メガネの傷消しについて、レンズに小さな傷を発見したら、なんとか自分で傷消しができないものかと考えてしまいますね。
メガネのレンズに付いた小さな傷は自分で消すことができるのでしょうか。
自分で傷を消そうとして研磨剤を使う方法が思いつくかもしれませんが、実はこれには危険が潜んでいるのです。
そこで、自分でレンズ傷を修復することについて、危険性やお店でのレンズの修復、傷消しのためにレンズを磨くことなど傷が気になるときの対処法についてお伝えしていきましょう。
これを読めば、またレンズに傷を発見したときでも、すぐに対処できるようになるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
研磨剤を使って自分でレンズ傷を修復するのは危険
メガネのレンズに傷が入ってしまうこと、生活しているとそんな場面がたくさんあります。
ですがメガネのレンズについた傷は確実に元には戻せません。
さらに自分で研磨を行ってしまうとレンズが使い物にならなくなるため絶対にしないようにしましょう。
レンズにはコーティングが施されており、そのコーティング剤が反射などから目を守ってくれているため、
研磨を行ってしまうとそのコーティングを自ら剥がすこととなり、
この先そのメガネを使うことができなくなってしまいます。
どうしてもメガネの傷が気になる場合
メガネのレンズを交換するという方法以外では傷を除去する方法はありません。
メガネのレンズを研磨できるグッズが販売されていたりもしますが、
そういったグッズは傷を消すためには設計されていませんのでそういったものを使用するのはもう遅いかもしれません。
歯磨き粉を使ってレンズの傷消しをするのもNG
歯磨き粉などの研磨剤が含まれるものでのレンズの研磨もやらないことをおすすめします。
そうしたものを使ってしまうと先程のコーティングがダメージを受けるということもありますし、細かなキズが増えるなどの結果を生む場合もありますので絶対にしないようにしましょう。
レンズのキズはついてしまった以上は絶対に消せない
自分で研磨を行うとレンズの形が崩れ、見え方がおかしくなることも考えられます。
度数が変わり結局買い換えなくてはならなくなってしまいますので、
あまりあがかずレンズの交換をしましょう。諦めも肝心です。
レンズの交換にはレンズの代金と加工費が必要
おおよそ1万円前後がレンズ交換の費用です。
あまり特殊なものでなければその日のうちに交換をしてくれることもあるので、お店に行って相談してみましょう。
薄い傷ならお店で修復が可能な場合もある
薄くごく僅かなキズならば修復ができる場合もありますが、その場合でもやはりお店でプロに見てもらうということが必須条件となります。
メガネの悩みは専門知識のある人に尋ねるのが一番早い解決方法
基本的にメガネのことで困ったらメガネ屋さんで相談することが大事です。
メガネ屋さんで行っている作業が底まですごいことに見えなくても、日々メガネを販売し取り扱ってきている数は確実にメガネ屋さんのほうが私達よりも圧倒的に上です。
メガネ屋さんに頼めば保証もききますし、安心して任せられるので、ちょっとした調整などでもメガネ屋さんを利用するようにしたほうがお得です。
レンズの交換まで行くと費用がかかりますが、調整や洗浄だけなら無料で行ってくれる店舗もたくさんあります。
どんなふうに使っていくのがいいのかという詳しい相談などにも乗ってくれると思いますので、メガネのことで困ったら自分で解決しようとしすぎず、メガネ屋さんを頼ることも重要です。
レンズを磨いても傷消しにはならない
メガネのレンズはここ最近だとプラスチックレンズが多く普及しています。
軽く、薄く、見えやすいというメガネに求める需要をしっかりと抑えてくれるため、ガラスレンズに比べて多く使われるようになりました。
お使いのメガネもプラスチックレンズではないかと思いますが、プラスチックでもガラスでもとにかく磨いてしまうとよくありません。
基本的にメガネには見えないキズがたくさんついてしまう場面が多々あり、ガラスレンズよりも柔らかいプラスチックレンズだと削ってしまうなどということが置きた場合にさらにキズを増やすことにつながってしまうのです。
傷を消すどころか増やしてしまうのは本意ではないと思いますので、無理なメンテナンスを行う前に専門家にしっかりと状態を見てもらうのが先決だと思います。
傷が気になるならレンズ交換かガラスレンズがオススメ
キズが気になってしまう場合には交換をすると思いますが、その際はプラスチックレンズではなくガラスレンズを選択してみてはいかがでしょうか。
先述したとおりプラスチックレンズはガラスレンズよりも柔らかいレンズです。
どうしても傷が付きやすい状態で使わざる終えないこともあると思いますので、また傷がついてしまうのが心配だという方はガラスレンズに交換するといいと思います。
少し重たくなったりということはありますが、レンズの形状を選べばある程度重量も軽減できます。
長持ちさせるにはそういった対処も必要ですね。
レンズを交換した後は、こまめなお手入れをしましょう。
メガネは熱に弱いので、洗うときは必ず水を使用し、汚れが気になるときには中性洗剤で洗浄するような形にしましょう。
強すぎる洗剤はメガネにキズをつけてしまったり、コーティングを剥がしてしまったりということを起こしてしまいます。
台所用の中性洗剤で洗浄するようにすると、お手入れのときも安心です。
なるべくレンズに傷がつかないような使用法を心がけ、メガネを大事にしていきましょう。