数年使ったメガネは色々なところに不具合が出てきます。
鼻当ての部分もぶつかったり、普通に使っているだけでも広がってしまったりしてしまいます。
鼻当ての部分があわなくなるとメガネがすぐに下がってきて見えづらいですし、鼻当てが当たる部分が痛くなったりしますね。
鼻当ての部分は自分でも直すことは出来ます。
ここでは直し方やコツ、直す際に気を付けたいことをご紹介します。
無理な直し方をしますと、折れたりする可能性がありますので無理のない範囲で直すか、心配な場合はメガネ店で修理することをオススメします。
また自分では修理出来ない場合もありますのでご確認ください。
メガネの鼻当て部分が合わない場合の直し方について
ぶつかった拍子にメガネの鼻当て部分が、ずれてしまったなんて経験ありませんか。何にぶつかったのか覚えていないとしても、長いこと使っているうちに鼻あての部分が合わなくなって、メガネをかけているうちにだんだん下がってくるなんて毎日を過ごしているあなた。
メガネの鼻当てを調整してみませんか。ずり落ちが軽減して、ずいぶんと見やすくなるはずです。鼻当てがぴったりフィットすると、当たる部分の傷みもなくなりますよ。
そんなメガネの鼻当てですが、合わなくなってきた場合は、自分で直すことができるのです。
ずり落ちの原因は、鼻当ての間の開きです。この部分が鼻筋より開きすぎていると、メガネがずり落ちてしまいます。鼻当てを内側に起こしてあげることで、ぴったり鼻にフィットしてずり落ちが改善されるでしょう。
直し方です。用意するものは、先が細いペンチです。できればゴムで覆ってあるタイプを使いましょう。専用のものが自宅にある場合は、それを使用するのがベストです。
鼻パッドを支えている金属部分の根元をペンチでつまみ、内側に起こすように調整しましょう。
また、メガネの高さが合わない場合は、ペンチを使って上下の位置を調整してみましょう。低いと感じる時は鼻パットの位置を低く、高いと感じる時は鼻パット位置を高くすると丁度良くなります。
あくまでも丁寧に行って下さい。だだし、この金属部分が劣化していたり、素材によっては折れることも考えられます。行う場合は、自己責任で行ってください。
一番良い方法は、メガネ店へ持ち込むことです。大抵は無料で行ってくれます。自分で直して、メガネを破損させてしまってもは後の祭りです。無料なら、メガネ店で行ってもらうほうが賢明でしょう。
メガネの鼻当てを自分で直す時の直し方はゆっくり曲げるのがコツ
万が一、メガネ店に行く時間もない、今すぐ直したい、先の細いペンチは持っているとなれば、自己責任の範囲ですが、自分で直すという方法もあります。
直し方です。まずは、メガネの鼻当て部分が浸かる深さのコップを用意しましょう。コップに40度程度のお湯を入れます。お湯でメガネを温めると、金属フレームの場合、加工しやすくなります。
メガネは60度以上にさらされると、フレームが変形したりレンズの度数が変化したりすることも在るので、あくまで40度程度のお湯を使ってください。1分程度、漬けましょう。
メガネの鼻当てをお湯につけて柔らかくしたら、次はゆっくりと圧力をかけるように力を加え、鼻当て部分を起こし上げていきます。急に力を入れると金属部分が折れてしまうので注意が必要です。
内側に向かってゆっくりと曲げていきましょう。手を使って曲げても良いですが、先の細いペンチなどがあれば、それを使ってもかまいません。ペンチを使う場合は金属やレンズに傷がつかないよう注意してください。
中心に向かって、両方の鼻当てを挟むようにして、丁度よい角度まで曲げましょう。あまりにも曲げすぎると、逆に鼻が痛くなってしまいます。
メガネの鼻当ての部分を失くしてしまった時の直し方。通販でも手に入れることが出来る
朝、メガネをかけたら、鼻当てがなくなっていたなんてこと、めったにないかもしれませんが、実は私は経験あります。メガネを拭いているうちに、もしくは何かの拍子に、鼻当てがポロッととれてしまったなんて人もいるかもしれません。
鼻当てや鼻当てについているネジは、小さいので転がっていったら何処に行ったか分からなくなってしまいます。片方の鼻パッドはついていたとしても、このままでは出掛けるわけには行きません。一本しかメガネがない場合、そのメガネを使わないと、何も見えないなんて状況になってしまいます。
手っ取り早く直すには、まずは、メガネ店へ壊れたメガネを持ってきましょう。状況や店舗にもよりますが、無料で鼻当てを直してくれる場合があります。無料じゃないとしても、それほどお金はかからないはずです。
しかし、できれば、もっと安く直したい、そんな直し方があるのであれば知りたいと思っている人もいるかも知れません。鼻パッドの調子が、もともと良くなかったなんて人は、これを機に、ハードタイプからシリコンタイプに交換したいなどと考える人もいるかも知れません。
通販でも、鼻パッドは購入できます。もし、黄ばみなどが気になって時々交換したいと考えているのであれば、数個単位でセットになった物もあるので、それを購入しても良いかもしれません。
中には、今後のことを考えて、修理キットなるものの購入を考えている人もいるでしょう。キットの中には、10個程度の鼻パッドだけでなくネジ、つる用のネジやドライバーもナットなども入っています。このキッドさえ購入すれば、自宅でいつでも修理が可能になります。
メガネの鼻当ての部分が外れた場合と折れた場合の直し方
メガネの鼻当て部分が壊れてしまって、どうしたらよいのかと狼狽しているあなた。実は、鼻当て部分が外れた場合と、折れた場合では直し方が違います。
ネジが取れて、鼻当てが外れてしまっただけであれば、メガネ店へ持っていけば簡単に付け直してくれます。数分ですぐに直るはずです。
しかし、折れてしまった場合はそうは行きません。根元から折れてしまった場合は、メガネ店でもすぐには直せず。修理になってしまいます。
ハンダなどでは強度は足りず、折れた部分をロー付修理しなければなりません。最近のメガネ店では行われている店も少なくなってきました。またロー付修理ができるショップだったとしても、ロー付が難しい素材であったり、カラーメッキの場合は、ロー付修理ができない場合もあります。メガネフレームがセルフレームであった場合、その場で修理が不可能である場合もあるのです。
修理には、ある程度、納期も金額もかかります。3週間程度、5000円から6000円程度を見込んで置いた方が無難です。
しかし、時間がない、今すぐメガネがないと生活できないという人は、レンズをそのままに、フレームだけ買い換えるという方法もあります。
メガネ店でのメガネの修理について
メガネ店で鼻当てを直す場合、簡単な場合は無料で直せることもありますが、接着部分が取れてしまった場合は、修理代がかかります。ロー付のみでしたら3000円強、しかしフレームがカラーメッキの場合、7000円以上かかる場合も考えられます。納期も、ロー付のみは1週間から2週間程度で在るのに対し、修理が難しい場合は、1ヶ月程度かかる場合もあります。この修理代や納期は、メガネ店によって異なるため、確認すると良いでしょう。
また、使用していたメガネに保証がある場合、保証期間内であれば、状況にもよりますが、無償で修理可能な場合があります。無償でなくとも、半額で保証してくれるなど保証内容は様々ですので、購入店舗で確認すると良いでしょう。メガネ店がチェーン店である場合、チェーン店内であれば、どこでも同じ保証が受けられる場合もあります。
大抵のネジや鼻当てはメガネ店に持っていけば、無料で交換が可能です。使用していくうちに緑青が出たり、ネジが緩んできたりすることは誰にでもあるとおもいます。まずはメガネ店へ持っていって相談してみましょう。
もちろんメガネ店やメガネの種類や形状によっては、修理代が発生することもあるかもしれません。どちらにしろ、自分で直し方を理解してうまく修理しようとしても、メガネ自体を破損させてしまっては元も子もないのです。
よほどの事情がないかぎり、まずはメガネ店へ持っていき、修理依頼をすることが無難でしょう。