メガネをケースに入れる時の正しい入れ方やお手入れ方法を解説

最終更新日:2018/11/04

メガネを購入したばかりの人は、メガネをどのように扱うのが正しい取扱い方なのかわからないこともありますよね。メガネを外してケースに入れるときにも、正しい入れ方があるのはご存知でしょうか。

メガネをケースに入れる時、正しい入れ方をしないとレンズが傷ついてしまいます。そうするとメガネを長く愛用することができなくなる可能性もありますので、正しい入れ方を知ってレンズの傷を予防しましょう。

また、メガネのお手入れをするときも、レンズに傷がつかないようにすることが大切です。正しいお手入れ方法を確認して、お気に入りのメガネを長く愛用できるようにしましょう。

メガネのレンズは傷を嫌います。日頃から気をつけてメガネを取り扱うことで、メガネのレンズを傷から守ることができますよ。

メガネをメガネケースに入れる時の正しい入れ方

メガネをメガネケースに入れる時の正しい入れ方があるってご存知でしたでしょうか?

まず最初にメガネにはたたみ方もあるという事を学んで行きましょう。
メガネをたたむ時にどちらからたたんでも特に問題はなさそうですよね。
しかし、時々メガネの種類によっては、逆でたたもうとするとツルが浮いて上手くたためないものもあります。
それは、メガネが決まった順にたたむことを想定して作られているからです。
中にはどちら側にたたんでも変化のないメガネもありますが、出来れば正しい順にたたむようにしてください。
その肝心な正しいたたみ方ですが、「左をたたんでから右をたたむ」です。
ちなみにメガネ屋さんの店頭に置かれているメガネはどれもそのようにたたまれています。
時々逆にたたまれているメガネを見ることもありますが、それはただ単に他のお客さんが試着した後に逆にたたんで置いただけです。
ですので、メガネをメガネケースに入れる時は、メガネを正しくたたむことから始めましょう。

メガネの入れ方・レンズを下向きにして入れるのはレンズ保護のため

次にメガネをメガネケースに入れる時の入れ方ですが、必ずレンズを下向きにして入れましょう。

「え?それだとレンズが傷つかない?」と驚かれた方もいらっしゃると思います。
確かに、テーブルなどの台の上に置く時はレンズを下向きにせず、上向きに置くことが基本です。
しかし、メガネケースに入れる場合は、下にメガネ拭きを敷いてクッション代わりにしていれると、それがレンズ保護のために良いことになります。
上向きでも構いませんが、その場合もレンズが傷つかないような配慮が必要となります。

メガネケースの中には、フェルトのような布が貼り付けられているため、中に入れるメガネを傷つける心配が少なくなります。
そこへさらにメガネ拭きを敷くことでよりメガネへのダメージが少なくなります。
同じメガネケースでも内側に布が張られていないものがあります。
そういったケースを使用する場合は、必ずメガネ拭きでレンズを保護するようにケースへ入れてください。

メガネのサイズに合ったメガネケースを使用して正しい入れ方を

細いメガネは細いメガネケースで間に合います。
大きめのメガネはケースも大きいものに入れましょう。
それを逆にしてしまうと、細いメガネが大きいメガネケースの中でガチャガチャと動いてしまいますし、細いメガネケースに大きいメガネを入れようとすると、フタが閉まらなかったり、フレームやツルを歪めてしまうことになります。
ですので、メガネのサイズに合ったメガネケースを使用して正しい入れ方をしましょう。メガネケースと一口に言っても、その種類はいくつかあります。

まず、スタンダードなのが貝のように開け締めをする開閉式ですよね。
「メガネケースと言ったらコレ」というくらいポピュラーなものです。
次に多いのが差し込み式のものです。
フタのあるものや、クチがパカっと開いていて、取り出しやすいものもあります。
差し込み式は見た目もおしゃれで取り出しやすいですが、メガネ拭きを挟まないと傷がつきやすいため、メガネ拭きと一緒に出し入れすることをおすすめします。
メガネケースの中で珍しいものとしては、ロール式のものです。
巻物のようにメガネをクルクルと巻くタイプです。
「人とはちょっと違うケースを持ちたい」、「おしゃれなメガネケースが良い」といった方々にはおすすめですが、難点は取り出すときも仕舞うときも少し手間と時間がかかる事です。
それを気にしないのであれば、個性的なロール式のメガネケースも良いのではないでしょうか。

メガネの正しいお手入れ方法

正しいメガネケースへのしまい方の他にも、メガネの正しいお手入れ方法についてもご紹介します。

メガネが汚れたら、すぐにティッシュやメガネ拭きで拭いていませんか?
実はそれは間違いなのです。
メガネを綺麗にする時は、まず水洗いをしてください。
ただし、フレームの中にはべっ甲や竹など水に濡れると変質してしまうものもありますので、ご注意ください。
とはいえ、多くのメガネのフレームは水洗いしても問題ありませんので、水道水でさっと表面のホコリを落としてください。
そうしないと、ホコリに含まれている小さな粒子などが摩擦でレンズに傷をつけてしまう可能性があります。

水洗いしたら、ティッシュでさっと水気を取り、それからメガネ拭きで拭くようにしましょう。
ティッシュも柔らかい素材ではありますが、メガネ拭きほどではありません。
柔らかいティッシュといえども強く拭くとレンズを傷つけてしまう可能性もあります。
出来るだけメガネ拭きで拭くようにしましょう。

メガネケースへの入れ方や正しいお手入れでメガネを長持ちさせよう

視力が変わることがない限りは、あまりメガネを頻繁に買い換えることはありませんよね。

メガネケースへの入れ方や正しいお手入れでメガネを長持ちさせましょう。

メガネを綺麗にする時は、レンズにばかり目がいってしまいます。
しかし、レンズ周りのフレームやツル、それから鼻当ての部分も汚れていると思いますので、それらも綺麗にするようにしましょう。

基本的には、レンズと同じく水洗いした後でメガネ拭きで拭くようにすると良いですが、普段から髪にワックスなどつけている人はツルの部分が汚れている事があります。
そういった汚れは水だけでは落ちづらいので、メガネ専用の洗浄剤を使うと良いでしょう。
ツルの汚れだけではなく、レンズについた油汚れも綺麗に落ちます。