メガネのツルにシリコン製の部品を装着すると、メガネがズレることを防いでくれるのでしょうか?
100均などでも売られているパーツによって、メガネへのイライラが解消されるのなら、ラッキーですよね?
ですが、メガネが合わないのは、どこか一箇所がダメだからというわけではないのです。
メガネのツルにシリコンパーツを装着して、問題が解消するなら、結果オーライですが、根本的な解決には至らないのかも…。
メガネのツルなどに、装着するシリコン製の部品をご紹介します。
それと同時に、メガネのどんなところに不具合があるのかを探し当てて見ましょう。
メガネのツルにシリコンリングをはめるとメガネがずれない
「仕事の作業などで下を向いた時にメガネがずり落ちてします」そういった困りごとはありませんか?
メガネを真っ直ぐかけていてずり落ちてしまうのでしたら、鼻当てを調整する必要がありますが、下を向いた時に落ちてしまうのは、いくら鼻当てを工夫してもどうしようもありません。
そんな時に試していただきたいのは、メガネのツルに付けるシリコンリングです。
見た目は小さなドーナツのような形なのですが、コレをメガネのツルに付け、リングが耳の後ろに引っ掛かるようにすると、下を向いた時でもメガネがずり落ちる心配がなくなります。
購入の際はホームセンターなどでも取り寄せは可能ですが、ネットで購入したほうが手軽で早く手に入れる事が出来ます。
交換の目安は3ヶ月ほどで消耗品ではありますが、それほど高価ではありませんので、手頃な値段でメガネのずり落ちを改善することが出来ます。
メガネのズレを解消したいのなら、シリコン製のメガネストッパーがおすすめ
メガネのズレを解消したいのなら、シリコン製のメガネストッパーがおすすめです。
そのアイテムは100円ショップでも購入することが出来ます。
値段は1セットで100円ですから、先ほどのシリコンリングと同じくらいの値段です。
使い方は、シリコンリングと同様にメガネのツルにメガネストッパー装着し、耳の裏にストッパーが引っ掛かるようにします。
こちらもシリコンですから、耳に当たる感触がソフトなので耳が痛くなる心配がありません。
消耗品ではありますが、100円で3ヶ月ほど保ちますので安価でメガネの使い心地を良くすることが出来ます。
見た目は耳のカーブに沿った小さなヒレがツルに装着される感じです。
リングより目立ちませんが、形がヒレの様になっているため、耳の裏を掻いた時や、髪の長い人は引っ掛かることがあるかも知れません。
メガネの先セルにシリコンを装着する
メガネの先セルにシリコンを装着するという方法もあります。
ちなみに「先セル」とは、ツルの先の耳の後ろにかかる、曲がっている部分のことです。
別名「モダン」とも呼ばれます。
その先セルにシリコンカバーを付けてみるのはいかがでしょうか。
使い方は、靴下のようにシリコンカバーを先セルに付けるだけです。
他のずり落ち防止のアイテムよりも目立つことなく装着することが出来るのが嬉しいところです。
ただし、シリコンカバーと先セルのサイズが合わないと、入らなかったり、ガバガバになってしまうため、自分のメガネのツルのサイズに合わせたシリコンカバーを買うようにしましょう。
メガネのずり落ち防止以外にも、先セルのカーブが耳に当たって痛いという人もこちらのシリコンカバーを装着しますと、その痛みが和らぎます。
メガネのツルの先端をシリコン製に替えたいのなら
「メガネにシリコンカバーなどのアイテムをプラスするのも良いけど、元々先セル(モダン)についているカバーを取り替えたい」などとお考えのかたはいらっしゃいますでしょうか?
メガネのツルの先端をシリコン製に替えたいのなら、自分で出来る方法も無くはありません。
やり方としては、以下のような流れになります。
- 先セルをドライヤーなどの熱で温める。
- 熱で温まって柔らかくなった先セルのカーブを真っ直ぐに伸ばす。
- 最初に付けられている先セルのカバーを外す。
- カバーが付いていた周辺をよく拭いて綺麗にする。
- 新しい先セル用のシリコンパーツを付ける。
- 再び先セルを温めて柔らかくする。
- 自分の耳に合うようにゆっくりと先セルを曲げる。
これで自分でも先セルのパーツを取り替えることが出来ます。
しかし、伸ばしたり曲げたりする際に、力をかけすぎるとツルが折れてしまう事もありますし、カーブの調整が上手くいかないと、自分の耳に合わないなんて事にもなってしまいます。
特に古い眼鏡はそういった事態に陥りやすいです。
ですので、余程の事情がない限りは、メガネ店に行ってパーツ交換をお願いするようにしましょう。
少しの費用や手間を惜しんだせいで、数万円するメガネを台無しにしてしまうよりは、プロにお任せした方が良いです。
メガネのツルがこめかみに当たるのなら、眼鏡店で再度フィッティングを
「最近メガネをかけるとこめかみにツルが当たって気になる」、「メガネを外すとツルの跡がこめかみにくっきり付いている」などのようにメガネのツルがこめかみに当たるのなら、眼鏡店で再度フィッティングをお願いしましょう。
メガネは数年使っているとフレームが歪んでしまうことがあります。
また、ご自身も体重増加などで以前よりメガネのサイズが合わなくなってしまうということも考えられます。
そういった時に自分でフレームをなんとかしようとする人もいるかも知れませんが、フレームが曲がったり折れたりしてしまう可能性が考えられますので、メガネ屋さんに行ってフィッティングし直してもらうと良いでしょう。
特にレンズに問題がなければ、フレームの調整だけになりますので、安い値段で直す事が出来たり、場合によっては無料で直してもらえる事もあります。
メガネにイライラする毎日から開放されよう
仕事中に下を頻繁に向く人や、メガネの鼻当てなどのサイズ調整が上手く行かなかった人は、メガネがずり落ちやすかったり、メガネが食い込んで痛い思いをすることもあるでしょう。
そういったメガネのトラブルを改善してメガネにイライラする毎日から開放されましょう。
それの一番の早道はメガネ屋さんに行くことですが、そのメガネ屋さんの店員がトラブル対応に慣れていなかったり、経験が未熟だったりすると、何度調整してもらっても、問題が解決しないかも知れません。
もしかしたら、100円ショップのグッズで解消できる可能性もありますし、ちょっとした工夫で解決することもあります。
そのために先セルや鼻当てにシリコンパーツを付けたり、普段からレンズやフレームを大切にするようにして、フレームの歪みやレンズの傷によって見えづらさが出ないようにしましょう。