サングラスをかける理由には、ファッションであったり、眩しさを抑える効果を求めてかけるという人が多いと思いますが、それ以外にも、日焼けを防止する効果も期待できるということはご存知でしたか?
ただし、その効果を得るにはきちんとしたサングラス選びが必要です。
また、サングラスの効果には寿命もあります。
しかも正しい扱い方をしないと、寿命が格段に短くなってしまいますので、その正しい扱い方についてもご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
サングラスをかけることで得られる日焼け防止効果とは
外出時の強い日差しを対策する際のグッズのひとつである「サングラス」。
そんなサングラスは基本的には眩しさを回避するためモノですが、サングラスの中には、紫外線をシャットアウトする効果のあるモノがあるのをご存知でしょうか。
紫外線を遮断できるということは「日焼け対策」ができるということです。
紫外線が人体に与える悪影響
すぐに影響が表れるものとしては「日焼け」、後から影響が表れるものとしては「シミ」や「シワ」、「皮膚癌」などがあります。
そんな人体に悪影響を与える紫外線ですが、実は、紫外線は「目」でも様々なトラブルを引き起こす原因となっているのを知っていますか?
サングラスの中には日焼け防止効果の無いものもあるので要注意
このように人体への影響を考えると必須でもあるサングラスですが、サングラスの中には紫外線をカットする効果の無いものもあるため注意しなければいけません。
むしろサングラスを着用していない時と比較すると、より一層多くの紫外線を取り込んでいる可能性があるとも言えます。
「目」は暗い環境になる(サングラスをかける)と、瞳孔を精一杯開いて「視界を広げよう!見えるようにしよう!」と努めます。
つまり、紫外線カットの効果がないサングラスをかけるということは、視界は暗くして瞳孔は目一杯開かせているのに、紫外線は存分に取り入れているということなのです。
日焼け防止でかけているつもりでも実際のところは、計りきれない悪影響を目に与えていると言っても過言ではないのかもしれません。
サングラスの日焼け防止効果には寿命がある
一方でしっかりと日焼け防止加工が施されたサングラスでも、その効果には「寿命」があります。
サングラスのUV加工寿命の目安は「5年前後」
ただこの寿命はサングラスの使い方や保管方法によっても異なってきます。
普段はあまり使っていなくても直射日光があたる場所(車内等)に置きっぱなしにしていれば寿命は5年よりも短くなりますし、逆に、使う頻度も控えめで保管も日陰でケースに入れてしっかりと保管していれば寿命は5年よりも長くなるでしょう。
専門の機械がある店舗であれば寿命を調べてもらうことができますので、5年近く使っている場合には一度持ち込んでみると良いかもしれません。
また、場合によってはお金が掛かってくる可能性もありますので、併せて事前に一度確認しておくことをオススメします。
サングラスの寿命を縮めないためにも、正しい扱い方をしよう
日焼け防止効果のあるサングラスの寿命を縮めないようにするためには、サングラスの「扱い方」が非常に重要なポイントとなります。
では実際にはどのような扱い方をするべきなのか?確認してみましょう。
注意点は主に2つ。
「熱に弱い」特徴あり
サングラスのフレーム等はプラスチックで出来ているため、一定の温度以上の熱が加わると変形してしまいます。
そのため、夏場の暑くなる車内やキッチン周りなど、温度が高くなる場所には絶対に置かないようにしましょう。
基本的には水で優しく行うようにしましょう。
「水や汚れは残さない」こと
普段使っている際に付着する汚れやお手入れ後の水がサングラスについたままだと、サングラスの劣化に繋がってしまう場合があります。
お手入れは定期的に行うようにし、また、お手入れ後の拭き残りには十分に注意が必要です。
サングラスには紫外線カット以外にも、光の反射を抑えてくれるものも
今回は紫外線を遮断する効果のあるサングラスについてご紹介してきましたが、サングラスには他にも様々な効果があるものがあります。
そこでここでは最後に偏光サングラスについてご紹介したいと思います。
偏光サングラスとは?
偏光サングラスとは、視界にとって不快となる光(主に太陽光からの反射光)を遮る加工が施されたサングラスのことで、一般的なサングラスとは違って、レンズとレンズの間には余計な光を遮るための特殊なレンズが挟まっています。
偏光サングラスの効果
偏光サングラスは前述した通り余計な光をカットして視界を良好にする効果があります。例えば、車を運転している時に太陽光が反射してフロントガラスが所々曇って見えるような場合には、偏光サングラスを着用することでそうした曇りを抑えた視界を確保することができるのです。
日々の生活を送っている中で、反射する光で見えづらいなぁと感じたことがある場合には、一度偏光サングラスを試してみると悩んでいた問題が解決されるかもしれませんね。