた緑青。綿棒などの細かいものでも届かず、取れない場合も在るでしょう。
緑青が出て変色してしまった場合、メガネ店で鼻パッドを無料で交換してくれる場合もあります。一度店舗に確認してみましょう。緑青が発生してしまった場合は、鼻パッドの交換が一番です。

緑青が出ないようにするには、銅を使っていないメガネを購入するしかありません。気に入ったフレームがあったら、購入する時点で鼻パッドに銅が使われているかどうか、確認することが無難でしょう。

メガネの鼻パッドの黄ばみがひどい場合はお店で交換するのがおすすめ

黄ばみがひどいメガネの鼻パッドは、自分で交換することももちろんできますが、交換には精密ドライバーや新しい鼻パッドを用意しなければなりません。それが面倒だという人もいるでしょう。

そんなときは、近くのメガネ店へ行ってみましょう。メガネ店によっては鼻パッドを無料で交換してくれるところもあります。ものにもよりますが、有料だとしても、それほど料金はかかりません。

男性は、皮脂汚れなどで鼻パッドが黄ばむこともあるかもしれませんが、実は女性のほうが普段ファンデーションや化粧品を使用している為、鼻パッドが変色しやすいのです。

鼻パッドが黄ばんでしまった場合、気に入った鼻パッドをネットで購入して自分で交換するというのもよいかもしれませんが、急ぎで直したい、手っ取り早い方法で交換したいというのであれば、お店にもって行って交換してもらう方が確実です。