メガネの耳当ての部分が臭いのは加齢臭かも。臭いを落とす方法

最終更新日:2018/11/11

メガネをかけた瞬間、どこからともなく漂ってくる臭い。もしたしたら加齢臭では。

加齢臭は耳の後ろからするという話もよく聞きますが、メガネの耳当ての部分が臭っているのはなんとなく物悲しいですね。
ですがそんなことは言っていられません。この気になる臭いを何とかしましょう。

まずは家庭の万能薬、重曹を使った方法をご紹介します。
もっと簡単な方法が知りたい、重曹では落ちないという臭いにはキッチンにあるこんな物が力を発揮します。

私の経験では、フキンの臭いが気になる場合によく使いますが嫌な生乾きの臭いがスッキリと落ちます。是非お試しください。

またメガネの素材によっても、臭いの有無が関係するようです。素材から見直してみるのも一つの手ですね。

最後に臭いを抑える方法も予防策としてご一考ください。

メガネをかけたら臭い?原因は耳当てだった時の対処法

「メガネをかけたら臭い?」そんな経験はありませんか?
お風呂から上がったばかりなのにおかしいと思って、メガネのニオイを嗅いでみたら、原因は耳当てだった時の対処法には、こんなものがあります。

それは「重曹を溶かした水に漬ける」です。
使う量の目安としては、洗面器1杯に重曹を大さじ3~4杯くらいです。
子供用の小さな洗面器に入れる場合は、その水の量に合わせて重曹を減らしてください。
しっかり重曹を溶かさないと重曹の粒がメガネのレンズを傷つけてしまう可能性がありますのでご注意ください。
重曹液に付けておく時間ですが、3時間から1晩ほどが目安です。

重曹にはニオイを吸着する効果がありますので、長い時間つけておけば、恐らくニオイも取れるはずです。
ただし、レンズにコーティングなど、特殊な加工が施されているメガネは、コーティングが剥がれる恐れがありますので、行う場合は自己責任でお願いします。
また、耳当てのカバーを使用している方は、メガネではなくカバーの方を漬け込んでください。

メガネの耳当てが重曹を使っても臭いなら洗剤を使ってみては

メガネの耳当てが重曹を使っても臭いなら洗剤を使ってみてはいかがでしょうか。

すでにご使用の方もいらっしゃるかも知れませんが、洗剤のなかでもメガネ専用の洗剤があります。
主な用途としては、レンズとフレームの汚れを取るためのものですが、フレームについたニオイの主な原因は皮脂汚れですので、それを洗剤によって落とすことで、ニオイも一緒に取ることが出来ます。

通常は、サッと水洗いしたメガネにメガネ専用の洗剤をかけて再び水で洗い流しますが、ここではあえて漬け置きします。
洗面器などの器の中にすすいだメガネを入れ、そこにメガネ専用の洗剤をかけます。
そして3時間以上置いて、再びすすげば、汚れと一緒にニオイも落ちているはずです。

他にも、台所用の中性洗剤で落とすという方法もあります。
やり方は、水ですすぎ終えたメガネに台所用の中性洗剤を垂らし、全体に塗り拡げたら、洗面器などに入れた水に入れて、中でシャバシャバとすすぎます。
そして、そのままメガネを洗面器の中に漬けて一晩置きます。
一晩経ったら、水道水でよくすすいで、ティッシュやメガネ拭きで拭いたら完了です。

メガネの耳当てを洗っても臭い場合は交換する方法

メガネの耳当てを洗っても臭い場合は交換する方法があります。

メガネのフレームに使われている素材は、長年使っていると、見た目には綺麗でも経年劣化によって、染み込んだ臭いが取れなかったり、肌の脂と合わさることで変な臭いに変わってしまうことがあります。
そういった臭いはさまざまな臭いを取る方法を試しても取れない場合があります。

そんな時は、そのメガネを買ったメガネ店に行って、耳あての交換を依頼してみましょう。
素材やメガネの作りによっては、その日にすぐ交換してもらえることもあります。
基本的には耳あての交換は有料ですが、保証期間内など、メガネ店のサービスにより無料の場合もあります。

もし、最近見えづらいなど視力が変わっているのであれば、思い切ってメガネを買い換えるというのも一つの手です。

メガネの耳当ての臭いが気になるのはメガネの素材のせいかも

メガネの耳当ての臭いが気になるのはメガネの素材のせいかも知れません。

メガネのフレームに使われる素材には、チタンなどの金属やアセテート、セルロイドなどがあります。
中でもセルロイドは、人間の脂や整髪剤の臭いを吸着していなくても、それ自体が臭いを発してしまうことがあります。
ですので、現在はあまり使われることの少なくなったフレームですが、もしご自身のメガネがセルロイドで、臭いが気になるようであれば、臭いが出ることの少ないチタンやアセテートのメガネに変えてみてはいかがでしょうか。

とはいえ、買い替えた後も、自分の汗や脂でメガネには汚れや臭いがつきますので、メガネのお手入れは欠かさず行うようにしてください。

耳の裏の臭いを何とかしたたいなら、殺菌効果のあるクリームを使ってみては

耳の裏の臭いを何とかしたたいなら、殺菌効果のあるクリームを使ってみてはいかがでしょうか。

ニオイの対策として、デオドラントクリームがあります。
使い方は、お風呂上がりや朝お出かけ前にニオイが気になる部分に塗り込むだけです。
香りに重点を置いて作られているものもありますが、特に殺菌効果のあるものの方がニオイの元となる雑菌の繁殖を防ぎながら良い香りにしてくれますので、そちらの方がおすすめです。

塗る箇所は耳の裏だけではなく、脇や足などにも塗ると、加齢臭対策になります。
ただし、塗っているからニオイ対策はOKというわけではありません。
クリームを塗りっぱなしにしていても効果が薄れたり、時間が経ちすぎたクリームは汚れを集めてしまって、さらなるニオイの元になる恐れがあります。
きちんと全身をしっかり洗って、清潔な状態を維持して、そこにデオドラントクリームの効果をプラスするようにしましょう。