メガネの調整が必要なときとは?幅が気になるときはココを確認

最終更新日:2018/11/19

メガネの幅がなんだかしっくりこない・・これは調整が必要なのでしょうか?メガネを購入して、定期的にフィッティングをしている人はあまりいないかと思います。少しの違和感でわざわざお店にいくのもなぁとおっくうになってしまう気持ちもわかります。

見えにくい、耳にあたって痛いなどよほどの理由がなければお店に行くことはなく、なんとなく買い替え時期かもと新しいメガネを購入してはいませんか。

定期的にメガネの幅を調整することで、メガネの寿命も長くできます。メガネの幅調整が必要なときとはどんなときなのでしょうか。

眼鏡の調整を行う理由やポイント、自分に合うメガネの選び方を紹介します。自分の顔幅に合ったメガネを選ぶことが大切なんですね。

メガネの幅は定期的に調整が必要

実は、洋服と同じようにメガネにもサイズがあります。購入する時には、もちろん自分にピッタリサイズのメガネを選んで購入したはずです。

しかし耳が痛くなったり、逆にこのあたりが緩んでメガネが下がってきたりなど、除々にかけ心地がしっくりこなくなってくることもあるでしょう。広がってしまったり、ネジが緩んでしまったり、理由は様々です。

そんな時はメガネ店へ出向いて、メガネの調整をしてもらうと、元のようにしっくり馴染んでくれることがあります。

視力が悪い人にとってメガネは毎日使うものです。ですから、メガネは自分にぴったりと合ったものを購入することももちろん大切ですが、購入した後のケアもとても重要になってきます。

メガネを使ってくるうちに、ネジが緩むだけでなく、摩擦などで少しずつ変形することも在るでしょう。

メガネを購入したときに、一緒に保証書がついていると思います。そこにアフターケアについても記載されているものもあるので、一度目を通してみましょう。
定期的な点検や調整を促している記載があれば、それに従いましょう。もし、定期的な点検に行けなくても、合わないと感じた時は、フィッティング調整に行くのが賢明です。

メガネの幅調整をするときのポイント

メガネは使っているうちに、掛け心地が変わることがあります。
それだけフレームというのはデリケートなものなのです。かけているうちにフレームが歪んだり、テンプルの幅が広がったり、鼻当ての位置がずれたりすることもあるでしょう。
そのままかけていると、色々な部分に負荷がかかり、痛くなるだけでなくレンズの位置もずれ、見え方に支障が出てしまいます。しかし、これらの症状は、メガネを調整することで解消されます。調整するときのポイントはいくつかあります。

メガネフレームが顔に対して、正しい位置にあることが理想的

メガネは肌に直接ふれる鼻パッド、顔の横、そして、耳にかかる部分の3つの部分で支えられています。この3つがメガネがフィットするポイントとなるのです。この部分のどれかに重さがかかるというのではなく、均等に正しくかかるようにしなければなりません。

メガネを支えているのは点ではなく、面です。メガネをかけていて何処かが痛くなったり、ずれてしまった場合は、正しい位置にこれらがきていないということになるため、調整してもらう事が必要でしょう。

メガネのレンズが目に対して、正しい位置にありますか。メガネの位置を頭の上から覗き込んで見ましょう。左右でズレが生じていませんか。どちらかに傾いていたり、離れ過ぎたりしてはいませんでしょうか。レンズには、光学中心とう点があり、この光学中心と目の位置が適切でなければ、レンズの性能が存分に発揮されません。

レンズと目の距離、角度、傾きを調整して正しい位置にすることで、目の疲れを防ぐことができます。また、メガネの前枠の位置や傾きがずれていると、見えづらいだけでなく、見た目も悪くなってしまいます。

これらのことを考慮して、幅だけでなく、色々な部分を顔や目に合わせてメガネの調整を行ってもらうことが重要です。メガネの持つ性能を適切に引き出し、美的印象を十分に満足させ、装着したときに快適であってこそ、本当のフィッティング調整と言えるでしょう。

しかし、洋服と同じように、メガネにもサイズがああります。メガネが顔のサイズに合っていなければ、どんなにフィッティングしても調整は不可能です。

メガネの幅調整はお店でしてもらいましょう

使用しているうちに、メガネの幅が広がってしまうことは多々あると思います。
そんな時、金属フレームであれば、工具を使用して調整することができます。しかし、自分で行う場合は、傷がついてしまう可能性も考えられます。

セルフレームの調整

フレームをお湯などにいれて温めて柔らかくして曲げるという方法で広がりを直すことができますが、万が一レンズにお湯がついてしまうとレンズのコーティングがはがれてしまうこともあるのです。また、力加減が難しく、つる部分を曲げすぎてしまうことも考えられます。

メガネの幅が狭くて、こめかみ部分が刺激されるという人もいるでしょう。そのまま使用していると目の疲れを引き起こし、肩こりや頭痛に繋がってしまいます。

金属のフレームであれば手で多少であれば曲げることも可能ですが、力加減や方法によっては傷がついたり、破損しかねません。中には調整出来ないメガネや自分で調整しない方が良い状況も考えられます。できる限り速やかにメガネ店に行って、調整してもらう方が賢明です。

メガネをかけたときにグラグラしたり緩く感じる場合

ネジが緩んでいる可能性もあります。メガネの可動部分である蝶番は、メガネの構造や種類によっては、緩みやすいものもあります。メガネ専用の先の小さなドライバーで締め直して調整してみましょう。

逆に固くなりすぎてしまっている場合もあります。ネジを調整する際には、締めすぎないこともポイントです。慎重に、レンズやフレームを傷つけないように行って下さい。可動がスムーズになり、掛け心地が改善されます。もちろんメガネ店に持っていけば、蝶番の調整も行ってくれるでしょう。

メガネは自分の顔幅に合ったものを選ぶようにしましょう

メガネの掛け心地は、メガネの幅に左右されるところも大きいのではないでしょうか。先程も述べたように、メガネにもサイズがあります。

顔の幅に合わないサイズのメガネをかけると、幅が小さい時は、こめかみが締め付けられて目の疲れや頭痛、肩こりを引き起こしかねません。また幅が広い場合は、ゆるくてメガネが常にずり落ちてしまいます。これらのことは、メガネの幅調整だけではどうにもなりません。どんなにフッティングしたとしても調整は出来ないのです。

ですから、まずはメガネを購入する際には、自分の顔幅にあった適切なメガネを選ぶようにしましょう。

メガネの幅は顔の幅と同じか、少し狭いタイプのものを選ぶとバランス良く見えます。顔の幅より狭すぎるタイプのものを選ぶと、顔が大きく見えてしまうだけでなく、こめかみが締め付けられることもあります。

また、顔を小さく見せようと自分の顔幅より広いタイプのフレームを選ぶ人がいますが、目が寄って見えるだけでなく輪郭のバランスも良くはありません。顔のフィットせず、かけているうちに下がってくることも在るでしょう。

バランスを考えると、縦の幅も気にしたいところです。メガネの縦幅がアゴから眉毛の上までの長さのうち1/3に収まるようなサイズのメガネを選ぶと、バランスが良く見えます。もちろん、幅の広いタイプや細いタイプなど、様々なメガネがありますが、極端にこの幅と違うものを選ぶとアンバランスに見えてしまうでしょう。

失敗しないメガネの選び方

メガネを選ぶ時、あなたはどのようなことに気をつけていますか。どんなメガネが自分に似合うか分からないという人は、多いと思います。もちろん似合うメガネを選ぶことは重要ですが、それと同じくらい掛け心地も大切になります。

メガネの購入後は、毎日そのメガネとお付き合いしていくことになるのですから、気に入ったメガネ、そしてフィット感が良いメガネでなければ、なかなか愛着は湧かないかもしれません。

メガネの掛け心地という点

顔の幅にあっているか、黒目の位置がレンズの真ん中にきているかは、とても大切になります。また、メガネを選ぶ際には、顔の形に合ったメガネを選ぶことも失敗しないメガネ選びのポイントになります。

人によって、顔の形や顔のパーツ、髪型などは違います。一見、顔に合わせてみるとしっくりくるメガネも、トータルバランスで見てみるといまいち似合わないということも考えられます。ですから、顔だけが映る鏡でメガネをかけた姿をチェックした後は、全身が映る鏡で自分をチェックして見て下さい。

人によっては身長も違いますが、ファッションも雰囲気も違います。トータルバランスでメガネがしっくりこなければ、そのメガネは本当にあなたに似合うメガネとは言えません。

寒い季節はコートを着てメガネ店へ出向くこともあるでしょう。メガネ店へ出向いた日が休日だったとしても、仕事中にそのメガネを使いたいのであれば、スーツを着てメガネを選ぶのもよいかもしれません。休日に使いたいのであれば、ラフな格好にもあうかを想定してかけてみましょう。

コートを脱いでメガネをかけたときのバランス、コートを着てメガネをかけた時のバランスはちょっと変わってくるはずです。あらゆる状況を想定して、そのメガネが自分に合うかどうかチェックしてみましょう。きっと、お気に入りの一本が見つかるはずです。