メガネが臭いときにはこの消臭方法がオススメ臭い時の対処方法

最終更新日:2018/11/11

メガネから臭いがしてくるのは何が原因なのでしょうか?消臭したいけれど、レンズやフレームに影響があるような洗い方はしたくない…というときにはこのような方法で、洗浄してみてください。

そもそも、メガネが臭ってしまうのは何が原因なのでしょうか?臭くなってしまうメガネにはこのような理由があるそうです。

メガネの臭いが気になるのは、ある程度長い期間メガネを使っているのではないでしょうか?
大人になると視力が急激に落ちることはないので、なかなかメガネ屋さんに行く機会はないと思いますが、メガネの臭いやかけ具合で気になることがあるならお店に行くのもオススメです。

メガネにも寿命があるので、買い替え時かどうかを検討してみるのもいいでしょう。

このメガネ消臭が必要?臭い原因とは

30代をすぎた頃からなんとなく自分の臭いが気になりはじめ、40代をすぎた頃には多くの人が体臭を心配しています。その臭いの正体は加齢臭かもしれません。

しかし、どんなに加齢臭に気をつけてみても、なんだか別のところから臭ってくる気がするなんて事、ありませんか?
もしかしたら、その臭いの原因、メガネかもしれませんよ。
メガネを外して、耳の当たりの臭いを嗅いでみましょう。ウッと身を遠ざけてしまったあなた。メガネにもあなたの臭いがうつっているのです。

耳の後ろには、アポクリン腺という強烈な臭いの汗を発生させる汗腺が分布しています。アポクリン腺は、脇の下などにも存在します。汗の成分を、皮膚の細菌が分解することによって臭いを発しているのです。

また、加齢臭は耳の後ろから臭うとも言われています。耳の後ろは皮脂の分泌が盛んで、ノネナールという加齢臭の元になる物質が作られやすい所です。

これらの臭いが、メガネの耳の後ろのシリコンにうつってメガネが臭くなるのです。特にシリコンは、臭い吸収しやすい素材です。汗や皮脂がシリコンに染み込み、その皮脂が酸化している可能性も考えられます。どんなに耳の後ろを洗ったり拭いたりしたとしても、なんだか臭う、その原因がメガネだとするなら、メガネを消臭しなければ根本的解決にはならないでしょう。

耳の後ろから、古いチーズにような臭いがするなんて娘に言われたらショックですよね。あなたのメガネ、大丈夫ですか?そのメガネ、消臭が必要ではありませんか。

メガネの臭いを消臭するなら重曹

メガネは基本的に水洗いOKです。メガネについた臭いを消臭するには、洗うのが一番手っ取り早い方法です。

水の中に台所用の中性洗剤を少し入れ、振り洗いしてみましょう。その後は、きれいな水ですすぎます。その後は、しっかりとメガネ拭きで水分を拭き取りましょう。

臭いをかいでみて下さい。殆どの場合はこれで臭いが取れると思います。しかし、この方法でもでも臭いが落ちないという人は、重曹洗いを試して見ましょう。

臭いは、耳あて部分だけではなく、セルフレームであれば、フレーム自体が臭うこともあるかもしれません。ただし、重曹は弱アルカリ性ですので、コーティングのダメージになる場合もあります。

こ重曹を使った洗い方はあくまで、自己責任ですが、どうしても買い換えなければならないほどメガネの臭いが強い場合は、ダメ元で試してみるのもよいかもしれません。
水に重曹を溶かし、一晩付けてみると、不思議と臭いが取れていることもありますよ。

メガネの臭いの消臭はお店が一番

色々な洗い方を試してみてもどうしてもメガネの臭いがとれないとお悩みのあなた。
耳の部分のセル自体に皮脂の臭いが染み込んでしまったものだったり、鼻当てパッドに染み込んだ皮脂が原因だったり、フレームの縁とレンズの隙間の汚れだったり、臭いの取れないことの原因は様々です。なかなか簡単には臭いが取れないこともあるでしょう。

何とか、このメガネの臭いを消臭したいと切に願っているだけでは、臭いは取れません。メガネ店へ出向いて、超音波洗浄機で洗浄してもらいましょう。大抵のメガネ店の店頭には、超音波洗浄機があります。また、それでも臭いが取れないような場合は、分解してクリーニングが必要になることもあるでしょう。お店で行ってくれる場合もあるので、まずは相談してみましょう。

超音波洗浄程度であれば、無料で行ってもらえます。超音波洗浄と同時に、メガネのフィット具合もチェックしてもらい、歪みなどを直してももらうのもよいかもしれません。

メガネの臭いが気になるときには交換してもらおう

耳にかかる部分がセルである場合は、形成する際に、可塑剤などを使用します。長年、メガネを使っているうちに、皮脂や整髪料などと、だんだん溶けてきた可塑剤が混ざり合い、悪臭を発生することも考えられます。メガネの臭いがどうしても気になる、あらゆる消臭を試してみたもののどうにも臭いが消えないという場合は、メガネ店で交換してもらうことも考慮してみてはどうでしょうか。

耳あてにシリコンやゴムのカバーがついているメガネであれば、メガネ店にもよりますが、大抵は無料で交換が可能です。有料であったとしても、1000円程度で交換してくれるはずです。中には、交換できないメガネもありますが、そのような場合は、滑り止めのカバーなどをつけるという方法も良いかもしれません。

フレーム自体が臭う、フレームごと交換したいという人もいるでしょう。もちろん耳あてを交換するよりも少なからず高額になります。どちらにしろ、一度お店に相談してみて下さい

耳あてのセル自体が白く変色したりザラザラしている場合は、洗浄してから、角質になった部分を取って、磨かなければなりません。自分でできないような場合は、メガネ店に出向いて、相談するのが一番です。

メガネの臭いがしてきたら買い替え時期?メガネの寿命

メガネのフレームには、実は寿命があります。壊れた時がメガネ寿命という訳ではありません。もちろん使用する環境にもよりますが、一般的には3年程度と言われています。

メガネを使用しているうちにレンズに傷がついたとか、度が合わなくなったなどの理由でフレームはそのままに、レンズだけ交換する人もいるかも知れませんが、長年使用している場合には、フレームも劣化していることも在るため、フレームも一緒に交換してしまうのが賢明でしょう。

メガネの臭いがしてきたら、もちろんフレームも買い替え時です。しかし、少しでも臭いが染み込まないように、フレームを長持ちさせるためには、レンズを手入れする際、フレームも同時に手入れすることが必要です。

レンズは、乾拭きしてしまうと傷が付きやすいため、軽く水洗いしてから拭く必要があります。汗が蝶番の金具にも付着してしまうこともあります。ですから、フレーム部分も水で洗ったり、時々、メガネ店で超音波洗浄してもらうのがベストです。

メガネを洗う時は、洗い方に注意が必要になります。ちょっと汚れたからと、ティッシュで乾拭きしてはいませんか。ホコリがついたまま、メガネ拭きやティッシュで乾拭きしてしまうとレンズにも傷が付きかねません。水洗いする時は、お湯やぬるま湯は避け、中性洗剤を使用して洗いましょう。石鹸や、ハンドソープなどを使用してはいけません。

加齢臭が気になったら、体臭に気を使う事はもちろん、メガネにもちょっと気を使ってみてください。

メガネは小まめにお手入れする、レンズだけではなくフレームをしっかりと手入れしたり洗ったりしていれば、加齢臭が染み込むことはないはずです。どうしてもメガネから加齢臭が取れない、臭いが消えないという場合は、メガネ店へ相談してみましょう。それでも駄目なら、フレームの買い替え時です。