メガネの横幅を自分で調整する場合の道具と注意点と体への影響

最終更新日:2018/11/16

メガネをかけている時に緩くてメガネが落ちてくる、反対に横幅がきつくてこめかみの辺りが痛いと感じることはありますね。

私の場合は横幅が広がってメガネが落ちやすいということが多いのですが、少し広がってしまったくらいなら自分でも簡単に調整することが出来ます。
こんな道具が一つあれば便利です。

反対にメガネを買ったばかりの時などは、横幅がきついと感じることもあります。
この場合も自分で調節出来たらいいなと思いますね。
出来なくはないのですが注意点があります。

目は大切な体の一部分であるのはもちろん、メガネの役割や体に与える影響はとても大きい物なのです。

ここでの注意点をしっかり確認して、メガネは正しく使ってくださいね。

メガネの横幅がゆるくなった場合は、ネジを締めて調整してみよう

メガネの横幅がゆるくなったなと思っても、ついついそのままにしていませんか?
そんな場合は、まずネジを締めて調整してみましょう。

それに必要なものは、メガネ用ドライバーか精密ドライバーです。
精密ドライバーは、ホームセンターや100円ショップでも売られていますので、手軽に手に入れる事が出来ます。
ネジを締める時の注意点ですが、強く締めすぎるとネジ山が潰れてしまったり、フレームをたたむことが出来なくなってしまいます。
そうならないように、適度な力で締めるようにしましょう。

また、出先などで精密ドライバーが手元にない時は、応急処置としてカッターの刃の背の部分や、ハサミの刃などでも代用は可能ですが、どちらも刃物ですのでくれぐれもケガやメガネに傷をつけないように注意をして扱うようにしましょう。

ネジを締める以外にも、メガネのツルにつけるシリコンストッパーなどもありますので、メガネがずれやすくてお困りの方は、そちらも試してみてください。

メガネの横幅がきつい場合の調整の仕方について

メガネの横幅がゆるいのではなく、横幅がきつい場合の調整の仕方についてご紹介します。

メガネのツルがこめかみ当たって痛いと感じる時

まずネジを軽くゆるめて調節してみましょう。
ただし、緩めすぎるとネジが外れてしまいますので、あくまでも軽くゆるめる程度にしましょう。

また、メガネによってはフレームを曲げることが可能で、自分の手で調整できるものもあります。
しかし、力加減が上手くいかないと、曲がったままになってしまったり、下手をすると折れてしまう可能性もあります。
そんなデリケートなフレームですから、曲げることを想定して作られていないものはさらにその危険度が増します。
ですので、自分で曲げてなんとかしようとはせず、メガネ店に持っていって幅を調整してもらうようにしましょう。

メガネは合っている?調整が必要かどうかチェックしてみよう

メガネが自分にきちんと合っているかは、ただ掛け心地の良さを判断するだけでは不足です。
鏡で見たり、メガネを観察して調整が必要かどうかチェックしてみましょう。

  1. メガネを掛けた状態で真っ直ぐに鏡を見ます。その時に、顔に対してメガネが曲がっていませんか?
  2. 掛けた状態で頭を色々な角度に振ってみて、それほど激しく動かしていないのにメガネがズレたりしませんか?
  3. メガネをはずして上から見た時に、レンズが真っ直ぐ前を向いていますか?
  4. メガネをテーブルなどの台の上に置いた時、ツルが傾いていたり、片方が浮き上がっていませんか?

これらの項目をチェックして、ひとつでも当てはまるものがあれば、自分にフィットしていなかったり、フレームが歪んでいますので、メガネ店で調整をしてもらいましょう。
歪んだフレームのままですと、見え方も変わってきて、眼精疲労に繋がってしまいますので、早めの対処をしましょう。

メガネの横幅がきついからと言ってメガネが下がらないワケではない

メガネの横幅がきついからと言ってメガネが下がらないワケではありません。顔には脂がありますので、少しずつ滑って前に押し出されることもあります。
それに、横幅の合わないメガネを掛け続けますと、こめかみに跡が残ったり、頭痛の原因にもなりますので、早めの対処をするようにしましょう。

メガネは数年使い続けていると、どうしてもフレームに歪みが出たりしてしまいます。
それは正しく使い続けていてもどうしても出るメガネの症状です。
また、自分ではそれほど気にしていなくても、メガネ店に行って調整をしてもらったら、劇的に掛け心地が良くなったなんてこともありますので、メガネを購入したら、2~3年に一度はメガネを見てもらうようにしましょう。
その時に、横幅や鼻当てなどで気になることがあれば、店員さんに相談してその悩みを解決してもらいましょう。

メガネが合っていないと肩こり、めまい、疲れの原因に

「なんだか見えづらいけど、まあ良いか」なんて軽く考えていませんか?メガネが合っていないと肩こり、めまい、疲れの原因になってしまいます。

目が悪い人は、物がよく見えない時に目をしかめることがありますよね。
メガネの度数が合っていないと、目をしかめる回数が増え、それによって眼精疲労が起きる可能性があります。

また、他にも眼精疲労は体の不調が表れます。
ちょっと疲れた時にめまいがする場合、疲れからだけではなく、メガネが合わないことによる弊害の可能性もあります。

忙しかったり、面倒だと思っていても、健康を損ねる前にメガネ店に行ってメガネの健康診断もしてもらうようにしましょう。

仮にメガネには問題がなくても、長時間パソコンを見たり、メガネを掛け続けることでも目や顔の筋肉は疲れてしまうこともあります。
時々目を休めたり、メガネをはずしてマッサージなどをしてみましょう。